見出し画像

追加資金なしで資産が増える!守りの戦略「アセットアロケーションのリバランス」

【結論】

積極的な運用(積立投資)を止めて、追加資金なしでも資産は増える!
ルールを守るだけで結果的に「逆張り(安値買い・高値売り)」の行動がとれる
それが、アセットアロケーションのリバランス!

【アセットアロケーションとは?】

投資資金を「現金」「債券」「株式」「投資信託」「不動産(REIT)」
などの異なる資産クラスに、どのような割合で分配するかを決める「資産分配」のことです。

アセット(資産)+アロケーション(配分)

どの種類の資産を何%持つかを決める

「アセットアロケーションのリバランスとは?」

市場価格の変動によって崩れた
「当初の配分(株式50%:債券50%など)を、元の比率に戻す運用メンテナンス」のこと。

値上がりした資産を売り、値下がりした資産を買うことで、
自然と「高値売り、安値買い」ができる仕組み。

リスク管理と長期的なパフォーマンスの向上につながります。

【図説】


合計:1000万円

図1①
投資信託:500万円
現金、債券:500万円
に資産配分している状態

合計資産額:1000万円


2年目
株価が大きく下落 (図1②

株価(基準価額)が300万円になると

投資信託:300万円
現金、債券:500万円

図1②をリバランス
現金、債券100万円を使い値下がりした投資信託を100万円購入
投資信託と現金、債券の比率を整える

図1②リバランス後も合計は同じ800万円
投資信託:400万円
現金、債券:400万円


3年目
図1③
株価が戻ってきて株価500万円になると
(1年目と変わらない株価)

投資信託:666万円
現金、債券:400万円

図1③をリバランス
投資信託を133万円分売却して、現金や債券に変える

投資信託と現金、債券の比率を整える
投資信託:533万円
現金、債券:533万円

合計金額は1066万円

図1①の時の株価に戻っただけなのに、合計額は1066万円になっている

追加投資なしで+66万円


【なぜ資産が増えたのか?】

この現象は、リバランスが強制的に「逆張り(安値買い・高値売り)」の行動を投資家にとらせるためです。

  1. 安値で仕込めた: ②の暴落時に、現金を切り崩して「安い口数で投資信託」を多く買い増したことが、回復時の爆発力につながりました。

  2. 利益を確定させた: ③の時点で再びリバランスを行えば、値上がりした株を売って現金に戻すため、利益を「確保」した状態で次の変動に備えられます。


【リバランスの効果を高めるためには?】

「リバランス頻度」

リバランスは
頻繁にするのではなく、1年に1度や株価が大きく変動した時

頻繁すぎると: 売買手数料や税金(課税口座の場合)がかさみ、リバランス効果を打ち消してしまう可能性があります。

「リバランスのルール」※重要

〇基本ルール
1年に1回(例:夏枯れ相場後の9月15日など)

〇追加リバランスルール
(1年に1回のリバランスとは別:条件を満たせばリバランス)

追加リバランス条件
株価が10%下落 リバランス
株価が20%下落 リバランス
株価が30%下落 リバランス
株価が40%下落 比率を変えてリバランス
(例:投資信託80%、現金や債券20%)

※感情に左右されず無感情に実施!

【アセットアロケーションの中身と比率】

〇アセットの中身

投資信託
(全世界株式、S&P500:インデックスファンド)
外国債券
国内債券
現金


リスク資産
出口戦略を考えると全世界株式、S&P500
この2つが選択肢として有力

過去実績では、投資期間15年以上で元本割れリスクが極めて低い
世界経済やアメリカ経済の成長にかける投資(分散投資)

トリニティスタディで有名な4%ルール
基本はS&P500などのアメリカ投信と債券の組み合わせだが

MSCI ACWI(全世界株式インデックス)でも
4%取り崩しに対応可能

全世界株式インデックスでも35年資産は枯渇しなかった

よって
全世界株式、S&P500の投資信託とする


出典
「トリニティ研究」1994年ウィリアム・ベンゲン
FPA Journal - The Best of 25 Years: Determining Withdrawal Rates Using Historical Data

日本版トリニティスタディ | 20264月最新


安全資産
債券は国内と国外に分けて為替リスクの軽減を図る
現金は流動性の高い資産として必要

〇アセット比率

例)

リスク資産50%(内訳:投資信託100%)
安全資産50%(内訳:債券50%:現金:50%)

年齢や経済環境、リスク許容度によって変化します

トリニティ・スタディのベンゲンの結論は
株式に50%〜75%を割り当て、残りを債券に置くことが最良の配分であると結論していました。

FPA Journal - The Best of 25 Years: Determining Withdrawal Rates Using Historical Data

最終的には自身で納得のいくアセット比率に!
自分なりのルールを作りましょう!

【最後に】

アセットアロケーションのリバランスは、ルールを定めれば誰でも行うことができます!
しっかり理解して、正しく活用しましょう!

【免責事項】

本記事は情報提供が目的であり、特定銘柄の投資勧誘や推奨ではありません。投資判断は自己責任でお願いします。

いいなと思ったら応援しよう!

SIDARA41 もしこの記事の内容が資産運用の参考になったり、利益に結び付くヒントになれば、チップをいただけると大変励みになります。いただいたチップは、質の高い情報収集のために活用させていただきます。

この記事は noteマネー にピックアップされました

noteマネーのバナー