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迷ったらここへ!絶対に失敗しないスペインの世界遺産【王道編】

こんにちは、しえです!いつもご覧いただきありがとうございます!

観光旅行の定番、世界遺産。日本もたくさんの世界遺産を誇る国ですが、スペインも山程の世界遺産を抱えています。その数なんと50!日本の世界遺産の数が25なので、ちょうど倍も世界遺産がある国です。

50もの世界遺産はスペイン各地に散らばっており、全部を一度に回るのは難しい。例えば1週間の旅行で見られるのは、どうがんばっても5〜10ほどでしょう。

一度に少ししか回れないのですから絶対にがっかりしたくないし、見たいものが見つかれば行きたい街も決まりますよね。

今回はそんなあなたに送る、スペインオタクが選ぶ!スペイン旅行で絶対にがっかりしない世界遺産【王道編】です!旅行の参考になりますように。バモース!


スペインは世界遺産だらけ

50という数を誇るスペインの世界遺産。これは世界的に見てもかなり多く、第5位。ちなみに一番世界遺産の多い国はイタリア。その次が中国。やはり、昔から栄えている歴史の長い国が多いですね。

世界遺産は

  • 建築物や移籍などの「世界文化遺産」

  • 地形や地質、生態系などを有する「世界自然遺産」

  • 文化遺産と自然遺産の両方を併せ持つ「複合遺産」

の3つのカテゴリーがあります。スペインの世界遺産は44の文化遺産、4つの自然遺産、2つの複合遺産。ほとんどが文化遺産なんですね。

スペインの世界遺産一覧

50あるスペインの世界遺産の中で、私が実際に訪れたことのあるものは21ヶ所。初めて数えてみたけれど、意外と少ない・・・。

スペインは街並みが古く、カテドラルも立派なものばかりなのでもっと行っているかと思っていました。世界遺産に含まれていない重要建造物も多いのね。行ったことのあるリストは下記の通り。


アントニ・ガウディの作品群
グラナダのアルハンブラ、ヘネラリーフェ、アルバイシン地区
マドリードのエル・エスコリアルの修道院と王室用地
ブルゴス大聖堂
コルドバ歴史地区
サンティアゴ・デ・コンポステーラ旧市街
セゴビア旧市街とローマ水道橋
アビラ旧市街と市壁外の教会群
古都トレド
セビリアの大聖堂、アルカサルとインディアス古文書館
サラマンカの旧市街
サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路
バレンシアのラ・ロンハ・デ・ラ・セダ
バルセロナのカタルーニャ音楽堂とサン・パウ病院
エルチェの椰子園
タラゴナの考古遺産群
アランフエスの文化的景観
ビスカヤ橋
ヘラクレスの塔
プラド通りとブエン・レティーロ、芸術と科学の景観
ピレネー山脈のモン・ペルデュ 【世界複合遺産】


「ああ、あれは良かったな」というものもあれば、正直言って「あ、あそこ世界遺産だったの?」というものも。

おそらく、私が行っていない世界遺産の中にも素晴らしいものがたくさんあるはずです。ですが、行ったことのない場所を適当に紹介できないので「今まで自分が行った世界遺産の中で、ここは特におすすめ!」という場所をご紹介します!

ここはおすすめ!スペインの世界遺産

このような距離感

限られた旅行の時間だからこそ、ハズレのない観光を楽しんでほしい。スペインに良い印象を持ってもらうにはそれが一番です。

勝手にスペイン布教に励んでいるオタクが実際に行って「ここは誰でも好きになってくれるはず!」という世界遺産を厳選。1週間の旅行を想定して、回れるであろう数になんとか絞りました。

セゴビア旧市街とローマ水道橋

並べているだけという!

首都マドリードからバスか電車で約1時間ほどの場所にあるのがセゴビア県。その県都であるセゴビア市にあるのが「セゴビア旧市街とローマ水道橋」です。世界遺産を構成する施設として「水道橋」「アルカサル(お城)」「セゴビア大聖堂」が選ばれています。

迫力がやばい、街を横切る水道橋

街の中心にどーん

セゴビア一番の見どころは街を横切るようにどーんとそびえる石造りの水道橋。丘の上に水を運ぶために建設されたもので、ローマ時代1世紀ごろに建設されたそのままの姿で残されています。

巨大な花崗岩を積み上げただけ、接着剤を一切使っていないという信じられない建築物です。下から眺めるのはもちろん、高い位置から眺められる展望台も設けられているので色んな角度から世界遺産を楽しめますよ。

個人的にNO.1の大聖堂

適当に撮影してこれよ

坂が多く、細い道が入り組んだ小さな街はこの水道橋を中心に発展。水道橋から旧市街を抜けて行くと、突如目の前に現れるのが「セゴビア大聖堂」です。スペインで大小様々なカテドラル(大聖堂)を見てきた私の一番好きなカテドラルがこのセゴビア大聖堂です!

ヨーロッパで最後に建築されたゴシック様式のカテドラルで、縦よりも横に広がるような形が特徴。旧市街を歩いていると突然現れるように思えるのも背が高くないからです。

あっさりとした装飾であるにも関わらず、品が漂うのがセゴビア大聖堂。すっぴんでも美しい、女性的な雰囲気を持つカテドラルです。さすが貴婦人と呼ばれるだけのことはある!

アビラ旧市街と市壁外の教会群

こんなものが街を囲む

スペインオタクがおすすめするスペインの世界遺産2ヶ所目は、セゴビアのお隣にあるアビラ県。その県都にある「アビラ旧市街と市壁外の教会群」です。

超巨大な城壁

伝わらない大きさ・・

アビラも中世に発展した街で、旧市街をぐるりと巨大な城壁に取り囲まれています。一度はイスラム教徒の手に落ちたもののアルフォンソ6世が奪還、その娘婿によって街を守る城壁が建設されました。

城壁は前兆2.5キロ、高さ12メートル、幅3メートルという巨大さ。城壁都市は多くありますが、アビラほどその姿を保っている場所を私は他に知りません。すごいのよ、この壁。世界遺産になるはずだわ。セゴビアの水道橋と同じく花崗岩で作られており、今でも城壁の上に登ることができます。

国土回復運動(レコンキスタ)の最前線の都市だったとだこともあり、多くの教会や修道院が建設され「聖人と石の都市」とも呼ばれていました。ワクワクするようなネーミングですよね。

ぜひ一泊して

城壁の外の眺め

アビラもマドリードから近い場所にありますが、ぜひ一泊するのがおすすめ。夜のアビラは本当に異世界!

昼間ももちろん素敵なのですが、夜は別格。城壁と旧市街がすべてオレンジの光でライトアップされ、びっくりするほどの荘厳さに。

街を見渡せる展望台が近くにあり、そこから眺める夜のアビラはアドベンチャーものの映画に出てくる中世の街そのものです。CGでないことが驚き、という体験ができますよ。

旧市街は細い道に人が溢れ、活気も感じられます。スペインオタクも太鼓判ですが、初めて訪れる方にも絶対におすすめ。大きな街の中にいるよりも、よほどスペインらしさが感じられます。

サラマンカの旧市街

続いての絶対に外さない世界遺産は「サラマンカの旧市街」です。

スペイン最古のサラマンカ大学を有し、古くから学生の街と呼ばれるサラマンカ。私はこの街で、スペインの最初の半年間を過ごしました。古い街のはずなのに、世界中から若者がたくさん集まるとても魅力的な場所です。

スペイン1と言われるPlaza Mayorプラサ マジョール

うわぁ!でしょこんなの

Plaza Mayorプラサ マジョールとは、その街で一番大きな広場という意味です。

スペインはどこも大抵大きな広場を中心に街が広がる作りとなっており、その中心はマジョール広場と呼ばれる事が多い。つまり、多くの街にプラサ・マジョールと呼ばれる広場をがあるんです。固有名詞でありながら、唯一の広場を指す言葉でもないんですね。

サラマンカのプラサ・マジョールはスペインで最も美しいものとされています。書いていて思い出しましたが、私がスペインに到着して一番最初に写真を撮ったのも、最初に「うわぁ」と声を出したのもこのプラサ・マジョールでした。

街の中心はどこもプラサ・マジョールを通る仕組みになっていて、朝から晩まで人通りの多い賑やかな場所です。黄金色が目に眩しい!

旧市街を散策

お散歩コースでした

サラマンカは旧市街すべてが世界遺産に登録されています。プラサ・マジョールと同じ色で統一された旧市街は細い道が入り組み、たくさんの曲がり角の先にカテドラルが現れます。

サラマンカには新旧2つのカテドラルがあり、旧市街にあるのは新しい方のカテドラル。新といっても16世紀に建設されたもので、風格はたっぷりです。建設に2世紀もかかったのだそう!

黄金色が美しい

旧市街はどこを見ても美しい。プラサ・マジョールからトルメス川へ抜けると石造りのローマ橋があり、そこにはアーモンドの花が咲く散策道が整えられています。散策道からはカテドラルが見え絶景です。

アントニ・ガウディの作品群

グエル公園で半日かかる

スペインへの旅行を考えている方の大半が、バルセロナは外せないと思われているのではないでしょうか?

正解。大正解です。日程が詰まっていても、バルセロナはおすすめ。なんなら、バルセロナだけに旅程の半分を費やしてもいいくらいです。

あっちもこっちもガウディ

個人的な好みですが、私は人の多い街が好きではありません。旅行に出かけるとしてもできるだけ人の少ない場所を選びがち。田舎とか。

ですが、バルセロナは違う。どれだけ人が多かろうと、どれだけ観光客が多かろうと、それを我慢して訪れる価値のある場所です。

バルセロナの世界遺産は「アントニ・ガウディの作品群」。

  • サグラダ・ファミリア

  • グエル公園

  • カサ・ミラ

  • カサ・ビセンス

  • カサ・バトリョ

  • グエル邸

  • コロニア・グエル教会

全部で7つのガウディ建築がまとめて世界遺産に登録されています。

明らかに他の建物と違う

碁盤の目になっている街を歩いていて突然曲線が特徴的な建物が現れたり、角を曲がった途端にサグラダ・ファミリアが顔をのぞかせたりとあっちもこっちもガウディ!

明らかに他の建物と雰囲気が違うので、芸術に興味のない方でも「これ、絶対にガウディ建築」と一目で分かります。

やっぱりサグラダ・ファミリア

こりゃ世界遺産だわ

スペイン各地でカテドラルを散々見てきていますが、サグラダ・ファミリアにだけは何度でも足を運びたい。別格です。訪れる度に形が変わっているのもいい。

重厚感のある外見と裏腹に、中は柔らかな森のような雰囲気。スペインは素晴らしいカテドラルがたくさんある国ですが、他のものとは似ても似つかない唯一無二の建築です。

天国かな?

サグラダ・ファミリアはすべての時間で事前予約をしないと入れないので注意してくださいね。バルセロナを訪れる日が決まったら、まず最初に予約するのがおすすめです。

グラナダのアルハンブラ、ヘネラリーフェ、アルバイシン地区

後ろがシエラ・ネバダ山脈

スペイン語で「ザクロ」という意味の名を持つグラナダ。バルセロナや首都マドリードからは少し遠い場所にありますが、飛行機を使えば1時間半で到着。日程が合えば往復1万円ほどでチケットの購入もできるので、ぜひ足を伸ばしてください。スペイン国内線はLCCが充実しています。

グラナダの世界遺産は言わずと知れた「グラナダのアルハンブラ、ヘネラリーフェ、アルバイシン地区コルドバ歴史地区」。アルハンブラ宮殿と離宮、そして周辺の歴史地区です。

魔法で作った宮殿

1世紀かかって建てられた

イベリア半島で栄えたイスラム王朝最後の砦だったアルハンブラ宮殿。キリスト教徒に奪還されますが、あまりの美しさにそのまま壊されることなく残された大傑作です。

細工の施されたアーチ、壁、天井はスペインの文化とは明らかに異なります。カトリック教徒に奪還された当時は、驚きのあまり「魔法で造った」と言われたほど!

離宮のヘネラリーフェも必見です。シエラ・ネバダ山脈から流れる雪解け水が引かれた「水の宮殿」は、緑豊かで涼しげ。当時、水を引くのは豊かさの象徴だったそうです。

上見すぎて首が痛くなる

中を楽しむだけでなく、離れた展望台から見るのもおすすめなので最低1日は確保したいところです。アルハンブラ宮殿のある丘の麓に宿泊施設がたくさんあります。

2つの文化を合わせて体験

イスラム文化が花開いたグラナダは、今もカトリック文化とイスラム文化が混ざりあった雰囲気の街。

スペインのバルの他、アラブのお茶屋さんTeteríaテテリアがあちこちにあるのもグラナダならではなのでぜひ体験してください。お昼はバルでスペインを味わい、散策途中はテテリアに立ち寄るなど1つの街で2つの文化が楽しめます。

お土産物屋さんもイスラム文化の影響を色濃く残したものがたくさん!ランプやティーセットなど、スペインのものとは異なる独特な雑貨にたくさん出会えます。

コルドバ歴史地区

向こう岸から眺めるコルドバ

外せないのよ。絶対に外せない。スペインまで行くなら、お願いだから必ず足を運んでください。

正直言うと個人的に一番推したいスペインの世界遺産が「コルドバ歴史地区」です。小さな町の中心にあるのが、イスラム教のモスクをカトリックの教会に変えたという異色の教会「メスキータ」です。本当にすごいの、これ。

メスキータの素晴らしさ

メスキータ外観

一見地味に見えるメスキータ。すぐ側を歩いていても「あ、これがメスキータ?」と思うほど、なんの変哲もないように見えます。敷地の壁とか地味なの。敷地は大きいけれど・・・。ところがところが。

中はこんな感じ

一歩中に入ってみると広々とした空間がどこまでも広がっているかのよう!同じ形の柱を無数に並べることで、そのような錯覚が起こるのだそうです。なんと同じ形の柱とアーチが500も並んでいるのだとか!

あまりにも同じような空間が広がり、行っても行っても終わりが見えません。建物の中にいるのに方向感覚を失うんです。時々差し込む外の光がこれまた美しい。「神々しい」というのはこう言う場所を表現する言葉だなと思います。

しかもなぜか夏でも寒い。これまでの人生で3回行きましたが、毎回中に居すぎて必ず風邪をひきます。メスキータ風邪、ありがたや。皆さんは上着持参で。

コルドバは街並みも程よい大きさで、初めて訪れても迷いません。一人旅にもおすすめ。

春先のコルドバ

毎年5月には「パティオ祭り」が開催され、白壁の家々がお花の植木鉢で埋め尽くされます。コルドバで一番美しい中庭を決めるお祭りで、個人宅のパティオも開放されます。

トマトを投げたり牛に追われたりと激しいお祭りの多いスペインですが、このように穏やかで素敵なお祭りもあるんですよ。ぜひ5月を狙って!

自信を持っておすすめします!

どこからみても素晴らしいメスキータ

以上がスペインオタクが自信を持っておすすめする6つの世界遺産です。

みんながみんな、私のようにスペインに何度も訪れる選択をしてくれる訳ではない。好みもあるし、周辺の他の国も魅力的だし、世界にはおもしろい場所がたくさんありますから。

それでなくても日本人の海外旅行はハードルが高くなっている。旅行に出る人が減っているというニュースも最近見ました。

その中で、それでもスペインへ行くという方々になんとか楽しんでほしい。止まらないおせっかいで本当に頭を悩ませましたが、これなら1週間の旅行で回れるはず!

行きたい場所は決まりましたか?興味の湧いた場所はあったでしょうか。旅の参考にしていただければ嬉しいです!

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