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タクシー vs ……

 先週土曜の夜中…。
 自分が歩いている時、若者が道路を「電動モビリティ(電動キックボード)」に乗って通り過ぎていった。

 この時点では別に気にも止めなかったが、また1人、また1人と通り過ぎていき、結局トータルで10人ぐらい見かけただろうか?
 しかも、2人1組(友達・恋人同士)で乗っている感じだった。

 最初は「何事?」と思ったが、よく考えると

もしかして…タクシーの代わりに使ってんじゃないの?

 と思えてきた。
 どのぐらいの距離を帰るのか分からないけど、金曜・土曜に路上でつかまらないタクシーを待つよりかはいいんじゃないのか…と判断したのかも?


 今、都内にはタケノコのような勢いで【LUUP】の設置場が増えている。

東京都心

 「なんでそんなアパートの下に作った?」と言いそうになるマニアックな箇所にまで設置場所を広げているのを見かけたりもする。

 なんか、タダ同然でADSLの端末を配りブロードバンドを広く普及させて「テレホーダイ」を駆逐した『Yahoo!BB』の「ドブ板営業」っぷりを思い出すな…。
 とにかくスタートダッシュで一気に業界のシェアを奪うっていう。

 そんな【LUUP】だが…料金

1ライド50円
 &
1分あたり15円

 となっているようだ。

 なので、1000円あれば1時間以上も専有OKという計算に。
 あのスピードで1時間あれば…それなりの場所に行けたりも出来るだろう。
 4〜5kmは確実に移動できるよね?
 車の方が時間的にも早く着くし乗っているだけで楽なのかもしれないが、深夜料金などのコスパを鑑みると…電動キックボードもあながちバカにできない。

 そう考えると、終電を逃してしまい

「歩くか?」
「数千円かけてタクシーに乗るか?」

 の二択に加え

「電動キックボードで帰るか?」

 という選択肢が加わったのは、極めて現代的という感じもしないではない。
 どれだけ都心に電動キックボードのストックがあるか分からないが、翌日が休みの日の夜は繁華街でのタクシーのつかまらなさったらハンパないもんね。
 それがすぐに帰れて…。
 しかも! 街中をドライブ感覚で走行できるエンターテインメントにもなるわけで。
 恋人・夫婦同士なら「デート」としても楽しいんじゃないだろうか?


 色々考えてみると、シェアリングエコノミーの新たな転換期なのかもしれないが…。

「その電動モビリティに使う電気を何で作るの?」
「電力、ムダに使ってやしないだろうか?」

 と…エコ目線ではちょっと気になったりもしなくはない。




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