『アメトーーク!』の「40歳過ぎてバイトやめられない芸人」に涙
2021年1月21日の『アメトーーク!』、テーマは「40歳過ぎてバイトやめられない芸人」で、これがまたえらい反響を呼んでいるらしい。
まぁ、そういう自分もテレビの前で涙を流してしまった一人ではあるが。
ちなみに、この回の出演者は…
鬼ヶ島・アイアム野田
5GAP・久保田&秋本
だーりんず・小田
TAIGA
上木恋愛研究所・キューティー上木
ゆったり感・中村
ワンワンニャンニャン・菊地
神宮寺しし丸
レアレア・桑折 (※敬称略)
の9組10人で、成功者側のゲストによゐこ濱口さんとケンドーコバヤシさんがいた。
ひな壇に並んだ顔ぶれを見ると…まぁとにかく「華がない」よねww
それを「40歳過ぎてバイトやめられない芸人」という括りにすることで、一つの作品としてまとめあげたスタッフの手腕がすごい。
で、なんでこのメンバーとテーマで涙が出てきたかと言えば「放送作家業界と似ている」……というか「今の自分の置かれている立場とほぼ一緒」なので思い切り共感してしまったからだ。
自分で言うのも何だが、業界歴はソコソコあるのに代表番組も無ければ、高須光聖さんや鈴木おさむさんのようにトップランナーで輝いているわけではない。
売れてないけど、食えてはいる
という状態のまま「なんとなく…」でズルズルと仕事を続けてきて現在に至るわけで…。
「いつか何かの企画がヒットして、人生の一発逆転ができるんじゃないか!?」
そんな夢を見続けて10年以上…生活・環境は何も変わっていない。
逆に、年齢を重ねることで「使い勝手のいい若手(パシリ)」扱いされず番組に呼ばれにくくなっているので、むしろ状況は悪化していると言っていい。
さらに年齢とともに体力も低下しているため徹夜しにくくなり、企画書を作成出来る量が年々減少傾向に。
こうして自分が上に上がれず足踏みをしているうちに、才能溢れる後輩が次々とブレイクしていき「席」を奪われていった。
自分は(今は)アルバイトはしていないけど、『アメトーーク!』を見ているうちに「40歳過ぎてバイトやめられない芸人」の人達とほぼ同じ心境&立場だと感じて目頭が熱くなり、涙が止まらなくなっていたのだ。
色々と心に刺さるエピソードトークや名言はあったけど、中でもTAIGAさんにはグッときたねぇ。
かわいがっていた後輩のオードリーやぺこぱが大ブレイクし、収入も知名度も雲泥の差に。
それでも心折れずに掴んだ今回の出演チャンスを奥さんと一緒に喜ぶ姿は…もう、オッサン殺しよ(苦笑)。
いいなぁ…奥さん・子供がいて。
こちとら収入不安定すぎて、結婚なんか夢のまた夢。
明日のご飯代(酒代)を稼ぐだけで精一杯さ。
と、さて……マシンガンズという太田プロ所属のお笑いコンビがいる。
自分は2008〜2009年頃に『エンタの味方!』という番組で一緒に仕事させてもらっていた。
当時のマシンガンズは『レッドカーペット』など数々のネタ番組に出演していたものの、年々、お笑い芸人としての仕事量は減っていた。
そんな中…滝沢さんは妻の出産を控えお金を工面しなければいけないため、ゴミ清掃会社に就職。
「バイトやめられない芸人」どころか「お笑いが副業になった芸人」となってしまったのだ。
プライドはズタボロになったろうけど、まぁ…背に腹は代えられないよね。
だって嫁さんと子供を抱えて「生活」をしなきゃいけないんだもん。
ただ、それでも腐ることなく芸人としても精進を続け、近年はゴミをテーマにした漫画を出版し、これがスマッシュヒット!
さらに、世界が「SDGsな社会を目指そう!」となっている風潮の後押しもあり、滝沢さんは「ゴミのプロ」としてメディアに取り上げられることも増え、芸能界に見事返り咲いたのだ。
努力が実るかどうかなんて分からないけど、やらないことには始まらない。
アルバイトをしてでも、一般企業へ就職してでも、お笑いを続ける価値はあるかもしれない。
それは本人の「思い(人生)」次第ということで。
自分も、振ってもらっている仕事をこなしつつ、何か努力していかなきゃいけないなぁ…と再確認。
そんな考える機会をもらえた『アメトーーク!』だった。
神回!!
