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テレビの視聴率を予測するAIシステム

 先日、マーケティングについて考えたが。

 放送作家を含むテレビマンたちは、常日頃から視聴率の分析を欠かすことがない。
 どのネタを扱うか? どんな番組展開にするのか? 面白い番組作りのためにずっと考えている。

 で、その分析項目の1つに「ゲスト案」という難題がある。
 言わずもがな、番組レギュラーとは別に単発で呼ぶゲストのことだ。
 ドラマの番宣のために大物が破格のギャラで出てくれるのは万々歳!
 しかし、そんな奇跡は毎週起きるわけではないので、平常回(平場)の盛り上げ方をずっと考える。
 「その回に誰が出たら視聴率を取れるか?」のタレントを挙げていく作業は若手からベテランまで、ずっと課せられる”宿題”でもあるのだ。
 ネクスト藤田ニコル、ネクスト池田美優、ネクストフワちゃん…。
 番組発のブレイクを狙い、新人タレントを入れてみては結果を検証…トライ&エラーの連続。

 で…ふとある時

「芸能人の影響力を数値化すれば、誰を呼ぶべきか分かるのでは?」

 と考えたことがあった。
 時間帯、視聴者層、旬度…あらゆることをデータにし、そこから「その時、誰が最適なゲストなのか?」をはじきだせれば…最強なのでは、と。
 おそらく『マネーボール』を見た影響を受けたのかも(笑)。

 ある意味「タレントパワーランキング」みたいなものか。

 まぁ、そんなことで早速書店へと向かいディープラーニングの本をペラペラとめくってみたものの……全っ然分からない!
 HTMLとかJavaScriptとか…多少かじった程度では、その概念が理解出来なかった。
 中学の数学で授業時間が不足し、代数幾何・行列などを飛ばされていたため、その分野が不勉強になってしまったツケが数十年ごしにきた!!
 ある程度の数学の基礎知識が無いとプログラミング言語「Python」を使ってのAIが作れない現実を突きつけられる…。
 高校1年の数学で挫折し、進級時に文系コースへ進んだ身としては荷が重たい。

 なので、「どうしたらいいんだろうなぁ…」となっていたところ、衝撃の事実が!
 なんと、あの【電通】が視聴率予測のAIをすでに作っていた!!

 まぁ当然か……てか!
 そういうのが既にあるなら番組で使わせてよ!(笑)

 このAIを使ったテレビ視聴率予測システムはクライアント…つまり広告主に対して枠の重要性をアピールする際に使われるものらしい。
 どんな感じで予想されるんだろう?

18-108概念図

 俺が構想を練っていたのとほぼ同じだ…。
 いや…ネタの順番とかは考えられてないから厳密には違うが、それが「世の中トレンド」という入力データになるんだろうか?
 どういうインターフェイスなんだろ? すげぇ触りてぇ〜。

 むしろ、コレをテレビマンたちが利用できるようになれば、テレビの視聴率を底上げすることが可能かもしれないので、回り回って【電通】自体が潤う結果にならないだろうか?
 なんで広告主限定利用にしたんだろう?

 将来、AIは労働者の仕事を奪うと言われている。
 株式のトレーダーだって必要なくなるかもしれないし、それこそ「学校の教師」は授業を教えるのではなくメンター状態になる可能性がある。
 まず、タブレットで授業内容を均一化すれば先生が教壇に立つ必要性が薄れる。
 さらにAIで個々の弱点が分かるので、それにあった過去問題を出題するなどのレコメンドをしてくれたりと…無限大に利用の幅が広がる感じ。
 お笑いだって、AIがネタを考えてくれるようになるかも。
 同様に視聴率の予測もテレビマンじゃなくAIがやってくれるようになるのかな?

 2017年に新しいシステムが運用を開始したばかりのようで、電通の視聴率予想AIもまだまだ完璧じゃないとは思うんだが…。
 「過去に不倫スキャンダルを起こしたタレントを視聴者が嫌悪する率」なんてデータをはじき出すとか、人間の感情を推移する部分には限界あると思うし。

 逆に言えば、完璧じゃないから仕事を失わずに助かっている…?
 ゲスト案とかネタ案とかを全部AIが提出するようになったら、放送作家としての経験値がまるで役に立たなくなるわけだしw
  仕事が楽になる分、自分の仕事が不安定になる可能性…複雑な気持ちだ。

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