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「火災保険」の正しい使い方

 飲み仲間の建築会社の社長さんが言った。

ほとんどの人は、保険の使い方を知らない

 と。

 先月に行った自宅のユニットバスの工事。
 そもそもが自分(山川)の過失によってユニットバスに亀裂を入れてしまい、その影響で階下へ水漏れが発生してしまったことによる交換工事だった。

 この過失のコトを飲んでいる時に社長さんに話したのがキッカケで、

「山川さん、アパートの契約更新した時に火災保険に入ったいるでしょ?」
「その契約書を見せて」

 と言われ。
 後に持っていった契約書を見ながら…

「うん。なんとかできるよ」

 と。
 見積もりを取ってもらい、言われた通りに保険会社に電話して、実際に何とかなったわけだ。

 詳しい金額とかは知らないけど、工事に関して自分は1円も負担することなくユニットバスを新しいのに交換できた。
 これで退去する際に原状復帰の費用を請求されることが無くなって一安心。
 (そして『TOTO』がユニットバスの新規受注停止の発表前に完了できて良かった…)


 その社長さん曰く

なんか知らないけど、日本人って保険料を支払っているわりに、いざ損害が発生すると使わない人が多い

 とのことで。
 もっと正確に言うなら

保険の使い方を知らない人が多い

 みたいだ。

 現に、俺も使い方を知らなかった。
 どうやって保険を請求すればいいのかも、社長さんにレクチャーしてもらうまでチンプンカンプンだったし。

 最初、「自分じゃよく分からないので、保険会社に電話してもらえませんか?」とお願いしたら、「それは非弁行為にあたるため本人でないと申請できない」と言われた。
 なので、まず本人が保険会社へ電話しないといけないのが初めのハードルになる。

 さらに、自分の場合はその建設会社の社長さんに【見積書】を作ってもらって保険会社と交渉し、工事する前に工事の代金をアパートのオーナー側に支払ってもらったが…。
 「見積書を作ってもらえる会社があるか?」もハードルになるかな?
 普通の考えだと「見積もりしてもらう=金額の有無を言わさず工事してもらうの決定」となるわけだし。


 で、電話したら電話したで、最初に保険会社側に言われたのが

工事をしてもらって、その領収書(明細?)をくれ

 だった。
 謂わば

お前が工事代金を
立て替えろ


 というわけだ。

はぁ!?
100万円とかそれ以上かかるかもしれない工事代金を立て替えろだろ?
俺のどこにそんな金があるんだ!?
無理だろ!
消費者金融から借りろとでも言うのか!?

 普通だったらそうなるわな。
 その”お金の流れ”を…

山川
→【交換依頼】工事会社へ支払い
→かかった金額を保険請求

 ではなく

【見積り】提出
→保険請求
→オーナーに入金
→工事会社へ支払い

 にすることによって、自分が工事費用を建て替えることなく支払うことが出来たわけだ。
 そんなこと、素人が分かるわけがない…。

 現に、保険会社に連絡した際、古い浴槽だったこともあり「ユニットバスの減価償却が…」としきりに言われた。
 知るか、んな業界のルール!!(怒)
 俺に減価償却がどーたらこーたらで、この金額しか出せない…みたいに言われても話についていけないよ!
 これに関しては、社長さんに最後はケツを拭いてもらったけど。


 賃貸のアパートやマンションに住んでいる人なら、契約時に火災保険に加入は必須となっているが。
 実態として、どうなった時に使えるのか…なんて考えて契約してないよね?
 言われたまま、言われた会社の言われたプランを選択し、言われた金額を支払う…。
 しかし、問題トラブルが起きても該当する案件か…使えるかどうか調べる術がない…と。

 なので、例えば「タバコの火の不始末や料理中にボヤを出してしまった」とか「漏水させてしまった」なんて人は、夜逃げ(知らんぷり)して後に原状復帰費用を請求(裁判)される前に【契約している保険を適用できるかどうか?】を調べた方がいいと思う。


 なんなら、自分がお世話になった社長さんを紹介してあげます(笑)。

 ただ、経年劣化による漏水とか破損は保険適用が出来ないのであしからず…。




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