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【FIRE】 が流行っている件

経済的に自立し、早期リタイアを実現する

 これを【FIRE(ファイア)】と言い、若者を中心にムーブメントとなっているらしい。
 FIREは「Financial Independence, Retire Early」の略。

 自分もニュースで特集しているのを見たが、投資の利回りなどで生活費を得ることで働かずに済むようになるとのことで…。
 アメリカのインデックス投資なんかをやる人が多いみたいだ。

 日本でこの概念が流行りだしたのは、おそらく2020年3月に出版された『FIRE 最強の早期リタイア術』の影響があるだろう。

 これを中田敦彦さんのようなビジネス系インフルエンサーたちが広めることで、フォロワーの意識高い系の人たちがこぞって「FIRE」に挑戦しまくるっていう。
 (※にしても、ネット界隈では「20代で貯金@千万」「元GAFA」みたいに謳う人がたくさんいるけど、そんなに稼いでいる人はいるんだろうか?)

 まぁ、個人的には早期リタイヤしてもやることが無いので…仕事があった方が人生に「張り」が出るような気がしている。
 時間があったらあったで何かをするのかもしれないけど、今は思いつかない。

 「FIRE」は、従来だったら預貯金する分のお金を投資に回すことで「お金に働いてもらう」という複利の仕組みを作り上げ、生活費を利回りだけで稼げるようになったら「FIRE」…つまり仕事を引退するってのが通常のルートのようだ。
 FXとかみたいにギャンブル系の投資ではないため「誰でも目指すことができる概念」として脚光を浴びているのだとか。

 その一方で、バブル期を謳歌したような中高年世代は「FIRE」するには時間(=投資期間)が足りないため、結果的に70歳まで働き続ける未来がやってきそう…と訴える識者もいる。
 若い世代は早々とリタイアし、高齢世代はずっと働き続ける【逆転現象】が起きる…と予言しているわけで。
 確かに「生活費が足りないから…」と、時間をお金に変換する警備員とかのバイトを65歳や70歳とかになってもするよりかは、「FIRE」する人生の方が楽しそうではある。

 西野先生やホリエモンも言っているけど、日本という国は「お金は身を粉にして働いて稼ぐもの!」という概念(教育理念)が強い。
 「勤労の義務」なんてのがあるぐらいだし。
 それもこれも、昔からある穢れ(けがれ)みたいな風習が土地に根付いてしまっているからだろうな…。
 「お金の話をするやつは意地汚い奴だ」っていう考え方が。
 だから、クラウドファンディングのようなお金の集め方を「働かずに金をもらおうとするなんて…守銭奴め! それぐらい自分で稼げ!」と批難する人が(サービス開始当初は)多かったんだと思う。

 ただ、今までの「労働でお金を稼ぐ」という考え方は【昭和】【平成】までで…。
 【令和】を生きる若者は「お金に働いてもらう」という考え方が当たり前になってくるのかな?
 実際、インフルエンサーの布教活動で、投資などの「ノウハウ」を知る人が増えてきているし。
 なので、このやり方を「知っている人」と「知らない人」の間には資産に大きな差が生まれ始めている気がする。

 しかしながら「投資は胡散臭くて怖い」「損したらどうしよう」という頑固者も日本には多いと思うので、「株はやりたくないけど預貯金は増やしたい!」「年金はアテにならないし…2000万円の老後の資金が心配だ」という人は下記のくらまさんのYouTubeを見てみるといいかもしれない。

 独自の貯金術を始め、つみたてNISAiDeCoなどを駆使して老後に備えるノウハウを公開している。

 世界上位の経済大国とは名ばかりで、日本はゆるやかに…そして確実に貧しくなっている国だ。
 GDPはつい数十年前まで「発展途上国」だった中国に抜かれ、少子高齢化が進むことで社会保障費が増える一方…。
 国債乱発で予算は成り立っているが、未来の子どもに借金しているだけで国家が破綻するかもしれないということに何もアプローチしていない。
 そんなヤバそうな国で生きていくには…そりゃ「FIREするしかない!」と考える若者が増えるのは至極当然なことだろう。

 俺も放送作家を始めた数十年前にそういうノウハウを知っていれば…今頃は「常に生活費のことが頭にある」という人生ではなかったのかも。
 なので「こういう生き方もあるよ〜」というのは、未来のニッポンを生きる甥っ子たちに教えてあげたいと思っている次第で…。

 あ…そう言えば、トランプ元アメリカ大統領がテレビ番組『アプレンティス』で人気をはくしていたが、その番組での名台詞が…

You're Fired!(お前はクビだ)

 だったので…FIREと言うと「クビ」という意味を真っ先に思い浮かべてしまう(笑)。
 お粗末。

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