マイクロソフトの入社試験
テレビやラジオなどの企画を考えたり台本を書いたりする放送作家が、日常の思いつきや体験などを綴るエッセイ風note。
先日、マクドナルドで仕事していたら、店内に流れるラジオ放送でクイズ王の伊沢拓司さんがプロデュースする『答えのないクイズ』みたいな企画をやっていた。
その時流れていた”問題”が
Q.今はインターネットで何でも調べられる時代なのになんで勉強する必要があるのか?
といった問いかけ。
この問題に全国の小学生が答える…という企画らしい。
確かに、大人になれば「答えを探すのにネット検索してはいけません!」ってルールが無いから、スマホさえ持っていれば大抵の【答え】は見つかる社会ではある。
そんな時代での勉強する意義…か。
ふと「そう言えば、随分と前に『マイクロソフトの入社試験』みたいな企画が流行ったな」というのを思い出して調べてみると…あった。
島田紳助さんがやっていた『島田検定!!国民的潜在能力テスト』って番組がそんな内容だったような。
一時期ブームになった系の企画だ。
ちなみに、自分が「なぜ勉強しないといけないか?」の質問に回答するなら…
学生のうちに勉強をしないと将来の職業の選択肢の幅が狭まるよ〜
って答えるかなぁ?
俺、テンソルフローを使ったディープラーニングのシステムを作ってみたかったけど、これを実現するにはある程度数学の知識が必要であることが発覚。
中3の時…数学の授業が教科書に追いつかず、高校受験に必要なさそうな微分積分・代数幾何学・行列などのいくつかの項目がすっ飛ばされた。
そのすっ飛ばされた部分がディープラーニングのプログラミングに必要な知識…ということが発覚したのが、つい数年前の出来事。
別に微分積分が出来なくても生きてこれたけど、さすがにこればかりはお手上げだ。
こういう参考書には「初心者」や「入門編」、「知識ゼロから」とかよく書いてあるけど、それって数学の知識があった上での「ゼロから」なんだよね(涙)。
あの当時はまるで思わなかったけど、今は勉強出来なかったことを後悔している。
上記のネタでもちょっと触れたが。
日本の若者に「将来なりたい職業は?」と聞くとYouTuberだったりプロゲーマーだったり芸能人だったりと…『夢』や『一攫千金』といった系統の職業が絡むことが多くなっている気がする。
要は「勉強せずに楽をして稼ぎたい」っていう人が増えているわけで。
FXとか株とかの投資や、競馬などもそうだけど…それらは誰もが儲かるわけではなく、夢からドロップアウトした時の「セカンドキャリア」で潰しがきかない。
ある程度勉強しておいて、マーチぐらいの学歴があれば最低限の滑り止め企業には入れるかもしれないが、学歴が無いと…
やっちゃんねる氏や…
きよたん氏のように「万が一」が起きた時の「正社員での再就職」が難しくなってくる。
(俺が知らないだけで、2人とももしかしたらいい大学出てるかもしれないけど)
俺は実質”高卒”なので、放送作家としての仕事が無くなったらかなりピンチだ。
今のこのご時世、”ホワイトカラー企業の正社員”で再就職し生活費を稼ぐのは難しそうなので、ブルーカラーの仕事を探すしかないだろうな…。
歳をとってから「こういうこと」で悩むオジサンにならないためにも、最低限の勉強はしておいた方がいいと思う。
【水】は高い所から低い所へは流れるが、上に流れることは決して無いから。
