コーストFIREの意義がやっと分かってきた
こんにちは!
いずみです。
今回のトピックはコーストFIREです。
経済的に独立して早期退職するFIREという生き方が知られるようになってだいぶ経ちました。
最初は大きな資産を築いてあとは自由気ままに過ごす、いわゆるファットFIREだけでしたが、そこから派生していくつかのFIREの形が生まれました。
その中に、少し異質なFIREがあります。
それが、コーストFIREです。
コーストFIREとは、退職後(≒老後)のための資産形成をこれ以上しなくてよい状態にしたうえで定年退職することです。
最近の日本では老後2000万円問題のように、年金だけでは老後の生活が成り立たない可能性が高いことが言われています。
もし、あなたが40歳で運用資金が1,000万円あったとします。
この資金を年利4%で運用し続け20年経ち、60歳になりました。
さて、シミュレーション上、資産がいくらに増えているかというと、2,191万円です。

「いや、そんなうまくいかんでしょ?」
そう思うかもしれませんが、いわゆる「オルカン(eMAXIS Slim オールカントリー)」や「S&P500(eMAXIS Slim S&P500)」といったよく聞く投資信託の利回りは6~7%以上。
上のシミュレーションは利回り4%の計算なので、わりと現実的な数字です。
40歳時点で1,000万円を作ってほったらかし運用し、それ以外のお金で生活を続けることができれば、60歳定年の頃には2,000万円の老後資金ができている可能性が高く、それはつまり40歳時点でのコーストFIRE達成を意味します。
ただ、ここで一つ大きな疑問が。
コーストFIREって、「早期退職」じゃなくない?
その通り。
コーストFIREは定年まで働くことが前提です。
定年といえば60歳。
60歳までしっかり働いたうえで退職するんです。
(今後はどんどん定年が先に伸びていくでしょうから60歳でも早期退職とよばれる日が近い未来に訪れるのかもしれませんが。。。)
FIREとは、経済的自立をして早期退職することですよね。
なので、定年まで働くことが前提のコーストFIREは正確にはFIREではないのかもしれません。
わたしも以前までは、
「早期退職したいからFIREを目指してるのに、定年まで働くってどういうことなの?意味わからん、、」
と思っていました。
しかし、最近になって少しコーストFIREへの見方が変わりました。
コーストFIREの意義とは、将来の老後のことを考えず、今の生活に対してお金を使えるということです。
サイドFIREにせよリーンFIREにせよ、FIRE達成に必要な資産形成のために、日々質素倹約に努める必要があります。
(もちろんFIREを達成してからも基本的には質素倹約の意識は必要ですが)
FIRE達成までの過程でお金の我慢が必要な場面がいくつか訪れるでしょう。
でも、コーストFIREはちょっと違います。
もちろん浪費が許されるわけではありませんが、他のFIREと比べると質素倹約の意識はそこまで必要じゃないかもしれません。
家族との旅行や自家用車など、家族や自分の幸せのためにはある程度のお金が必要になることもあります。
もし老後のための運用資金が確保できていれば、それ以外のお金で自由に工面できます。
将来のFIREをそこまで意識せずに「今」に集中できるのがコーストFIREの大きなメリットですね。
たしかに、今の会社生活が辛すぎて一日でも早く退職したい、という人にとっては定年まで働くコーストFIREは選択肢に入らないかもしれません。
でも、早期退職をそこまで求めていない場合は、コーストFIREを目指すのはアリよりのアリだと思います。
ではまた!
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