【絵師】・【イラストレーター】は要注意

 はるか昔から…人は

殺人
強盗
窃盗
強制わいせつ

 などの「犯罪」をいくつも犯してきた。


 それが時代と共に、それまでには無かった多種多様な「犯罪」が誕生していき…。

 自動車が走れば「道路交通違反」が生まれ。
 パソコンが登場すれば「サイバー犯罪」が生まれ。
 ATMが設置されれば「還付金詐欺」が生まれ。
 また、核家族化につけ込んでオレオレ詐欺という「特殊犯罪」も生まれて。

 とにかく、歴史上において罪を犯す人が絶えたことはない。


 で!
 「こりゃあ…性質タチが悪い」という現在ならではの犯罪が目立つようになった。
 それが……

他人の作品データを勝手に(オークションサイトなどへ)出品

 する輩が続々と現れ始めたこと。


 最近、テレビで話題になった例を挙げると

 『明石家さんまの転職DE転職』という特番で、イラストレーターを応援する企画に他人が偽名で投稿…それが放送されてしまった事件。

 真の作者が裁判を経て制作会社と和解したようだが…。
 多分、これはまだ序の口。


 話題の【NFTアート】がらみでも、こんな犯罪が発生しているとの報告が。

 そうなのよ…。
 海外サイトへ勝手に売っちゃう輩が現れ始めたわけで。


 突然ですが、ここでクイズ!

Wikipediaの日本語ページで、あることないこと悪口を書かれ誹謗中傷を受けました。
さて…どこへ訴えればいいでしょう?

 答えは…

アメリカのサーバーが置いてある州の裁判所

 解答を聞いただけで「アメリカで訴訟? 無理ゲーじゃね?」と思ってしまう、根っから島国根性のジャパニーズな俺だけど…。


 ”同じようなこと”が【NFTアート】の取引サイト『Opensea』で頻繁に起きまくっているらしい。

 他人のデジタルデータを違法に出品してしまうのはもちろんのこと。
 無料のモデリングソフトで作ったデジタルデータを出品・販売したりもしているとか。

 こうして「出品されてしまった後」では、裁判を含め海外の知財に詳しい弁護士に依頼をしなければならないとか、とかく手間お金がかかる。
 かと言って何もしなければ「作品が死ぬ」し「利益を勝手に貪られる」し「犯罪の成功体験を作ってしまう」など今後にも悪影響が出る。


 なので…こうした事件を鑑みると、インターネットにおいては「人間の本質は善である」という『性善説』ではなく、「そもそも人間の本質は悪!」という『性悪説せいあくせつ』に基づいて行動していかなければならないと思っている。

 特に…デジタルデータの製作・販売を生業なりわいにしている人は、自分の作品をインターネットに公開するのに細心の注意を払った方がいいものかと。

 まず、目立つ場所に特徴的なサインをすることは必須!
 東京の品川駅で、在阪の仕事から戻ってくる芸能人を待ち伏せし

「サイン下さい! あ、日付と宛名は書かないで下さい!」

 と…明らかに転売目的でサインをねだる輩を潰すかのごとく。
 画のどこかに絶対にサインを入れて「自分の作品である」ことを主張した方がいい。
 でないと「偶然! 私も同じタッチの画を描くんだよね!」と逃げられてしまう可能性がある。

 「いやいやいや…絶対にバレるでしょ」と思うかもしれない…が!!

 世界ではこんなことが平然と起きている。
 「先に商標を取ってしまったモン勝ち」っていう…。
 日本では常識的に考えられないことが、日本の外へ出るといとも簡単に起きてしまうわけで。

 ましてや言語が通じにくい国で「これは私の作品です!」「いえ、真の作者は私です!」と言い争ったところで…結局(最初の段階で)勝つのは「出品が早かった人」なんじゃないかと。
 その奪われた権利を取り戻すためには、膨大な時間とお金がかかる。


 「他人の作品データ」を「自分の作品」として勝手に出品すること自体、そもそも頭がおかしな人がやることで…。
 そんな頭のおかしい人に「常識」を求めるのは、コチラ側の対応としては悪手だと思う。

 そういう騒動に巻き込まれためないためにも!

*サインの徹底
*最初からNFTで販売してしまう

 など…「私の作品です」と強固に主張し続けることが、これからの時代では重要だと思っている。

 特に! イラストで食べていきたい人は絶対に注意しなければいけない事柄。
 「まさか、私の作品が(パクられるわけない)」と思った時点で負けになる。

 悲しいけれど、そんな風潮は時代とともにますます加速していくんだろうな…。




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