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〆のラーメン! 〜居酒屋セブンイレブン〜

 コンビニの『セブンイレブン』が本格的なラーメンを提供し始める…というニュースが流れてきた。

まずマシンのスタートボタンを押すと、30秒かけて内部を洗浄する。その後、購入した商品を庫内にセットすると、高圧・高温の水蒸気で冷凍麺を急速に調理する。約90秒で温め終わり、操作開始から2分で熱々の麺とスープに仕上げる。

 LINEニュースで見た時は「店内調理」とか見出しに書いてあるから「麺が別売り?」と勘違いしてしまったが、記事をよーく読んだら、通常のラーメンとは

調理技術の違い

 だけのようだ。

 これまで販売されてきたのは、ゼラチンなどで固められたスープを電子レンジで温めて溶かして食べるというもの。
 今回新しく発表されたのは、凍ったラーメンを(おそらく)スチームコンベクションオーブンみたいな解凍マシンにセットして温めて食べるんだろうと推察。

 冷蔵だと”生”の部分があるため、時間が経つにつれどうしても食材が劣化していく印象があるが…冷凍で工場での「出来たて」を瞬間冷凍すれば、アバン先生の【凍れる時間ときの秘法】よろしく、「食材の劣化」を極力遅くすることが出来るだろう。
 しかも凍っているから保管期間(消費期限)も伸ばせるので、フードロスにもなって非常にエコでもある。


 飲み仲間の《ラーメン大好き社長さん》にこの記事を送ったら

「これは…家系でやってる個人のラーメン店はヤバいね」

 と返ってきた。

 そもそも、ラーメン好きがお店で食べる理由というのは「出来たてのしずる感!作りたてで熱々のうちに召し上がれ!」というのを味わうため。
 なんだかんだで、ゼラチンスープで固めたラーメンは消費者が食べるまでの間、「生麺の感じ」「作りたての味」を維持するのは難しい。

 ところが!
 《冷凍》することで食材劣化問題が一気に解決してしまうんだから、そりゃ実店舗はピンチになるか。


 今回発売される麺類は

しょうゆラーメン(680円)は煮干しのうまみを利かせたスープに麺がよく絡むよう工夫した。中太のちぢれ麺を使った味噌ラーメン(同)は、濃厚な味噌とショウガの香りを楽しめる。肉うどん(604円)はコシのある麺に特徴を持たせた。

 の3種類のようだが、売れ行きによって今後のラインナップはさらに充実していくのは間違いないだろう。
 で、やがて全国のご当地ラーメンの「出来たて」をコンビニで食べられる時代がやってくるのではないかな?


 2020年のコロナ禍…。
 政府の「時短要請」により、飲食店は20時以降の営業がしにくくなった時代があった。
 あの時、イートインのあったとある都心の『セブンイレブン』がめっちゃくちゃ活況だった…。
 サラリーマンやOLたちが店内で酒とつまみを購入しテーブルで酒盛りを繰り広げ、そこが「簡易的な居酒屋」になっていたのを記憶している。

 おそらく、新作冷凍ラーメンの問題点は「食べる場所」だと思われる。
 せっかく解凍して出来たての味を楽しめると言っても、コンビニで調理して職場に戻るまでの10分とか15分で麺は伸びるし。
 しかし、調理してすぐに食べられるイートインがあれば…それはそれは【無敵】だろうね。

 なので、コンビニで飲んで、コンビニで〆の絶品ラーメンを食べる…というのが日常になる日もそう遠くはないのかもしれない。


 あとは、

その冷凍家系ラーメンの680円を安いと思えるかどうか?

200円とか300円をプラスしてお店で食べた方が満足感が得られてしまうのか?

 の比較検討だろう。
 こればかりは、まだ食べてないので”コスパ感”は分かりかねる。

 ただ今後、お店を出店するなら少なくとも『冷凍ラーメンの味の壁』は越えていけ…という時代に突入していくわな。




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