🚗【自動車保険編|第5話】 修理費120万円でも100万円?協定保険価額の仕組み
なぜ、その金額になるのか
事故。
修理費の見積もりが出る。
120万円。
そして。
保険会社から提示された支払額は
100万円。
「20万円足りない」
そう感じる人は少なくありません。
■ 基準は“修理費”ではない
支払の基準は、
修理費そのものではありません。
基準になるのは、
協定保険価額。
年式
型式
走行距離
中古市場相場
これをもとに、
“その車の保険上の価値”が決まります。
修理費120万円。
協定保険価額100万円。
支払上限は100万円。
差額20万円は自己負担。
ここで違和感が生まれます。
■ リセールで差が出る
例えば。
✔ 人気車種 → 価値が落ちにくい
✔ 不人気車種 → 価値が急落
同じ3年落ちでも、
協定保険価額に
数十万円の差が出ることもあります。
事故の規模が同じでも、
支払額は車種で変わる。
■ 事故の“総コスト”は修理費だけではない
さらに。
事故で保険を使うと、
事故有係数適用期間(通常3年間)
が発生します。
例:
年間保険料8万円
事故後10万円に上昇
+2万円 × 3年 = 6万円追加負担
免責5万円なら、
5万円+6万円=11万円
これが“事故の実質コスト”。
■ 事故は「1回」でも影響は複数年
事故1回。
でも、
✔ 協定保険価額で上限が決まり
✔ 免責が発生し
✔ 等級が下がり
✔ 3年間保険料が上がる
事故は修理費で終わりません。
数年単位で影響します。
協定保険価額。
リセール。
等級。
事故有係数。
ブラックボックスに見える数字。
でも、
構造を知れば、整理できます。
🔹 次回予告
第6話
「事故有係数適用期間とは何か」
1回の事故で
何%割引が変わり、
何年間影響するのか。
数字で分解します。
▶契約サイン前チェック
