『リンガーハット』、実はピンチ? 〜値上げの行き着く先〜
ここ最近、庶民派のはずのチェーン店が軒並み「高価格帯のメニュー」を打ち出し始めている。
すかいらーく系列の中では安価なはずの『ガスト』では「至福のフレンチコース」を1990円で発売。
そして『すき家』からは「メガいくら丼」が2190円でローンチ。
【X】でトレンド入りするぐらい、人々の注目を集めたようだ。

ま、このムーヴは『すき家』の他に『松屋』も参戦してきた相乗効果だろうけど…。
で…一番ビックリしたのが!

右下に注目
『リンガーハット』が4000円の商品を出してきやがったこと。
歩いている時に看板を見て「えっ!?」と声を出して立ち止まってしまったぐらいの衝撃度だった。
牡蠣を1個追加するごとに300円かかるようだ。
大食い系YouTuberが「限界までオーダーしてみた!」とかの企画をやって食を侮辱しそうな予感もするな(苦笑)。
にしても、飲食チェーンが軒並み「高価格帯」の商品をリリースするのって、いわゆる
バズる
ためなのかな?
「とりあえずどんなものか頼んでみようぜ!」ということで注目を集めるようなマーケティング手法なのだろうか?
現に『ガスト』のフレンチコースはバズっていたみたいだし。
いくら丼も(前述のように)バズってるし。
「DELUXE かきちゃんぽん」に関しても、ウェブメディア各社が「食べてみた!」レポートを掲載しているし。
『すき家』はともかく、『ガスト(すかいらーく)』に関しては客足が遠のいて苦戦しているため、クーポンをばらまく他にこうした話題作りが必須なんだろう。
ただ、そんな一過性の話題作りよりも別な通常サービスを考えた方がいいと思うんだけどな…。
だって、道玄坂にある店舗がこんなんだったし。

夕方5時にも関わらず、『リンガーハット』の店内、客がゼロ。
近所の飲食店ではそこそこ客が入っていたし、俺が行った『喜楽』では行列が出来ていた。
決して人通りが悪いわけではない。
むしろメシドキなので、みんなどこかしらの飯を食べに行っているはず。
明らかに客離れが加速していると感じた。
そういや、西新宿にあるお店でも「あれ? 夕方にしては客が少ない気がするな?」と思ったことがあった。
その店、値上げ(=コロナ禍)以前は俺も頻繁に通っていたし。
なので、この時間は絶対に混んでいることを経験で知っている。
それなのに、それなのに…”酷い有り様”だよね…。
ちなみにだが、現在『リンガーハット』の主力商品の1つ「長崎ちゃんぽん」は780円。
麺2倍はプラス160円の940円で食べることができる。
しかし、ほんの4〜5年前までは”それ”が630円で食べられたのだ。
味は特段の美味というわけではない。
なのに、300円近く値上がりしてしまったんだから…食べに行かなくなるのは至極当然だよね。
俺もほぼほぼ行かなくなった。
ポトフとちゃんぽんは野菜をたくさん食べるのに便利な調理法だから、わりと食べに行っていたんだけど…さすがに940円はヒくわ。
780円でも厳しい…。
だったら野菜摂取うんうん差し置いて『箱根そば』でかき揚げそばを食べた方が安くて幸せを感じられる。
話題を作ることも大切だと思う。
が!
それ以前に基本的なサービスを見直さないと今後も茨の道は続くような気がするんだけどな…。
遠くからやってくるインバウンド客狙いの高価格帯商品より、近所に住んでいる庶民が足繁く通いたくなるようなサービスを考える方が重要だと思う。
ホームページで決算とかまではチェックしてないので、もしかしたら『リンガーハット』は絶好調なのかもしれない。
が、肌感として見ている感じでは、閉店ラッシュが起きそうな予感もしなくはない。
