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「成功体験」をしがみ続ける上層部

 元テレビマンのYouTuberが『フジテレビ番組審議会』を酷評する動画を立て続けに見た。

 こちらは、元ディレクター。

 こちらは元放送作家。


 コレらを見ていて、ふと

「あ、そう言えば今の社長って港浩一さんなんだっけ」

 と思い出した。

 港さんと言えば、数々の人気番組を手掛けたヒットメーカーでもあるが…こうも思った。

いつまで「過去の成功体験」をしがみ続けているんだろうな…

 と。
 今回の『番組審議会』の酷評の中で気になったのは2点。

*港社長をヨイショする審議委員の発言

*「コンプライアンス(人権意識)がテレビをつまらなくしている」発言

 特に【コンプラ】発言の方は…どうなんだろう?
 港社長が新番組の企画書に目を通して番組の編成を決めているわけではないが、それなりの権力を持った編成部長や編成部員が「より安全な企画」を通しているはずだよね?

 企画書の募集で集まるネタ案の中には、それなりに「攻めた」企画書もあるはずなんだけど…それを【コンプラ】で弾いているのは上層部なんだよな〜。
 これって、軽く「ソフト老害では?」と感じてしまうのだが…。


 その割には、港社長の覚えが良いと言うか…「ヨイショ〜!」な番組が通っていたりもする。
 今、話題の言葉を使えば「原作ありき」という感じだろうか?

 例えば『オールナイトフジコ』とか。

 過去のヒット番組を、令和のキャスティングと企画(フォーマット)に仕立て上げ放送をスタートさせたわけだが…。
 全然、流行っている気配が無いわけで。。

 ほぼほぼ、ネットニュースの記事になっていない。
 こたつ記者がこたつで眠ってしまっているようだ。

 個人的には、今どき「キレイな女子大生が番組やってま〜す」という素人感のウリって全く通じないよね…って思う。
 だって…

YouTuberがいるじゃん


 テレビ画面の向こうのお行儀の良い女子大生より、なんか近付けそうな女性YouTuber、今たくさんいるよね。
 生活感(とお胸)をチラ出しにしてさ(苦笑)。
 一般視聴者は、そっちの方が”萌える”んじゃないのかね?

 それこそ、小泉今日子さんが言った「バラエティはつまらない」状態なんじゃないかと。
 (価値観がアップデートされていない…という意味で)
 『キャンパスナイトフジ』…誰が覚えているだろう…。


 こうした「成功体験をしがみつづける」現象はテレビだけじゃないと思う。
 例えば…

たまごっち


 だ。

 1996年に発売され、翌年には女子高生を中心として爆発的ヒットした電子ペットのおもちゃである。

 実は! このたまごっち…

 昨年、新作が出ていたんだよ…。
 3〜4ヶ月ほど前に「Tamagotchi Uni」という商品がさ…。
 あのちゃんがCMやったりしてさ…。
 でもさ…

全然、話題になってない


 と思うのは気のせいだろうか?

 これも、商品企画を通している上層部が失敗して自分の経歴に傷をつけたくないがゆえ、新しいおもちゃに挑戦せず

「たまごっちなら…我が社のヒット商品だったし、いいんじゃないか?」

 と…過去の成功体験のIPを引きずってズルズルズルズルと新作を出し続けている印象がある。
 完全に『オールナイトフジコ』と同様の構図な気がするんだけど…。


 厳しいことを言うと、秋元康さんを取り巻くスタッフにも同じ現象がある。
 「乃木坂46」がらみの

「僕が見たかった青空」


 だ。

 だって、そもそも「乃木坂46」は

AKB48の公式ライバル

 という建付けで誕生したグループだ。

 なので、「乃木坂46」の公式ライバルは「AKB48」のはずが、さらなる別グループが横槍を入れてきたわけで…。
 せめてヒット曲が出れば存在感を出せるんだけど、今のところ『アイドル』級に世間に認知されるレベルの作品が生み出せていない。
 良くも悪くも、乃木坂の”陰”になってしまっているよね。



 こうした…IPをしがみ続ける現象は、昭和・平成でヒットした「成功体験の公式」がアップデートされないまま令和にタイムスリップしちゃっている感じがする。

 そもそも、若者向けの新商品や新企画のアイデアを精査するのが高齢者たちというところが、何か【ズレ】ているんじゃないだろうか?

 一応…

成功してないお前山川が言うな!


 と…「おまゆう案件」であることは百も承知しています。



今回はちょっと毒舌…


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