遊戯王おじさんの過去パック振り返り
人生の半分以上を遊戯王と共に過ごしてきた遊戯王おじさん「水深315m」の過去パック語りです。
暇つぶしに読んで頂けると幸いです。
遊戯王のVOL.1。
記念すべき、遊戯王OCG最初のパック。遊戯王OCGの伝説はここから始まりました。
まずは少しVOL.1が出る以前の話をさせて下さい。
それまで遊戯王のカードはバンダイのカードしかありませんでした。バンダイ版は非常に人気があり、カードダスはかなり売れていました。当時大学生だった私も、子供の列に混ざって並んでカードダスを回した記憶があります。

何巻だか忘れましたが、遊戯王のコミックの作者コメントにもカードダスの話があったはずです。確か高橋先生のお父さんがカードダスを買う話でしたね。そんな大人気のバンダイ版カードでしたが、バンダイ版のルールは曖昧なもので、SDガンダムカードダスの延長線上と言うか、カードの強さ比べみたいな感じでした。モンスターの強さ比べをベースに、魔法罠やキャラクターカードが加わるのですが、いかんせんルールがあやふやなので私は集めて眺めるだけでしたね。もっと本格的なカードバトルがしたい。これは当時の遊戯王ファン誰もが抱いていた気持ちだと思います。
私はこの気持ちを「モンスターコレクションTCG」を遊ぶ事で発散させていました。
非常に面白いゲームでしたが、しかし、やはり遊戯王のカードで遊びたい気持ちはずっとありました。
そこでコナミからGB版遊戯王が発売。
これでやっと劇中のようなデュエルが楽しめる!と期待に胸を膨らませて購入しました。
しかしGB版の内容は非常に単純なもので、基本的には強いカードを出した者勝ち。
これならバンダイ版の方が奥が深いのではないか…というものでした。
それでも青眼や真紅眼等を使えるってだけで楽しかったんですけどね。
ホーリーナイトドラゴンや女戦士カナンなんかも、実はここが初出になります。
ちなみにこのGB版にはランダムで特典カードが付いてきました。
これはバンダイ版とも後のコナミ製OCGとも異なるカードでしたが、カードイラストはOCGと同じでしたね。
振り返ると、この頃からコナミはランダム商法をしていたんですね。

あと、伝説のステンレス製カオスソルジャーは、このGB版の大会優勝賞品だったと記憶してます。ジャンプ誌上で告知していたのですが、私は大会となると尻込みしてしまうタイプなので参加はしませんでした。
そして待望のVOL.1発売。
私は池袋のナンジャタウンに遊びに来ていて、同じ階の玩具店で偶然見つけて箱買いしたのを覚えています。
当時は発売日もあやふやで、ジャンプ&Vジャンプ誌上でしか情報が無かったように記憶しています。
初の遊戯王OCGのカード。
縦長のボックスで、今で言うデッキビルドパックの箱を厚くしたような形をしていましたね。
当時のボックスにはウルトラレアは1枚しか入っていなくて、今のウルトラレアとは比べ物にならない貴重なカードでした。
スーパーレアさえ、確かボックスに2枚くらいだったはず。字レアさえもパックに確定ではなく、たまにしか出ない貴重なもの。
更にシングルカードを扱っている店も田舎にはほぼ存在せず、ネットも一般的ではない時代。メルカリやアマゾンなんかありません。
欲しいカードがあっても、基本的には自引きするかトレードするしかありませんでした。
そんな環境の中、私はパックをちょこちょこ買い足して、ブラックマジシャン2枚と暗黒騎士ガイア2枚を入手。
暗黒騎士ガイアは、自動車教習所の合宿中にコンビニで買ったパックから出たのをよく覚えています。確か同時にVジャンプと遊戯王のコミックも買った気がします。王国編の迷宮兄弟戦だったか遊戯、海馬戦だったか、あのへんの話だったと思います。
当時私はモンスターコレクションTCGをプレイしていた事もありカードスリーブの存在を知っていたので、これらのカードをスリーブに入れて保管していました。
大学生だった事もあり、周りに遊戯王カード仲間も居なかったのでデュエルで使う事もほとんど無く、けっこう綺麗に保管できていると思います。大切な思い出のカード達。私の人生の一部です。

さて、肝心の遊戯王OCGのゲーム性ですが、これはGB版の延長みたいな感じでごっこ遊びの要素が強く、お世辞にも面白いものではありませんでした。
ブラックマジシャン、暗黒騎士ガイアが圧倒的に強く、これに対抗するには、同じブラックマジシャン&ガイアを使うか、スーパーレアのブラックホールや地割れ、落とし穴を使うしかありません。
正直ゲームになっていませんでした。
モンスターコレクションTCGや、後にプレイする事になるマジック・ザ・ギャザリングの方が圧倒的にゲームとしての完成度が高く、当時の遊戯王OCGのあまりのゲーム性の無さにガッカリしたのを覚えています。
しかしやはり原作付きのカードゲームというものは非常に魅力的であり…。
持っているだけで楽しいカードでしたね。
以降私は、今に至るまでずっと遊戯王カードを集める事になります。まあ休止期間はありましたけどね。
当時18歳で、今46歳。思えば長いこと集め続けてきたなあ…。
本当に大好きなんですよ。遊戯王。
こんな感じで当時のリアルな感覚を言語化していきたいと思っています。
よければ暇つぶしにでも読んで頂けると嬉しいです。
