2025年になりましたね!!!!!
改めてになりますが、新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
今日、書いていこうと思った記事に関してですが
この年末年始に起きたシステム障害に関して振り返っていこうと思います。
とくに印象的だったのは、JALでおきた例でしょうか?
JALのシステム障害のケース
https://www.jal.co.jp/jp/ja/site/maintenance/
原因は社内外をつなぐネットワーク機器に関してのDDOS攻撃ではないかと言われているが、
なぜ、ネットワーク機器に関して外部からの大量データ送信により高負荷をかけるとシステム障害が発生するケースが起きるのか考えてみたいです。
日本の航空業界におけるネットワーク機器や外部からの大量データ送信が原因となるシステム障害について考察すると、航空業界特有の要素が加わり、さらに複雑な問題が発生する可能性があります。航空業界ではリアルタイムな通信や安全性の確保が極めて重要であり、ネットワーク障害は運航に直接的な影響を及ぼします。
1. リアルタイムシステムと通信の過負荷
航空業界では、航空機運航に関する情報(フライトプラン、メンテナンスデータ、乗客データなど)がリアルタイムで扱われるため、ネットワークの可用性と安定性は非常に重要です。外部からの大量データ送信がシステムに負荷をかけると、航空機と地上の通信、空港間のデータ連携が滞ることがあります。
例:ある航空会社が、フライトのスケジュールや搭乗手続き、運航状況をリアルタイムで監視するシステムを導入していますが、外部のサプライヤーやパートナーから大量のデータが同時に送信されたため、システムが過負荷となり、フライトの遅延や搭乗手続きの混乱を引き起こす。
2. 航空機と地上間の通信(ACARS)の影響
航空機と地上との間では、**ACARS(Aircraft Communication Addressing and Reporting System)**というデータリンクシステムを利用してリアルタイムで通信が行われています。この通信にはフライトデータ、運航情報、整備情報が含まれ、安定したネットワークが求められます。しかし、地上システムが外部からの大量データや攻撃を受けると、航空機とのリアルタイム通信が途絶え、フライトの運航に影響を与える可能性があります。
例:大手航空会社の運航システムが、外部からの大規模なデータリクエストにより一時的に過負荷となり、ACARSを通じた飛行中の航空機との通信が一時停止。これにより、運航管理に支障が出て、安全性への懸念が生じる。
3. 空港インフラとネットワーク依存性の高まり
日本の主要空港(成田、羽田、関西など)では、空港運営システムやチェックイン、セキュリティ、荷物処理システムが高度にネットワーク化されています。これらのシステムが外部のデータ送信によって過負荷となった場合、空港全体の運営に直接影響を与える可能性があります。特に、乗客データの処理やフライトスケジュールの管理が滞ると、運航の遅延や混乱が発生します。
例:日本の主要空港にある統合運営システムが、外部から大量のAPIリクエストを受け、システムの処理能力を超える負荷がかかり、フライトの情報更新やゲート情報の表示に遅延が発生。結果として、乗客の搭乗手続きに混乱が生じる。
4. 予約・発券システムへの影響
航空業界では、**予約・発券システム(Passenger Service Systems, PSS)**が中核的な役割を果たしています。このシステムは、航空券の予約、チェックイン、荷物の管理などを担っていますが、外部からの大量データ送信が発生すると、発券システムの応答時間が遅延したり、予約情報が適切に反映されなくなる可能性があります。特に、国内外のパートナーや旅行代理店とのデータのやり取りが大量に行われるため、ここに問題が発生すると乗客のフライト体験に大きな影響を与えます。
例:日本の航空会社の予約システムが、外部の旅行代理店やオンライン予約システムから一度に大量のリクエストを受け、システムが過負荷に陥り、一時的に予約の確認や発券ができなくなる。これにより、空港での長時間の待ち時間や、予約の重複が発生する。
5. 航空運航におけるセキュリティ要件
航空業界では、セキュリティが極めて重視されるため、強固なファイアウォールや**UTM(統合脅威管理)**が導入されています。しかし、大量のデータが外部から送信されると、セキュリティ機器が過負荷となり、システム全体のレスポンスが低下する可能性があります。特に、航空機運航データや乗客の個人情報など、セキュリティ要件の高いデータを扱うため、DDoS攻撃の影響が大きくなりがちです。
例:航空会社のシステムがDDoS攻撃を受け、サーバーに大量のデータが送り込まれた結果、予約システムや搭乗システムが一時的に停止し、乗客の手続きに大幅な遅れが発生。また、セキュリティ強化のための追加のファイアウォールルールにより、正常なトラフィックまで遮断される事態に。
6. 貨物・物流システムの負荷
日本の航空業界における貨物・物流システムも、ネットワークを利用してリアルタイムで管理されています。外部からの大量データ送信や過負荷が発生すると、貨物の追跡システムや税関の処理に影響が出る可能性があります。特に、国際線の貨物管理では、国内外の物流システムや税関とのリアルタイム連携が求められるため、システムが一部でもダウンすると貨物処理全体に影響が及びます。
例:大手航空貨物業者が外部からの物流データを大量に処理する際に、システムが過負荷状態となり、リアルタイムの追跡情報が表示されなくなる。この結果、荷物の所在が不明となり、配送遅延や誤配送が発生。
7. 整備・保守管理システムの影響
航空機の整備や保守は、非常に高度な管理が必要です。航空機の整備履歴、部品の交換スケジュール、運航に関わるリアルタイムデータなどを管理するシステムが、外部からの大量データや過剰なアクセスによって過負荷となると、適切なメンテナンススケジュールが遅れ、運航の安全性に直接影響を与える可能性があります。
例:航空会社の整備管理システムが外部からの大量アクセスによりダウンし、メンテナンスデータの確認ができなくなり、整備スケジュールが混乱。これにより、航空機の運航が遅延し、フライトスケジュールに影響を与える。
航空業界における対策トラフィックの適切な管理: 各システムに対するデータトラフィックの優先度を設定し、重要な通信を保護するためのQoS(Quality of Service)ポリシーを導入。
冗長化とバックアップシステムの構築: 運航や予約システムに冗長構成を設け、障害時にも別のシステムで対応できるようにする。
リアルタイム監視の強化: ネットワークやシステム全体をリアルタイムで監視し、異常なトラフィックや過負荷に対するアラートを迅速に発生させる。
DDoS攻撃対策: 航空会社や空港に対して行われるDDoS攻撃に対して、クラウドベースのDDoS防御サービスを導入し、事前に防御策を講じる。
航空業界特有の事情があり、詳細な障害発生の理由は第二のサイバー攻撃をうける可能性があるために公表されることはないと思いますが
GPTに少しきいてみるだけでも大変興味深いものになりました。
ただ、年末年始の忙しい時期に現場でシステム障害と戦っていた人たちはしんどかったと思います。
明日から仕事初めになりますが
