キングコング・西野亮廣の頭の中 【ファーストウェーブ戦略】
キングコングの西野さんがここ1年の間で提唱しているチケットの販売戦略。
それが「ファーストウェーブ」と名付けられた作戦だ。
どういうものか?
かいつまんで説明すると…
「演劇(等)のチケットは全日程を一気に売り出してはダメ」
「それをやると、初日と最終日は埋まるけど、真ん中の部分が必ず凹む」
「なので、まずは最初の数公演(数日)を全力で売り切る手法を取る」
「すると、SNSでの評判・口コミだったり、リピーターだったりが後半(千秋楽まで)のチケットを売ってくれることになる」
というもの(らしい)。
最初の公演にビッグウェーブを起こす…という意味を込めて「ファーストウェーブ戦略」と名付けられたようで…。
が!!
西野さんはこの「FW戦略」が理解できない人が多い…と嘆いていた。
「なぜこんな簡単なことが理解出来ないだ!?」と。
正直に言おう…
俺も理解できなかったw
なので、もうちょっと解像度を上げて「何が理解できないのか?」を探ってみることに。
で、なんとなくの答えが出た。
西野さんは
【口コミ】や【リピーター】が(後半の)チケットをさばいてくれる
というニュアンスの言い方をしていた。
だが、考えてみてもらいたい。
まだ公演を行ってもいない段階で【口コミ】や広がるわけじゃないし、【リピーター】が出るわけでもない!
つまりは…書いている俺も説明しずらいのだが、要するにこの戦略を理解できないネット民は(俺を含め)
時間軸がグチャグチャになっている
(=説明していない)
のだろう…おそらくは。
【リピーター】とか【口コミ】言ってるけど、『ミュージカル えんとつ町のプペル(2025年Ver.)』はまだ公演されてないじゃん!
見てない作品に対して口コミが広がるわけないし、開演してない作品なのに「もう一度観たい!」っていうリピーターが出るわけないじゃん!
なのに「これ(=口コミ&リピーター)がチケットを売る戦略!」ってどういうこと?
と。
俺もそう思ったし。
そういう疑問を抱えながら、YouTubeにレコメンドされてきたこの動画を再び見てみた。
ファーストウェーブ戦略について解説している動画だ。
「自分が何に引っかかっているか」を理解しながら見たら、だいぶ”つっかえ”が取れた気がする。
《ファーストウェーブ戦略》が
「前売り券を販売している期間に取る作戦」
なのか
「公演が始まってからの客の流れ」
なのかの《前提》を全く説明してない。
そのため、凡人には初見で理解できない。
西野さんが天才すぎてそこの説明を端折ってしまっているために、ネット民がついてこれなくなっているのだ。
この動画を見て、改めて説明すると
<前売り期間中>
「舞台の幕が開く前に、初日から2(〜3)日目までのチケットを全力で売れ! なんなら最初の方は割引きしてもいいぐらい!」
<公演中>
「作品の内容が本当に面白ければ、『Aチームのキャストで良かったのでBチームでの公演も見てみたい!』っていうリピーターが出るだろうし、『@@の舞台が面白かったよ!』と友達や同僚に触れ回るので、その口コミが広がってチケット争奪戦が起きるだろう!」
<千秋楽の後>
初日に近いチケットを売れるだけ売ったおかげで、その分大勢の【口コミ】で噂が広がったり、もう一度観たいってお客さんが【リピーター】となって観にきてくれたりしたので、結果的に連日の満席状態が作れて良かった!
これらをまとめて「ファーストウェーブ戦略」と呼ぶってことなんだろうね。
つまりは、デパートの「シャワー効果」と似たような仕組みだ。
まず、お客さんを屋上(初日〜2日目)に集められるだけ集めきる。
その分母が多ければ多いほど、下の階(後半の公演)に流れる人が増えるかもしれない…という考え方なんだろう。
そっか。
「ファーストウェーブ戦略」ってつまりは「シャワー効果」と似ているものなんだ。
(最初からそう言えばいいのにww)
ネット民は
これを一発(1回)仕掛ければ
必ず集客できる【必殺技】
それが西野亮廣の
「ファーストウェーブ戦略」
だ!
と勘違いしているんだろう。
違う、違う。
チケットの発売から千秋楽を迎えるまでの期間、ずーーっと仕掛けまくるのがファーストウェーブ戦略の真髄なのだよ…(多分)。
演劇・舞台の関係者の中に、コレを一発で理解出来た人はどれぐらいいるんだろう?
