目的と手段
空前の副業ブームが起きているせいか、ネットの広告に「動画編集者になろう!」「エンジニアへの転職」といった映像がやたら流れてくる。
最近、エンジニア系のチャンネルや動画編集チュートリアル系のチャンネルを閲覧しているため、そこからレコメンドしてくるから仕方ないかもしれないが。
で、そういったチャンネルでコメント欄を見ていると、よく書き込まれているのが…
「文系大学生ですがプログラマーになれますか?」
「30歳を過ぎていますが動画編集者になれますか?」
といった、未経験者からの「◯◯(※ネガティブ要素)ですが、私はなれますか?」系の質問。
そういった感じのQAを見ていると、放送作家でも同じことが当てはまる気がしてきた。
結論から言えば、学生だろうがアラサーだろうが、努力&やる気さえあればなることが出来ると思うんだよね…放送作家もプログラマーも動画編集者も。
でもさ…この場合って職業はあくまで「手段」であり、質問者の「目的」はお金だよね? つまり…
「将来、月収100万円稼げるエンジニアになりたいんだけど、文系の大学だし。そんな数学苦手な自分でもプログラミングを覚えればちゃんと稼げるようになれるの?」
「今の状況に満足してないから転職・就職を考えているんだけど、動画編集の仕事ってアラサーの俺でも稼げるの?」
って聞いているようなものでしょ? そんなのケースバイケースじゃん。
何を言いたいかっていうと「お金という目的のために手段を選んでいない」んだよね。
身も蓋もなく言うと「別にその職業に就きたいわけじゃない!」ということでしょ? だったら何をやっても無理だと思うな…。
確実にお金稼ぎたいなら、もっと別な方法あるでしょ。
堀江貴文さんだって「年収1000万稼ぐ方法なんていくらでもある」って言ってるわけだし(笑)。
あと、プログラミング初心者の界隈で多い質問が
「まず何の言語を学んだらいいですか?」
十中八九、この質問を見かけるよね(苦笑)。
ただ、これも目的と手段が逆になっていて
「やりたいことはまだないんけど、稼げそうな言語はどれですか? それを勉強しますので」
と言っているのと同じようなものだと思う。
AIとかやりたいんだったらPythonだし、ホームページとか作りたいんだったらRubyやPHP、iPhoneアプリを作りたいんだったらSwiftだし…。
目的が無いからどの手段を選んでいいのか、まるで分かってないし調べようともしていない。
エンジニア側からすれば、そういうモヤモヤした質問には答えようがないよね…その質問者が何やりたいのか分からないんだから大雑把な答えしかできない。
まぁ、プログラミングにしても動画編集者にしても放送作家にしても…クリエイティブが必要な職業って精神的に大変なことが多い。
そういう仕事に対して「何か儲かりそうだから俺もやってみるかな〜。でも時間を無駄にしたくないから最短で稼げる方法をレクチャーしてよ!」な姿勢で挑んでいたら成功するわけがない。
才能をお金に変える仕事って当たればデカいけど勉強(下積み)が大変だよ。
なので「楽して金持ちになりてぇ〜!」みたいな安易な気持ち、生半可な覚悟じゃ継続していくのは難しい。
まぁ、どの仕事でもそうかもしれないけどね。
