【就活最新】富士通の企業研究・倍率・ES通過例・面接対策完全攻略




はじめに ── 「大手SIerの1つ」と思って受けると、最初から的外れになる

富士通を「日立やNECと並ぶ大手SIer」として受けている就活生は、選考の本質を外しています。

<cite index="28-1">富士通は過去6年間の構造改革を経て、調整後営業利益率を2020年度の6.6%から2025年度には11.2%へ大幅に向上させた。</cite>かつての「システムを受託開発する大手IT企業」から、<cite index="30-1">2026年度からの新中長期経営計画では「Technology-drivenの価値創造」を掲げ、AIエージェントやコンサルティングを軸とした事業モデルへの転換を加速させる</cite>という、まったく異なる会社に生まれ変わりつつあります。

この変革のキーワードが**「Fujitsu Uvance(ユーバンス)」**です。<cite index="33-1">Fujitsu Uvanceの売上は7,093億円で前年から47%伸長し、中計最終年度目標をほぼ達成した。</cite>「SIerからグローバルDXカンパニーへ」という変革のど真ん中にいる今の富士通を正確に理解できる就活生は、面接で際立った評価を受けます。

さらに採用制度も大きく変わりました。<cite index="24-1">応募時に職種を定めないOPENコースを廃止し、「職種確約コース」と「JOBマッチングコース」のみで募集が行われている。</cite>「とりあえず富士通に入りたい」という曖昧な動機では、最初の選考段階で弾かれます。


1. 企業概要と今年の採用トレンド

1-1. 富士通の本質:「SIerからグローバルDXカンパニーへの変革」

富士通は1935年創業の日本最大級のIT企業です。しかし今の富士通は「システム受託開発」を中心としたSIerではなく、<cite index="29-1">社会課題、業種・業務課題を起点とする事業モデルへと成長しつつある</cite>グローバルDXカンパニーへの転換を完遂しつつあります。

富士通を理解する3つのキーワード

キーワード 内容 面接での使い方 Fujitsu Uvance(ユーバンス) <cite index="29-1">クロスインダストリー型オファリング。Sustainable Manufacturing、Consumer Experience、Healthy Living、Trusted Societyの4領域と3つのテクノロジー基盤で構成</cite> 「なぜ富士通か」の核心軸。社会課題解決との接続に使う 「Technology-driven の価値創造」 <cite index="30-1">2026年度からの新中長期ビジョン。AIエージェント・量子コンピュータ・ソブリンクラウドを軸に</cite> 次世代技術への挑戦を語る軸 職種確約コース・JOBマッチングコース <cite index="24-1">OPENコース廃止後の2本立て採用。内定時に配属先・職種を約束</cite> コース選択と志望動機の接続に使う

1-2. 業績ハイライト(就活生が必ず押さえる数字)

2025年度(2026年3月期)実績

<cite index="31-1">2026年3月期の実績:売上高3兆5,030億円(前年比▲1.3%)、営業利益3,483億円(前年比+31.4%)、当期純利益4,494億円(前年比+104.5%)、自己資本比率59%(前年比+13.8pt)。</cite>

指標 数値 特記事項 売上高 3兆5,030億円 前年比▲1.3%(減収だが採算性改善) 営業利益 3,483億円 前年比+31.4%(大幅増益) 当期純利益 4,494億円 前年比+104.5%(過去最高水準) 自己資本比率 59% 財務健全性が大幅改善 サービスソリューション調整後営業利益率 15.4% 中計目標15%を達成

Fujitsu Uvanceの成長

<cite index="33-1">Fujitsu Uvanceの売上は7,093億円で前年から47%伸長した。</cite><cite index="32-1">富士通のFujitsu UvanceとNECのBluStellarはともに中期経営計画の目標を達成した。</cite>

📌 面接での活用ポイント:「富士通は売上減収なのに営業利益+31%・純利益+104%というのはなぜか?」を語れるか。答えは「ノンコア事業(ハードウェア・デバイス等)を切り出し、サービスソリューション事業に集中することで採算性が大幅に改善したため。人月ビジネスから価値・成果ベースへのシフトが収益性を高めた」です。

1-3. 「Fujitsu Uvance」とは何か(選考の核心)

<cite index="29-1">Fujitsu Uvanceはクロスインダストリー型オファリング。社会課題を解決するための4領域(Sustainable Manufacturing、Consumer Experience、Healthy Living、Trusted Society)と3つのテクノロジー基盤(Computing、Network、AI、Data & Security、Converging Technologies)で構成されている。</cite>

Fujitsu Uvanceの4つの社会課題解決領域
──────────────────────────────
① Sustainable Manufacturing(持続可能な製造)
 → サプライチェーン最適化、環境負荷低減、製造DX

② Consumer Experience(消費者体験)
 → リテール・金融・流通のDX、顧客体験の革新

③ Healthy Living(健康的な生活)
 → 医療DX、ヘルスケアシステムの最適化

④ Trusted Society(信頼できる社会)
 → サイバーセキュリティ、ガバナンス、公共DX

+ 3つのテクノロジー基盤
 → Computing(量子コンピュータ含む)
 → AI、Data & Security
 → Converging Technologies
──────────────────────────────

📌 面接で最も差がつくポイント:「Fujitsu UvanceのどのVertical領域で何をしたいのか」を語れる就活生が内定を取ります。「富士通でDXに携わりたい」という抽象的な動機ではなく、「Sustainable ManufacturingでサプライチェーンのAI最適化に取り組みたい」「Healthy Livingで医療データ基盤の整備に携わりたい」という解像度が必要です。

1-4. 新中長期ビジョン(2026年度以降)

<cite index="30-1">2026年度からは2035年度までの10年間をとらえた経営ビジョンを定め、「Technology-drivenの価値創造」を掲げる。AIエージェントやコンサルティングを軸とした事業モデルへの転換を加速。技術面では、2027年リリースのCPU「MONAKA」や量子コンピューティング、ソブリンクラウド等の最先端基盤を強化する。</cite>

<cite index="33-1">提供するすべてのソリューションはAIが駆動するものへと進化し、それに向けて富士通自身も変革していくと方向性を示している。</cite>

就活生が注目すべき新技術

  • CPU「MONAKA」(2027年リリース予定):富士通独自の次世代高性能プロセッサ

  • 量子コンピューティング:富士通の量子シミュレータは世界トップクラスの性能

  • ソブリンクラウド:データ主権を重視した国・地域固有のクラウド基盤

1-5. 競合IT企業との比較(「なぜ富士通か」を語るために)

比較軸 富士通 NEC 日立製作所 アクセンチュア 主力戦略 Fujitsu Uvance(社会課題×DX) BluStellar Lumada DX実装・戦略 強み 量子コンピュータ・AI・グローバルDX 公共×社会インフラ 製造×インフラDX 戦略提言〜実装 規模 売上3.5兆円 約3.5兆円 約10兆円 — 採用の特徴 職種確約・JOBマッチング 職種別採用 職種別採用 コース別採用 海外展開 グローバル50カ国以上 アジア中心 グローバル 全世界

「なぜ富士通か」の理想的な答え方: 「NECのBluStellarや日立のLumadaも魅力的ですが、富士通のFujitsu Uvanceは社会課題解決という軸で4領域に整理されており、テクノロジー(量子コンピュータ・AI)と業種ソリューションの両方を一社で担える規模と技術力が最大の強みです。さらに2026年度からの新中長期ビジョンで『AIエージェント』を核心に据えた事業転換を進めており、まさにAI時代の最前線で仕事ができる環境があります」という形で、Uvanceの社会課題解決軸×量子・AI等の先端技術×グローバルDX展開を軸に語ることが最も評価されます。

1-6. コース別採用の全体像(超重要:OPENコース廃止済み)

<cite index="25-1">富士通の採用コースは以下のとおり。</cite>

コース 内容 特徴 JOBマッチングコース 募集求人とのマッチングを希望する方向け。【内定時に配属先職場・職種を約束】 自分がやりたい仕事・職種が明確な人向け。最も採用人数が多い JOBマッチングコース(研究所コース) 研究職を希望する方向け。【内定時に配属先研究所・職種を約束】 修士・博士向け。量子コンピュータ・AI研究等 職種確約コース 希望職場との面接を実施のうえ、内定時に配属先職場および職種を約束 より積極的に希望職場にアプローチしたい人向け

📌 最重要注意点:<cite index="24-1">OPENコースは廃止済み</cite>。「とりあえず富士通に入って配属を待つ」という選択肢はなくなりました。どのコースを選んでも「なぜその職種・職場でその仕事をしたいのか」が問われます。コース選択前に志望職種を明確に決めることが必須です。

1-7. 今年の採用トレンド

  • インターン参加が本選考優遇の近道:<cite index="19-1">富士通のFujitsu Job Experience Internshipに参加した学生には本選考での優遇(一部選考免除等)がある。</cite>夏冬インターンへの参加が最優先

  • 倍率は約44倍:<cite index="24-1">リクナビプレエントリー候補リスト登録人数35,361名と採用計画数800人を計算すると採用倍率は約44倍。</cite>

  • 玉手箱が鬼門:<cite index="21-1">選考フローの鬼門は玉手箱。玉手箱で落ちてしまった学生が多かった。</cite>

  • 有償インターンシップ制度:<cite index="22-1">冬季有償インターンシップを実施。</cite>有給で実際の業務を体験できる貴重な機会


2. 選考フロー・倍率・Webテスト形式

2-1. 選考フローの全体像

<cite index="21-1">選考フローは以下の通り。総合職:ES選考→適性検査(WEBテスト)→面接3回→内々定。技術職:ES選考→適性検査(WEBテスト)→面接3回→内々定。学校推薦:ES選考→適性検査(WEBテスト)→面接2回→内々定。</cite>

【JOBマッチングコース(標準ルート)】
① エントリー・ES提出
        ↓
② Webテスト(玉手箱)← 鬼門
        ↓
③ 一次面接
        ↓
④ 二次面接
        ↓
⑤ 三次面接
        ↓
⑥ 内々定(内定時に配属先・職種を約束)

【インターン経由優遇ルート】
Fujitsu Job Experience Internship参加
        ↓
本選考一部免除(面接数等が短縮)
        ↓
内々定

2-2. 倍率・難易度

指標 数値 採用計画数 約800名 推定倍率 約44倍 ES通過率 <cite index="21-1">総合職14倍・技術職7倍とも言われる</cite> 採用大学 東大・東工大・早慶・旧帝大が中心。MARCH・理工系単科大からも採用実績 特徴 理工系比率が高い(技術職が採用の大部分を占める)

2-3. Webテストの形式と対策

<cite index="21-1">富士通の選考フローの鬼門は玉手箱。去年はこの玉手箱で落ちてしまった学生が多かった。</cite>

形式 特徴 対策 玉手箱(自宅受験型) 言語・計数・英語が中心。富士通の最大の足切りポイント 計数の四則演算・割合・グラフ読み取りの速解き練習が最優先。制限時間内に解き切るスピード訓練が必須。市販の玉手箱専用問題集での集中練習が唯一の対策

⚠️ 「大手IT企業だからWebテストは普通レベル」という油断が最大の脱落原因。800名採用に対して35,000名以上がプレエントリーする富士通では、玉手箱の段階で大量の就活生が脱落します。インターン選考でも同形式が出題されるため、早めに対策することが必須です。

2-4. 選考スケジュール(目安)

ステップ 時期(28卒・2028年4月入社) 夏インターン(Fujitsu Job Experience Internship) 2026年8〜9月頃 冬インターン(有償・一部) 2026年12月〜2027年2月 インターン経由の早期選考 2026年12月〜2027年3月 本選考エントリー 2027年3月〜 面接〜内々定 2027年4〜6月


3. 【リスク回避】絶対にセットで受けるべき併願企業 5選


🔵 ① NEC

なぜ受けるべきか 「なぜ富士通かvs NECか」を語れることは富士通面接の必須準備です。<cite index="32-1">富士通のFujitsu UvanceとNECのBluStellarはともに中計目標を達成した</cite>という状況で、「なぜ富士通のUvanceの4領域アプローチか・なぜNECの公共インフラ特化でないか」を語れると志望動機が深まります。選考時期もほぼ同時期で並走しやすい。


🟠 ② NTTデータ

なぜ受けるべきか NTTデータは金融・公共分野に強い大手SIer。富士通のグローバルDX展開との対比で「なぜ富士通のFujitsu Uvanceという社会課題解決軸か」が鮮明になります。玉手箱の対策が相互に活きます。NTTデータを持ち駒にすることで富士通への本気度を示せます。


🟢 ③ アクセンチュア・デロイト(コンサル)

なぜ受けるべきか 富士通が人月ビジネスから脱却し「コンサルティング×DX実装」へ移行する中で、コンサルとの比較は「なぜコンサルではなく富士通の技術力・実装力を持つ側から変革を実現するのか」を語る機会になります。コンサルの選考対策(ケース面接)がそのまま富士通のプレゼン選考にも活きます。


🔴 ④ 日立製作所

なぜ受けるべきか LumadaとUvanceという類似の社会課題解決プラットフォームを持つ日立との比較は「なぜ製造業に強い日立でなく、グローバルDXに軸足を置く富士通か」を語る素材になります。業界横断型(富士通)vs 製造特化型(日立)の対比が志望動機の深みを生みます。


⚫ ⑤ SCSK・伊藤忠テクノソリューションズ等(中堅SIer)

なぜ受けるべきか 中堅SIerとの比較で「なぜ富士通のスケールと技術力が必要か」を語れると志望動機が鮮明になります。量子コンピュータ・AI・Uvanceというグローバル規模の社会課題解決は富士通にしかできないという文脈が生まれます。「持ち駒」としても機能しやすい。


── ここから有料パート ──

以下のセクション(4〜8)では、通過ESの構造分析面接官に刺さる資格・スキル実際のES回答サンプル富士通特有の変化球質問への切り返し方、そして内定者からのリアルなアドバイスを公開します。

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