『セカイカメラ』は誕生した時代が早すぎたのか?
時々「そういえば、あんなサービスがあったな…」と思い出すのが『セカイカメラ』というアプリ。
簡単に説明すると、アプリを起動してスマホのカメラで風景を覗くと、別な【誰か】が貼り付けた「エアタグ」を呼ばれる情報を見ることができたのだ。
昭和的に言えば…漫画『シティーハンター』に出てくる伝言板の《XYZ》みたいなことがデジタルで出来た感じ(苦笑)。
当時は「なんて面白いサービスなんだ!」と思ってはいたが…。
その時に使っていたのはバリバリのガラケーで(爆)。
初めてスマホに機種変したのが【iPhone 5】なので、サービスがローンチしてから約3年のブランクが空いてしまった。
そして、その頃には熱が冷めていた。
「セカイカメラ」の詳しい栄枯盛衰物語については、いろんな技術者/ライターがまとめているのでググって欲しい。
やはり、15年以上前の…iPhone初期のGPSは今と比べて精度が悪かったりしたので、”遊び”として使う分には良かったが”ビジネス”として考えた時にさほどウマミは無かったんだろう。
そんな「セカイカメラ」だが…。
なんか今の時代だったら”何か”に利用できそう気がするんだけどな…と漠然と思っている。
GPSの精度は上がっているし、バッテリーも劇的に改善されている。
例えば「レキシカメラ」とかなんてどうだろう?
アプリを起動して都内とかの特定の場所をかざすと、そこにあった史跡が表示されたりとか。
港区の赤坂とか歩いていると「勝海舟邸跡」なんてのがあったりするわけで。

こういう場所に向けてかざすと、その人物のプロフィールが出てきたりすれば、史跡散歩の役に立つんじゃないかな…と思ったり。
NHKなんて大河ドラマと連動させたりすることもできそうだ。
確か、毎週「今週の舞台になった土地」の紹介をしているはずだよね?
その土地へ行ってアプリを起動して画面を見ると、ドラマの名場面が流れて。
「この場所であのシーンの出来事があったんです!」と、より分かりやすくなると思うんだけどな。
ドラマみたいな撮影をしなくても、AIの時代なんだから…。
【桶狭間の戦い】とかの動画をAIに生成してもらって、そういうのを配置したアプリを作るとかね。
他にも…「飲食店の履歴がわかるタイムマシンカメラ」なんてのはどうだろうか?
現在、経営している飲食店の情報は『Googleマップ』やら『食べログ』の集合知には勝てない。
こちらの場合、そういった「ユーザーの役に立つ情報」じゃなくて「飲食店経営者に向けた情報」を提供するというのは?
というのも…最近、お店の開店&閉店ラッシュのサイクルが異常に早く感じる。
自分の住んでいる場所でも、数ヶ月で撤退して次の店に入れ替わっている…なんてのが増えてきたように感じる。
飲食コンサルタントの永田ラッパさん曰く…。
居抜きで始めるのは初期投資が抑えられるけど、前のお店はその場所・その業態で失敗したことは忘れてはいけない
というようなことを言っていた。
いわば、客が来ない居酒屋が閉店した後に、居抜きで同じ居酒屋を出してもやはり客が来にくい…ってことで。
「あなたのお店じゃなきゃいけない理由はなんですか?」がまるでない飲食が続々と開業し、そして続々と閉店している。
例えば、駅の出口から徒歩10秒の一等立地のビルなはずなのに…
立ち食いそば屋
↓
BAR
↓
立ち飲み居酒屋
↓
立ち飲みBAR(イマココ)
と2〜3年おきに店舗が入れ替わる物件を自分は知っていたりする。
そこに長く住んでいるから【失敗例】を見てきているわけだ。
でも、お店を始めようとする人が地元民でない場合、
「駅からすぐだから偶然来店が見込める!」
「立地的には最高じゃん!」
と勘違いして店をオープンさせたものの、夢破れて消え去っていくっていうね。
結局は建築会社・内装会社を儲けさせただけになる。
数百万かけてそういうリスクを背負うのがこれまでの店の開店のさせ方だったが、この「タイムマシンカメラ」があれば
*どんな業種の飲食店があった?
*それが何年で潰れたのか?
がひと目で分かるので、立地選定をする参考になるんじゃないかな…と。
不動産会社(仲介業者)からすれば「余計な情報を出すなよ!」なのかもしれないけど(苦笑)。
こんな感じで「過去を遡る」系のサービスを「セカイカメラ」のシステムを使ってやったら、何かしら引っかかりそうな予感!?
……あると思います!!
