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Web漫画における「広告」の必要性

 ここ1〜2年の間でWeb(アプリ)上で連載されている漫画を大量に読むようになった。
 キッカケは…確か、何かのタイミングでインストールした【LINEマンガ】かな?
 あと、新刊本にビニールがかけられる率が高くなったり、店内で立ちっぱなしが体力的に厳しくなってきたり、コンビニがほぼ愛蔵版ばかりになったり…など、書店やコンビニでの立ち読みが厳しくなってきた世間の事情もある。
 アプリなら無料で…しかも好きな場所で大量に試し読みが出来るのが気に入り、漫画アプリを立ち上げることが「日常の習慣」の中に入り込んでいった。
 で、その中から”お気に入り”に格上げした漫画は紙の書籍でも購入したりする。

 アプリを立ち上げ、お気に入りにした漫画と、とりあえずトップページに出てくるタイトルが気になった漫画を読んだりするが、ふと

「Web漫画って運営が推さないとトップページとかに載らないし、知られてないのでタイトルで見つけようもないから、永遠に見られないってのが発生しがちでわりと地獄じゃね?」

 と思った。

 月刊誌・週刊誌の漫画なら、10以上の漫画が「とりあえず」一冊にまとまっているので、何かしらの形で目につくはず。
 「目次」なのか、パラパラめくっている最中なのか。
 ”そこ”に漫画は存在はしているので、読まれる確率は高くなるだろう。
 一応、漫画誌を購入したのなら”元”を取るためにも読んでおきたいはずだし。

 一方のWeb漫画だと「この先生のマンガを見たい!」とダイレクトにアクセスするか、どこかの有名人だったりがタイトルを勧めたりして興味を持たない限り…なかなか引っかからないよね?
 読んだ履歴からAIがレコメンドしてくれるにはくれるが…同じようなタイトルありすぎて今さら新規開拓な気分にもなれない人も多いと思うし。

 かく言う俺も、1年ほど前から「異世界漫画」にハマって読み漁っていたが……も〜〜〜ぉぉ、”タイトル”と”設定”含め「出尽くした感」があるw
 なので、誰かに「これ、面白かったよ!」と勧められない限りは無理。
 むしろ、今「お気に入り」に登録している連載でさえ「これ、そろそろ切ろうかな」って思っているのがいくつかあるし。
 だから運営側も、今後は「読ませる工夫」が必要になってくるよね。

 Web媒体で漫画を掲載する最大のメリットは「参入障壁の低さ」だと思っている。
 昔はペンとか原稿用紙とか”物理的な道具”にもお金がかかり、さらに発表する紙媒体(雑誌)が限られている中で、熾烈な競争を勝ち抜いて連載をもぎ取らねばならなかった。
 今は誰もがiPadのようなデジタルツールで漫画を描くことが出来る時代…。
 Kindleなどのプラットフォームに誰もが漫画を投稿(掲載)することが可能だ。
 (※俺も昔、50円くらいの電子書籍を販売していたことがあるが簡単にできた)

 その一方、デメリットとしては参入障壁が低くなったがゆえ、玉石混交な漫画の発表の場へと変貌を遂げてしまっているというのが挙げられる。
 先に書いた通り、【プロ・セミプロ・ハイアマチュア・ローアマチュア】が一緒くたになって掲載されている中から「探すのが大変」「他の作品に埋もれてしまう」現象が起きている。
 今さら「LINEのオリジナル漫画」を読む気が起きぬのだよ…。

 小説もそうだし、YouTubeの動画もそう。
 デジタルの海の中から「どうやって見つけ出してもらうか?」
 圧倒的なクオリティの作品を作ることはもちろん、販路拡大のための戦略も併せて考えないと「クリエイター」と呼ばれる職種の人たちはWeb時代を生きていけない気がする。

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