メニュー表示に起きている「分断」
ちょっとこの画像を見てもらいたいが…。


店頭に出されているポスター。
そんでもって、こちらの画像を見てもらいたい…。


この【違い】が分かっただろうか?
そう…『吉野家』の方は
値段が分かりにくい
のよね…。
『富士そば』とか『カレーショップC&C』の方は「@円の商品です!」とちゃーんと謳っているけど、『吉野家』の方は値引き額は書いてあるけど、いくらがいくらになって安いのかがまるで不明。
しかも、値引きされる商品も一文で表記して改行せず、同じような文字が羅列しているため非常に見づらい書式に。
なので…

自分で書き直してみた。
改行と元の値段を並べて入れることで、どの商品が何円引きかが明確に分かりやすくなったと思う。
これにより「Wハムエッグ納豆定食が(税込み)487円か…お得かも!」と判断しやすくなるわけだ。
外出した時などに、あなたの身の回りの飲食店のポスターを見てもらいたい。
実は『吉野家』以外でも、最近は表に出ている看板なりポスターに商品の値段を出さないケースが非常に増えていることに気付きはしないだろうか?
要は…
【コスパ】の計算させない
方針を取る店が増えているのだ。
自分は「コスパの鬼」であるため
この商品がこの値段…ちょっと高くない?
この量でこの値段なら、まぁ納得か…
など、ポスターのメニューと値段を見て瞬時に「食べるか、食べないか」を判断したりする。
ポスターを見て「美味しそう!」と思っても、その商品が
牡蠣ちゃんぽん 3000円
とかだったら…絶対に躊躇しちゃうし。
それなのに、商品だけ見せて値段を書かない店が多いので
「コスパがいいのか悪いのか、分からないじゃないか!」
というストレスを抱える機会が最近は増えている。
『ラーメン花月嵐』みたいに、書くには書くが

税込み価格を小さく…印象が弱く書いてみたりとか、姑息な手を使うのはあまり好きじゃない。
少しでも安く見せようとしているが、会計時に「なんでこんなに値段がするんだ!?」という消費税分増額のギャップに納得がいかず、むしろその店が嫌いになるなんてことだってあるし。
「消費税込み価格」や「この商品は消費税抜き価格です」という表記を見落とす自分も悪いが、そうやって汚い手を使って客を騙そうとする店には二度と行かない。
880円だと思って納得して食べた担々麺が900円オーバー!
絶対に900円以上ならこの商品は食べなかった!
と激怒し、二度と行かなくなった店だってある。
総額を提示されて「それでも食べたいですか?」と問われている方が、自分の「よし、食べよう!」と下した決断に納得がいく。
これらは心理学のテクニックで言うところの「フット・イン・ザ・ドア」に似ていると思うわ。
要は、商品の画像で釣ってお店に入店させ「入ったからには注文をせずにそのまま退店するをためらう」という感じで、客の心理を悪用している。
表に出ている商品を食べてみたいけど、その値段だったら遠慮したい…。
でも…お店に入ったからには何か注文しないとバツが悪い。
そんな感じ。
入店前に調べれば商品の値段ぐらい簡単に分かるのだが、客にその手間をかけさせて「値段調べるのは面倒だから…値段なんてもういいや!食べちゃえ!」と投げやりにさせる手法だとも言えるだろう。
このやり口に非常に腹が立つわけだ。
メニューの写真と値段の表記を別々に記載する「分断」。
そして、高額でも食べたいものは食べる派と(俺みたいな)コスパ重視派の「分断」。
メニュー表記1つで、各所に様々な軋轢をもたらしているな…と感じている今日このごろ。
