【テツandトモ】の考え方が最先端だった…という話
「♫なんでだろ〜ぉ、なんでだろ?なんでだ、なんでだろ〜ぉ」の歌ネタでお馴染み、お笑い芸人の「テツandトモ」さん。
大ブレイク当時、民放のバラエティーではあんまり見かけず、出ている番組と言えばNHKのネタ番組が中心だった。
それはどうやら、彼らは以前から
NHKの番組を広告にして営業で稼ぐ!
というスタイルでやっていたという話を耳にする。
なぜNHKかと言うと「全国放送だから」だそうで。
全国区の民放とは言っても、日テレ・TBS・フジ・テレ朝・テレ東が全部が全部、地方でネットしているわけじゃない。
未だ「フジ系列と日テレ系列しか見られない!」とかいう地方は結構ある。
その点、NHKは国営の全国放送なので、どんなど田舎だろうが必ず地方に番組が流れる。
なので、全国の老若男女に広告を打つのには最適な媒体なのだ。
知られているということが集客に繋がるので「営業のカギ」になるのだから。
で、先日こんな記事を目にした。
有野さんも今年1月に自身のYouTubeで『レギュラー仕事11本、個人のYouTubeチャンネル2つ、ブログ、X』と、多忙な日々を送っていることを明かしていました。
『黄金伝説』『めちゃめちゃイケてるッ!』の終了後、さほど活躍しているイメージのなかった中堅〜ベテランの域に差し掛かっている「よゐこ」。
その有野さんがレギュラー11本って…にわかには信じがたいが、よく思い出してみるとフジテレビのCSとかBSで『ゲームセンターCX』とか『有野屋書店』とかやっているよね。
でも、こうして活躍できているのは、『めちゃイケ』時代の知名度(ネームバリュー)の貯金があり、それがはきゅーんしてYouTubeなどの活動に活かされているからだろう。
さらに、先日、元放送作家の長谷川良品さんがこんな動画をアップしていたが…。
【サンジャポの呪い】だとさ(苦笑)。
ただまぁ、これも所謂「キー局のアナウンサー」という破格のブランドを手に入れて、それを活かして次のビジネスへ展開するというスキームになりつつあるんじゃないのかなぁ〜と。
一定数の女子アナファンってのがいたりもするし、なぜか社長さんって女子アナが好きみたいだし(苦笑)。
そんな女子アナというポジションで、ある程度の知名度を得てから退社しタレントやインフルエンサーとして芸能界に残るも良し。
元TBSの良原安美さんのようにファッションブランドを展開する事業家に転身するもよし。
テレビという無料で楽しめるメディアを自身のブランディング&広告媒体として最大限に活用し、最高値が付いたところで売りさばく(=退社する)っていうね。
ただ不思議なのが【TV→YouTube】への誘導はわりかし出来るのに、【YouTube→TV】の方はあまり上手くいっている成功事例を見かけない。
登録者400万人超えの「水溜りボンド」はTVK(テレビ神奈川)とかで地上波の枠をゲットしたが、全然その後に繋がっていない。
若者に人気があるとされている「コムドット」も一時期フジテレビが猛プッシュしていたが、初冠の地上波レギュラーは呆気なく終了。
その交換留学制度がどういうふうにして人が流れているか詳しくは分からないが、「ながら視聴」もあるテレビに対し、YouTubeは「目的視聴」がメインだからじゃないかな〜と個人的には思っている。
YouTubeは自分でチャンネル(サムネ)をクリックしない限り偶然に動画は流れてこないわけだし。
しかもテレビを持たない世代が増えている中では推しのYouTuberを見る物理的な装置が無いわけだし、TVerで配信されるにしろ、結局はスマホの画面の中だけで完結するわけだから「偶然視聴」は無いことになる。
なにはともあれ、TVを広告として捉える…という考え方は時代の先を走っていたんだね。
テレビギャラと営業ギャラは稼ぎが全然違う。
なのでワリがいい営業をゲットすべく、地方の興行主に「呼びたい!」と思わせる最短距離がNHKで顔を売る…のだと。
そういう戦略というか、未来への考え方みたいなのとセットで、自分たちのプロデュース方法を考えないといけない時代なんだな…と改めて思った。
