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好きなことで、生きてい……けない!

 一時期のYouTubeのキャンペーン。

 好きなことを動画にして収益を得ようよ…と。
 確かに、数百万・数千万を超え、「好きなこと」で今や数億円の収入を得られる人もいるので夢のある言葉ではある。


 しかしながら…先日、そんな「好きなこと」や「特技」を駆使して生きてきたYouTuberが活動休止を発表した。

妹の小野あこが医師の判断で即時入院したこと、自身も体調不良が続いていることを報告。

YouTubeチャンネル(登録者数56万人)では、撮影済みのストック動画を順次公開していくという。

 一体、何の症状が出たんだ?
 胃拡張などで胃袋に亀裂でも入ってしまったのだろうか?
 即入院ということは、消化器官になんらかの影響が出たのは間違いないだろう。

 特技である【大食い】を武器に、YouTubeで人気となり…。
 さらに近年はテレビへの出演も果たし、さらなる知名度を得たが、かなり無理をしていたということで。

 まぁ、自身のYouTubeに加えテレビでも積極的に大食いを披露していたからな…。
 胃袋を休める時間はなかったろうに。


 以前、知り合いの社長さんに「この漫画を読んでみて!」と勧められたことがあった。

 大食いの漫画だが、こうしたのを見る限りフードファイターはフードファイターで常人では計り知れない苦労があったんだろう。
 胃袋の拡張の特訓をするとか、咬筋(顎の筋肉・噛む力)を鍛えたり。

 あと、昔聞いたことがあるのが、とある人気大食いタレントは「食べた分はしっかり出す!」ということでトイレットペーパーは常に柔らかいのでなくてはならないらしい。
 (要は拭きすぎて【切れ痔】になっちゃうんだろうな…)

 この大食い双子も「楽しんでたくさん食べるのを見てもらう」というステージ(=YouTube)から「対戦相手に勝たなくてはいけない」というステージ(=テレビ)に軸足をピボットさせてしまったため、限界が生じてしまったのだろう。

 特に負担が大きかったと思われるのが『世界くらべてみたら』だろうと推察される。
 世界の大食い選手とどれぐらいのペースで戦っていたのか分からないけど。。
 人気コンテンツだっただけに、スタッフからの無言のプレッシャーもあったろうに。
 あと、普段は食べ慣れない食材を大量に食べないといけないっていうね。
 この双子のチャンネルは見たことがないけど、記事を見る限り良い人っぽいので、スタッフ含め視聴者の期待に応えようと頑張っちゃったんだろう。

 ただ、頑張っているわりにはタレントとしてのランクは低いので、メンタルケアなどは自分たちでなんとかするしかなかったんだろうなぁ。


 そして、上記の記事にはこんなことも書かれていた。

YouTube市場は急成長を続け、広告収益を得るための競争も激化している。
視聴時間を延ばすためには「インパクトのある企画」が求められ、アルゴリズムが“過激な挑戦”を優先的に拡散する構造ができあがった。

 自分たちのホームであるYouTubeで他の大食いYouTuberより抜きん出るために、より大量の食材やインパクトのあるグルメを食べないといけない…とか。
 あとは知名度を上げるためにテレビは「広告」として出演し…出演したからには勝たないといけない勝負のプレッシャーとか。
 『ラーメン二郎』は15分以内で食べないとギルティー…なんて圧の比じゃないだろうな(苦笑)。


 この双子が大食い業界に復帰するにしても、おそらく大食い選手としての時間はそんなに残されていないだろう。
 そして、やがて限界を迎えた時…「はらぺこツインズ」が「満腹ツインズ」になってしまった時に、自身のYouTubeチャンネルの中身が急に【美容系】や【ダイエット系】、はたまた【グルメ紹介系】になった場合、視聴者(フォロワー)が付いてきてくれるかどうかが微妙なところ。
 なぜなら、ソッチは大食いよりもはるかにレッドオーシャンで、かつ2人に求めてこなかったジャンルなのだから。


 ジブリ映画『紅の豚』で、飛行機乗りのポルコは

飛べない豚はただの豚

 と言ったけど。
 それって

大食いできない双子はただの双子

 に当てはまりかねない状況になっている。
 つまりは

「好きなことで、生きていけない」


 状況が生まれてしまうわけだ。
 大食い以外の鉱脈を見つけられるのか?

 スポーツ選手と一緒で、年齢と共に食べる量やスピードは確実に右肩下がりになる。
 人生100年時代…大食いで「濡れ手にあわ」の生活が一生続けられるわけがない。

 同様に!!
 永遠に続く同一番組は無いので、放送作家も確実に限界を迎えるのは必然…。

さぁ、どうするよ!?




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