【火災保険編|第4話】 火災保険が支払われない4つの理由
火災保険はあるのに、なぜ支払われないのか
火災保険に入っている。
証券もある。
毎年保険料も払っている。
だから、出る。
そう思っていないでしょうか。
ですが。
保険は
**“条件付き契約”**です。
■ 支払われるための4条件
火災保険が出るには、最低でも次の4つを満たします。
① 事故原因が補償対象
② 契約内容に該当
③ 免責金額を超えている
④ 経年劣化ではない
1つでも欠ければ、
0円です。
■ よくある否認パターン
特に多いのが、
「それは経年劣化ですね」
例えば。
✔ 給排水管の腐食
✔ 外壁のひび割れ
✔ 古い設備の故障
修理費80万円でも、
原因が老朽化なら
支払額0円。
■ 免責という落とし穴
仮に支払対象でも、
免責10万円なら
被害額15万円 → 支払5万円
免責20万円なら
被害額18万円 → 支払0円
「入っているのに出ない」
この誤解の多くは、
免責の理解不足です。
■ 補償範囲の勘違い
・水漏れは対象
→ でも原因箇所の修理は対象外
・風災は対象
→ でも時価評価で減額
・借家人賠償は付いていない
契約書の数行で
数十万円が動きます。
火災保険は悪い商品ではありません。
ですが、
“加入している”ことと
“支払われる”ことは別。
安心は、証券の存在からは生まれません。
内容を理解した瞬間にだけ、生まれます。
🔹 次回予告
第5話
「借家人賠償責任と個人賠償は何が違うのか」
似ている名前。
でも、守る相手が違います。
金額も、責任範囲も違います。
静かに、構造で整理します。
▶契約サイン前チェック
