【超私的感想】 R-1グランプリ 2023
”お見送り芸人しんいち”や”ゆりやんレトリィバァ”らが原点を振り返りつつ
「R-1には夢がある!」
を強烈に打ち出すメッセージ。
だったら、三浦マイルドとか中山功太も全て入れろってツッコミたくはなるが…(苦笑)。
自分が構成しても多分“ソレ”はネタにしただろうから、あれがベストなのだろうと思う。
今年も放送時間は2時間でやらないといけないので、『M−1』における笑神籤といったネタ順抽選のドキドキタイムなどは徹底的に省いた感じで。
2時間で8人か…大丈夫かね?
MCも雨上がり決死隊から霜降り明星にチェンジしたのも随分と見慣れたもので。
審査員は昨年同様、陣内智則・小籔千豊・バカリズム・野田クリスタル・ハリウッドザコシショウ(敬称略)の5人。
陣内さんが何気に重鎮感が出てきた。
「TVerスペシャルライブ」で裏実況しており、そこではおいでやす小田・渋谷凪咲・お見送り芸人しんいち・ビスケットブラザーズらが何やらやっていたみたいだが…そこに興味のある人がどれだけいるんだろう、、という疑問。
俺は他人に惑わされることなくネタを見たい派なので。
「誰が優勝するか当てよう!」とかの抽選クジ企画は必要なし。
時間もないので、サクサクと進行していく。
予選1人目:Yes!アキト
プロポーズしようとするが、いざとなったらギャグに走ってしまう謎キャラ。
最終的にはOKをもらうのだが…。
トップバッターということも差し引いて、チャンピオンの器じゃないな…と思った。
昨年みたいな「ギャグ一本槍」ではないものの、何かが足りていない気がする。
個人的な好みというのもあるかもしれないが。
で…得点を発表する時は相変わらず『エヴァンゲリオン』のBGM。
出た点数は…最初から90点台が連発する中、バカリズムさんだけ80点台だった。
『R−1』における山田邦子さん的な得点の付け方ながら炎上しないのは、これまでネタで確固たる地位を築いたのをTVの前の視聴者が知っているからだろう。
1人100点×5人の中で、456点。
予選2人目:寺田寛明
プロジェクターを使ってレビューサイト。
日本語・熟語・漢字のおかしなところに突っ込むスタイル。
「暮れなずむ」への武田鉄矢ツッコミは個人的に好き。
464点でトップに。
予選3人目:ラパルフェ都留
ピン芸人かと思ったらコンビの片割れだったのね。
(最近のお笑い事情に疎くなっている気がする)
ネタは「街が怪獣に襲われているところへ阿部寛がやってくる」という、阿部寛さんモノマネ。
滑舌が悪いのをアレンジしつつ。
倒れたもののファンの声援で立ち上がる…という展開は面白かった。
最後は【番宣】で来ていた…というTVらしいオチ。
「音声に合わせて演技する、バカリさん嫌いだろうな」と思ったら、案の定80点台。
そしたら陣内さんも80点台をつけていた。
451点で上位2名に入れず敗退。
決勝ラウンドを2人で争ったり、80点台の2人には感想を求めないのは時間の短縮とか色々ありそうな気がする…。
予選4人目:サツマカワRPG
和田アキ子のつかみあり〜の。
【カメラワーク】を使って笑わせようとするのは大会運営の方針か…。
個人的には定点でネタに集中させてもらいたい気がするけど…。
審査席は関係ないから、テレビの視聴者だけの問題か。
連続してキャラが入れ替わるが、正直、俺は何をやっているのか分からなかった。
飲みながらヘベレケ状態で見ていたので、面白く感じなかったのはハイボールのせいだろうか?
それでも全員90点台で462点、2位に滑り込み。
予選5人目:カベポスター永見
昨年の『M−1』トップバッターがピンでも決勝へ。
板付きからスタートし「世界で誰かは言ってるかもしれない一言」をとつとつと。
大喜利みたいなワードセンス一本勝負。
審査員の笑っているインサートがあったりも。
途中までは良かったが、バカリズム&陣内の2名が80点台出して460点、脱落。
バカリズムさんが減点の理由を語る後に、小籔千豊さんがフォローしていた感じ。
みんな90点とか「身内に甘い」感じがするので、実はバカリズムさんの点数の付け方は好きだったりする。
予選6人目:こたけ正義感
復活ステージから這い上がった枠。
フリップを使った弁護士ならではネタで勝負!
おかしな法律を紹介していくが、知識欲を刺激して個人的には好きなネタだった。
462点で同率2位。
予選7人目:田津原理音
フリップ芸からモニター芸に変えた人らしい。
フリップはもはや古いのか?
漫画家と同じでデジタルのが作るのが楽なのか?
モニター芸人が増えているなぁ〜と。
OHPを使っての学校の宿題発表みたいなシステムだ。
ネタは「バトリオンモンスターズ」という、デュエルモンスターズみたいなカードを軸にしたもので。
バカリズムさんは80点台だったのもの、他の審査員の得点でカバーし、470点の1位通過。
あえてバカリズムさんにコメントを求めた印象がした。
予選8人目:コットンきょん
「警視庁カツ丼課」で自供させるカツ丼を出すというコント設定。
『踊る大捜査線』のBGMを巧みに使いつつ…。
「喝」を入れてくるか…などダジャレもあり。
468点で2位に!
決勝の舞台を前に、残り時間は20分。
余計なコメントや演出を削ったサクサク進む進行が見事だった。
ファイナルステージ1人目:田津原理音
予選と同じカード開封ネタ。
昭和時代にあった「おまけ」みたいな。
キラシールとかは子ども心をくすぐるね。
ファイナルステージ2人目:コットンきょん

寝坊してしまったため、リモートで海外へ旅立つ女性を巡るドタバタ劇。
(酔っ払ってメモしたまんまで載せておきます…何のネタだったんだww)
ZoomとGoogleMeetを利用したり。
現代ならではの設定で…くだらねえ(笑)。
個人的にはコッチだった。
運命の審査結果発表!!
田津原理音 3票
コットンきょん 2票
接戦ではあったが、順番として陣内さんの一票で決まったカタチに(笑)。
陣内さんも「勘弁してくれ! 俺が優勝を決めたわけじゃない!」というオイシイポジション。
さてさて。
今のバラエティ(テレビ)は、ネタのクオリティより
「トークが出来るかどうか?」
「先輩にいじられて面白くなれるか?」
が重要視されている。
『R−1グランプリ』と同じく、夢が無い方の大会に分類される『キングオブコント』で今もテレビに出続けている芸人は、バイキング小峠さんみたいな、いじられても面白いし、ちゃんとトーク(&リアクション)の出来る人か…。
または、その性格の異常性を徹底的にいじられるコロコロチキチキペッパーズ・ナダルさんのようなリアクション芸人か。
そのどちらか。
コンテスト優勝はあくまで【キッカケ】であり、ネタが面白いけどそれまで埋もれていた才能にスポットを当てられる場。
むしろ、スタートはココからで…息の長い芸人になれるかどうかは、芸人としての資質・人間性にかかってくる。
田津原理音さんは『R−1グランプリ』にも夢があることを証明してくれるだろうか?
そんなところにも注目しつつ。
一方で、『R-1グランプリ』のトロフィーを持てなくなった”お見送り芸人しんいち”の今後の出方が気になる…。
