AIはコンサルタントを殺すのか?「ふせん会議術×生成AI」で叩き出した驚異の生産性と、人間にしか残されない聖域💡
💡はじめに:ホワイトカラーの「生存戦略」が変わった
AIの進化は、もはや「便利なツールが登場した」というレベルではありません。
翻訳、プログラミング、レポート作成、そして戦略立案の「たたき台」作りまで。かつて若手コンサルタントが数日かけて行っていた作業を、AIは数秒で終わらせます。
では、私たち人間に残された価値は何でしょうか?
私は業務改革コンサルタントとして、数多くの泥臭い現場(業務改革、組織変革、PMO)を支援してきました。その中で確信したことがあります。
「AIを使いこなすコンサルタント」は、これまでの10倍の速度で合意形成を実現し、「AIに使われるコンサルタント」は、その存在価値を失う。
今回は、私が現場で実践している「ふせん会議術(CPS)× 生成AI」のハイブリッド手法を公開します。これは単なる効率化のテクニックではなく、AI時代における「人間の知恵の出し方」の再定義です。
💡ふせん会議術(CPS)とは?
ふせん会議術とは、IBM社でつくられた、問題解決技法で、CPS(Customer Planning Session )と呼ばれています。 私は、それを「ふせん」を使って関係者が集まって議事進行する方法を取っています。
プロジェクトの目標を明確に定義し、
目標を阻害する問題を明確にする
問題の原因を追究し
原因の解決策を考える
解決策を「誰が」「いつまでに行動する」かを決める
というプロセスを
参加者全員の知恵を使って進める会議手法 です。
特徴は次です。
現場の知識を引き出す
部門間の意見を整理する
合意形成を進める
コンサルティングの現場では、短期集中型の問題解決に、非常に効果があります。

💡1. なぜ今、アナログな「ふせん会議術」にAIが必要なのか
「ふせん会議術(CPS Customer Planning Session)」は、現場の声を可視化し、バラバラな意見を構造化して合意を作る最強のアナログ手法です。しかし、従来の手法には3つの「限界」がありました。
バイアスの壁: 参加者の知識の範囲内でしかアイデアが出ない。
整理の停滞: 大量のふせんを分類(グルーピング)する際、ファシリテーターの能力に依存しすぎる。
論理の穴: 盛り上がったものの、後で見返すと「MECE(漏れなく重複なく)」ではない。
AIはこの「アナログの限界」を突破するブースターになります。
💡2. 検証結果:AIが「会議の副操縦士」として機能する3つの領域
実際にコンサルティングの現場でAIを導入した結果、特に以下の3領域で劇的な変化が見られました。
① 原因分析の「深掘り」と「横展開」
人間だけで原因分析を行うと、「声の大きい人の意見」や「目の前の事象」に引きずられますが、そこは議論の整理役であるセッションリーダーが
「それは事実ですか?」
「他にありませんか?」
「もっと具体的に、数字で示してください」
などとさばくことができます。
しかし、目標を阻害する、事実の問題が確認でき、「その原因は?」と参加者全員に聞いたとき、参加者の業務知識・経験から考えられる範囲にとどまるリスクはあります。
ここでAIに、問いかけ、結果をふせんに混ぜることで、議論の視座が一気に引き上がります。
「この業界で起こりがちな、目に見えない問題の原因をを5つ挙げろ」
「他業界の失敗パターン」
② 原因の解決方法が不十分で終わる危険
実際に起こった問題の原因を、どうすれば解決するか? を全員で議論し、見出すとき、時々あるのが「積年の課題」というやつです
「これって過去もトライして、うまく解決できなかったこと、あったよね」
こんな時、AIに
「このような原因を再発防止、未然防止する方法を、様々な業界の事例から、解決方法を5つ挙げてください」
と聞くことで、今まで発想できなかった、切り口の解決策が提示される可能性があります。
③ 実行計画の「品質保証(QA)」
「この解決策で本当に現場は動くか?」「競合他社が同様の施策で失敗した理由は何か?」
会議の終盤でAIに「悪魔の代弁者(あえて批判する役)」を演じさせます。これにより、プロジェクトの生存率が飛躍的に高まります。
💡3.【重要】AIに「絶対に」させてはいけないこと
AIを導入すればすべて解決するわけではありません。むしろ、使い方を誤ると会議は崩壊します。
「納得感」の醸成は代替できない: 人は「正しい答え」ではなく「自分が参加して導き出した答え」にしか動機づけられないものです
利害調整の泥臭さ: A部門とB部門の対立を解消するのは、アルゴリズムではなく、参加者全員の「共感」と「交渉」です
プロジェクトメンバーの「My Project」意識:「この解決案はメンバー是認で葛藤の結果生まれたものだ」、「一緒に実行に移すのだ」と言った意識は、大切です。 AIの回答をもってきても動機づけはできません。
「事実でないハルシネーション」「機密漏洩」
AIは「情報の整理」は得意ですが、「感情の整理」はできません。
💡4. 【有料版】現場でそのまま使える「AI×ふせん会議」実践マニュアル
ここまでは、いわば「考え方」の話です。
しかし、実際に現場でAIを起動したとき、「具体的にどう指示(プロンプト)を出せば、会議が加速するのか?」を知らなければ意味がありません。
有料パートでは、私が試行錯誤の末にたどり着いた、コンサルティング現場秘伝の運用フローを公開します。
ここから先は

【法人向け】プロジェクト推進力向上の5つの手法を解説
IBMで学んだ、プロジェクトがはかどる・決まる!🤩 【一生使えるスキル】をマスターしませんか?🎈 このマガジンには以下のテーマをカバーする…
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?
