間違った「VIP戦略」…とも言い切れない市町村の金欠事情
愛知県岡崎市の花火大会に関して、ちょっと物議を醸しているみたいだね。
その理由は…

110万円という花火の観覧席が出たこと。

どうやら天守閣の特等席から見られるスペースが売りに出されたが、コレが「高すぎる!!」「買えるか!」と非難轟々。
どうせ文句を言っている人たちは貧困層に属する人たちだし、はなから買う気が無い「文句が言いたいだけな人(クレーマー気質)」だとは思うけどさ。
近年、阿波踊りとかを含め「夏祭りのVIP席問題」がニュースになることが多々。
これって明らかに西野亮廣さんの著書『夢と金』に触発された【VIP戦略】だよね。
簡単に言うと、
飛行機のファーストクラスを廃止して庶民に優しいエコノミー席を増やすと、座席数は増えるけど飛ばすための燃料代をエコノミーの乗客から徴収しないといけなくなる。
VIP(ファーストクラス)の人たちがエコノミーの人たちの運賃を負担し、飛行機が飛ぶのを支えている。
というもの。
(詳しくは本を読んでください)
これと同じ理論で、花火大会だってタダで打ち上げられるわけではない。
【市町村の税金】+【スポンサー企業の寄付】によってイベントの予算が賄われている。
しかし!
新型コロナ以降、日本の景気は大変なことになっている。
物価高騰による花火の打ち上げコスト上昇に加え、安全確保に必要な警備員の確保・人件費の急増に対し、地元企業などからの協賛金だけでは賄いきれなくなっているのだ。
そのため、中止になる花火大会もチラホラ出てくるようになった。
こればかりはどうしようもないというか。
特に地方のマイナーな花火大会はガンガン開催できない方向になっていくだろう。
こうした花火大会をなんとかして存続させるべく、マネタイズの手法を【広告】から【ダイレクト課金】のモデルにチェンジしようとしている過渡期がここ数年の地方の現状ってことになる。
しかし、今まで無料で見られていたものが「花火が綺麗に見られる特等席は有料」となったのだから…そりゃ貧困層は怒るわな。
その人たちは「そもそも予算が無いと打ち上げられない」という現実から目を背けている。
つまりは、こういう理論。
お金は出さない!
でも花火は見たいから何とかしろ!
今まで続けてきた伝統だろ?
去年までタダでやれたのに、今年はなんで出来ないんだ!?(怒)
金?
なんとかするのがお前らだろ!
この言葉がいかに理不尽なことか。
それを何とかしようと、令和8年の経済状況でもお金に余裕のある人から【寄付】を募っているのが「有料席の販売」なのだ。
なので、今後は
特等席からじゃないけど、尺玉の花火が打ち上がったのを見られて良かった!
というマインドに地元の高齢者どもがシフトしていくことが出来るかどうかだと思う。
むしろ、オープンに意見を募集した方がいいんじゃないの?
予算が無い現状を示しつつ「どうしても花火が見たいなら有料席を設けることになるけど、それでもやりたいかどうか?」を。
じゃないと、「高い!」「誰のための花火大会(祭り)だ!」と一生叩かれ続けることになるので。
