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「囚人のジレンマ」だらけのニッポン

囚人のジレンマをWikipediaで調べてみると

ゲーム理論におけるゲームの1つ。
お互い協力する方が協力しないよりもよい結果になることが分かっていても、協力しない者が利益を得る状況では互いに協力しなくなるというジレンマのこと。

 ということが分かるのだが。
 なんか、こんなことが日本の至る場所で起きているな〜と思った。

 例えば「緊急事態宣言下における飲食店の営業自粛」で当てはめると…。

 飲食店がみんなで休業なり時短営業をして協力した方が、コロナ感染拡大の確率を下げることになって社会全体として”良い結果”になるのかもしれないが、開いているお店が少ない中で周囲の店の「暗黙の了解」を裏切って20時以降も営業し続けた方がお客さんが一極集中で入ってくるので儲かる! で、それを見た他の店が「ずるい!ウチも営業するぞ!」と協力しなくなり、結果的に感染が抑えにくくなる。

 ということになる。
 「コロナ感染は抑えたいけど、利益も追求したい!」という構図なわけで。

 そんな現象がClubhouseでも起きていて…

 Clubhouseの規約として…アプリの録音(録画)や文字の書き起こしといった「記録行為」は禁止されており、そこで話した内容についても全ての参加者の同意無しに口外することは禁止となっている。
 が! 記事にすれば売れるしアクセス稼げると思い(規約を)裏切って記事化する輩が出てきたため「だったらウチも!」とウェブライターたちがコタツ記事の量産体制に入った結果、言葉狩りや情報の流出を恐れた芸能人たちがClubhouseに寄り付かなくなった。

 つまりは、個人の利益のためには周囲を裏切り続けた方が得をするのだが、全体のことを考えると結果的に利益にならない…というジレンマの現象が発生。

 個人が発信力を持った現代社会で「ルールを守っている方がバカを見る」な傾向がより一層強くなっている気がしている。
 かといって、Clubhouseを録音してYouTubeにアップするのは確実にアウトなんだけど。

 「迷惑系YouTuber」と言われている奴らも囚人のジレンマに捕われているよね。
 人を貶めたり個人情報を晒したりするのはダメなことだと分かっているのに、再生回数(金銭)に目がくらんで過激な行動をして炎上で注目を集めるという。
 健全なエンターテインメントを提供した方が平和だが、再生回数のためには過激な方向に走った方が注目されやすい。

 「個人で稼ぐ力を身につける」ということで世の中では副業がブームになっているが、自分ばかり儲けることばかり考えているとろくなことにならないよ。

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