【プロ編集者の言語化講座 8】なぜ、あなたのnoteは響かないのか?〜文章を「たった一人」に届ける技術〜
「この記事、誰に読んでほしいの?」
これは、僕が情報誌の編集長だった頃、悩める若手ライターによくしていた質問である。 すると、彼ら彼女らは決まってこう答えた。
「えっと…20代から30代の、おでかけが好きな、すべての人に…です」
「すべての人」?。 聞こえはいいけど、これは書き手として最も陥ってはいけないワナの一つだ。僕は、そのライターさんが書いてきた原稿に目を落とす。そこにあるのは、当たり障りのない情報が網羅された、毒にも薬にもならない文章。誰にも嫌われない代わりに、誰の心にも刺さらない言葉の羅列だ。
僕は、PC画面から顔を上げずに、静かにこう告げるのである。 「惜しい。あまりに惜しい…」
こんにちは。しばじゅんです。
あなたも、noteやXで文章を書くとき、無意識に「みんなに読んでほしい」「たくさんの人に届けたい」と思ってはいないだろうか。 その崇高な願いが、皮肉にも、あなたの文章から個性を奪い、熱量を下げ、誰の心にも響かない原因になっているとしたら?
前回の講座では、読者の感情を動かす「物語」の作り方について話した。
【プロ編集者の言語化講座 7】初心者のための「物語」の黄金法則〜「事実」を「感動」に変える技術〜はこちら▼
今回は、その物語を「いったい、誰に向けて語るのか?」という核心に迫っていく。発信の根幹に関わる、極めて重要なテーマだ。
この記事を読み終える頃には、あなたは「大勢に向けた曖昧な言葉」から解放され、あなたの言葉を本当に必要としている「たった一人」の心に、深く鋭く突き刺す方法を手にしているはずだ。
ここから先は

プロ編集者の言語化講座
元雑誌編集長のプロの言語化ノウハウを学べます。記事追加のたびに値上げします。どんどん追加されていきますので、今が一番お得です。
この記事が参加している募集
もし、応援してくださる方がいらっしゃれば、サポートいただけるととても励みになります。いただいたものは、クリエイター活動で使わせていただきます。いつもありがとうございます!
