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「木村拓哉」という皮を脱ぎ捨てるのはいつ?

 最近、YouTube等を見ていると「キムタク」こと木村拓哉さんへの批判的内容の動画が散見されるようになった。

 木村拓哉さんと言えば…かつてはアイドルグループ『SMAP』のメンバーとして、歌えばミリオンセラー、出演するドラマ・出演するドラマは超超超超メガヒット!

『あすなろ白書』
『若者のすべて』
『人生は上々だ』
『ロングバケーション』
『協奏曲』
『ギフト』
『ラブジェネレーション』
『眠れる森』
『ビューティフルライフ』
『HERO』シリーズ
『空から降る一億の星』
『GOOD LUCK!!』
『プライド』
『エンジン』
『華麗なる一族』
『CHANGE』
『MR.BRAIN』
『月の恋人〜Moon Lovers〜』
『南極大陸』
『PRICELESS〜あるわけねぇだろ、んなもん!〜』
『安堂ロイド〜A.I. knows LOVE?〜』
『アイムホーム』
『A LIFE〜愛しき人〜』
『BG〜身辺警護人〜』シリーズ
『グランメゾン東京』
『教場』シリーズ
『未来への10カウント』
『Believe-君にかける橋-』

Wikiの出演ドラマ部分より抜粋

 (世帯)視聴率が20%を下回るのが珍しいぐらいで、2000年代はドラマ界で「この世の春」を謳歌し続けた。


 が…!!

祇園精舍の鐘の声、諸行無常の響きあり。娑羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。驕れる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。猛き者もつひにはほろびぬ、ひとへに風の前の塵に同じ。

『平家物語』

 どんなに人気があっても、衰える時は必ずやってくる。
 特に「アイドル」を謳っている以上、年齢的なものによる容姿の劣化については抗いようのないもので。

 もちろん、役者には30代・40代など、年齢に合った役というのがあるもので、それにうまく対応させていけばいいんだけど…。
 世間では「何の役をやらせても木村拓哉になる」と言われるぐらい、一辺倒な役しかやらないのだ。
 謂わば

「俺だけを見ろ!」
地球ドラマは俺を中心に回っている」

 という作風が多いわけで。


 そんな”俺様”が出ている最近の作品はコレ。

 『Believe』だが…。
 正直、話題にはなったものの、(かけた予算のわりには)決して大成功と言える視聴率ではなかった。
 むしろYouTuberたちがこぞって作品と木村拓哉さんを叩きまくり、出てくる話題が「身長」とか、そんなんばかり。

 まぁ、旗から見ても無理があるよね…。
 「50歳の俺様キャラ」って。

 いやね…世間一般の50代からすれば圧倒的にカッコいいと思うよ?
 西野亮廣先生も「いつの時代もキムタクはカッコいい!」って絶賛していたし。
 ただ! それでもそれでもさ…20代の頃の”俺様”のオーラに、50代の”俺様”が勝てないわけで。
 やっぱり、顔のシワが目立つようになるし、風体が【オジサン】なんよ。
 ナチュラルに美形でかっこいい『SnowMan』とかに勝てないって…。


 特に「SMAP」という肩書きを失ってからの凋落ちょうらくはハンパない。
 かつては【1+1+1+1+1】【10】にも【100】にもなった「SMAP」というモンスターアイドルグループ。
 本当の意味で「国民的アイドル」の肩書きを欲しいままにしていたが、解散してしまってからは【1】が【1】とか【1.5】ぐらいでしかなくなってしまったもんな…。


 もちろん「若者のテレビ離れ」による視聴率の減少も否定はしない。
 しかし、そんな中でも作品が良ければ『不適切にもほどがある』みたいな社会的現象を巻き起こす大ヒットを生み出せているわけだし。
 『VIVANT』も話題になったし。

 インターネット配信に目を向ければ『極悪女王』や『地面師たち』が超話題。
 それ以前にも『全裸監督』『イカゲーム(韓国)』といった話題のドラマが次々と生まれている。


 で、そんな”俺様”一辺倒なドラマからの脱出のために思ったわけよ。

かっこいい…パーフェクトヒューマンな木村拓哉というのを追いかけすぎてはいやしないか?
そろそろ、パーフェクトであり続けるのを止めにしないか?

 ってね。
 キムタクの全盛期を知るオッサンからすれば、こんなことでつまづいて欲しくないな…とも。


 そんな折、盟友が良いことを言った!

「なんかトメ(※作品クレジットの最後に出てくる出演者のこと)とかやればいいのにねって思っちゃう。主演じゃなくて……と思うんですけどね。2番手とかやるとまた視点が変わるから、なんか楽しいと思いますよね。“え~なんかもったいないな”と思って……」

 そうなのよ。
 2番手とか…主役じゃない、存在感のある大御所にシフトすればいいのよ。
 なんで”ソレ”をやらないんだろう?

 事務所が主役級のポジションをお膳立てしすぎている?
 それとも、本人が主役オレサマ以外演じたくない?
 そして、そのことを筒井道隆さんみたいに進言できるスタッフはいないの?


 かつては「抱かれたくない男」として君臨し続けてきた、お笑い芸人の出川哲朗さんや江頭2:50さん。
 男が喜ぶような尖ったリアクション芸風から、負け顔の出来る「かわいいオジサンキャラ」にシフトした途端、大ブレイクしたじゃない。

 出川さんだったら…『アメトーーク!』が転機かな?
 ”マセキ三兄弟”の企画とか、「リアルガチ」の名言とか…。
 どこかポンコツな部分を見せることによって、出川ガールズを従えるまでの好感度になったじゃない。

 出川さんや江頭さんみたいに「負け顔」が出来る俳優にも路線を変更はしないのかね??
 じゃないと…正直、60歳の俺様はキツイぞ!?(多分)
 60歳の俺様キャラって…前例の俳優さん、いる?
 カッコいいという意味では、映画『座頭市』の勝新太郎さんみたいなお爺ちゃん俳優がカッコよかったが…。
 以前に時代劇っぽい『無限の住人』をやったけど、結局”俺様”になったよね?

 『笑ってはいけない』シリーズで、『全裸監督』の村西とおる監督に扮した草彅剛さんばりに何かの”殻”を破らないと、正直、ドラマの視聴率は落ちていくばかりだし、豪華俳優陣で脇を固めて予算がかかるだけだし、ネットで話題になるのは天海祐希さんとの身長差だけだし。

 せめて「Netflix」や「Amazonプライム」で配信ドラマをやろうよ…って思う。
 日本の地上波ドラマで”俺様”キャラをやり続けるのは、もう限界だと思っている。
 マジでシフトチェンジしないと…凋落し続ける一方だよ。


 ちなみになんだけど!

 最近、新アルバムを発売しているんだよね。

俺、一曲も知らない……


 このアルバム、ファンには届くが一般ユーザーに届いてない気がする。
 音楽の世界でも”俺様”を続けるのはつらいぞ。

 あの…【アニメの主題歌】とかを歌おうよ。
 ファン以外にその曲、その音楽の存在を訴求させようよ。

 堂本剛さんが作詞作曲してようが、後輩が「名曲だ!」と自画自賛してようが…。
 ファン以外に曲も演技も届いていないのが現実だと思う。


 なので、まず「負け」を認めてから、どうやって再起するか…なんじゃないかな?
 「負け」を認めても再起する力が十二分にあるわけだし。
 鈴木おさむさんみたいな「超優秀なブレーン」がいないのは…厳しいなぁ〜。




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