フランチャイズ経営は「令和の情弱ビジネス」なのか?
外食コンサルの永田ラッパさんのYouTubeチャンネルで、ホリエモンこと堀江貴文さんがプロデュースを手掛けるパン屋『小麦の奴隷』について解説したところ、バズった…というか炎上したらしい(苦笑)。
他の動画の再生回数のアベレージが1万とかいう中で10万オーバーの再生回数ってことは、まぁ反響がデカかったのには間違いがない。
どういう理由で炎上したのか、詳しい説明はしてないっぽいが…。
要するに、『小麦の奴隷』のフランチャイズ契約を結んだ”当事者”や、なんらかのフランチャイズに加盟する人が
「フランチャイズビジネスを悪く言うな!」
という勢力と
「フランチャイズなんて本部だけが儲かるシステムだろ!」
という勢力がバトっているみたいで??
ただ現実の情報として
124店舗から56店舗へと大量閉店に追い込まれている事実はあるようだ。
で、それが「ホリエモンのせい」になっているっぽい…。
『小麦の奴隷』が右肩下がりになる一方で…。
カレー店『カレーだしっ!』など、新たなフランチャイズビジネスを始めたりとか。
おそらくこれが「パン屋を見捨ててカレー店に力を入れやがって!」と、『小麦の奴隷』のフランチャイズオーナーを激怒させている原因でもある。
俺らが調子悪いのをフォローもしてくれない…と。
これらが
「フランチャイズなんて本部だけが儲かるシステムだろ!」
論に勢いをつけている感じだ。
一応「正論」を吐いておくと…。
そもそもなんだけど、儲けに目がくらんでよくよく検討もせずに、契約書の内容に納得してハンコを押しフランチャイズ契約を結んだのは自分じゃないの?
と。
それを上手くいかなかったから本部(ホリエモン)のせいにするのはおかしくないか?
契約者(オーナー)側としては「宣伝してくれない」とか…。
本部のフォロー不足を恨んでいるっぽいが。
ホリエモンの言い分としては
儲かる店舗は儲かっているんだから、あなたのやり方が悪いんじゃないの?
(=オーナーの努力不足)
ってことだろう。
オープンから時間が経って新鮮味が薄れているとは言え…
「ここまで努力していますか?」とホリエモンサイドは言いたいだろう。
「高額な契約金を払ったんだから、あとはよろしく!」…とばりに口を開けて待っていても儲からないということだ。
しかしながら、ホリエモンが「飽き性」っぽいのは否定しにくい。
本気で力を入れ続けているのは和牛関係のお店だけだろうな…。
なので、近年のホリエモンの動き的なことを見ていると『鰻の成瀬』っぽい感じがしなくもない。
この『鰻の成瀬』の社長は飲食に興味があるわけじゃなく「フランチャイズビジネス」を展開させることに興味があるようで。
同じ『鰻の成瀬』でも、店舗によって味のばらつきがあるようで、決して高評価を得られているフランチャイズではない。
『小麦の奴隷』も…。
ホリエモンはパン屋でもカレーやでもラーメン屋(堀江家)でも、なんでもいいんだと思う。
10年続く飲食企業を本気で作ろうとも思っていないんじゃないかな?
常に「今、自分が興味のある飲食」のフランチャイズを連続起業し、
後は自分で頑張って!
ということをやっているんだろう。
美味い味のレシピなりノウハウなりは売ってあげるから。
後は自分で努力して儲けてよ…と。
ところが、フランチャイズに加盟するような…。
「ホリエモンのビジネスに便乗しよう!」という人は、料理人としてそれほどでもなかったり、他のビジネスで成功したという人でもないだろう。
もし、それほどの才能を持っているなら「自分のお店」で起業するはずだから。
経営のノウハウが無い!
コネも無い!
料理人としての腕も無い!
だから「フランチャイズ」というノウハウに自らの貯金をはたいてしまい、それで大ゴケするっていうね。
フランチャイズビジネス自体は悪いものじゃない。
だって…コンビニとか数万店舗のフランチャイズがあるわけじゃない?
本当に極悪フランチャイズ起業だったら…こんな長い間、起業を維持できるわけないはずだし。
ただ、コンビニとか他の歴史が長いフランチャイズチェーン店に比べ、新興フランチャイズは歴史・経験値が浅く「ブームに乗って展開してしまった感」が非常に強い。
「から揚げの天才」とか「タピオカチェーン店」なんかも、一気に展開して、一気に畳んでしまったよね。
そうした流行り廃りのビジネスに勢いでお金を出してしまった…というオーナー側にも責任はあると思うんだけどね。
欲に目がくらむと、退職金を失う結果になるよ…と。
飲食で人生を勝負するなら、もうちょっと客観的に自分のスキルを【鑑定】した方がいいと思う次第で。
