【収入保障保険編|第7話|最終話】月15万円×20年は本当に最適?収入保障が向く4タイプ・向かない4タイプ
ここまで、
・仕組み
・逓減型との違い
・月15万円×20年=3,600万円の構造
・見落とされやすい盲点
を整理してきました。
では、最終的な結論です。
収入保障保険は、
誰のための設計なのでしょうか。
■ 向いている4タイプ
収入保障が合理的に機能するのは、
① 毎月の生活費が明確な家庭
→ 例:生活費月20万円、遺族年金で月5万円、不足15万円
② 住宅ローン残高が2,000万円以上ある家庭
→ 固定支出が長期にわたる
③ 保障を「収入代替」と割り切れる人
④ 一括3,000万円より、
月15万円の方が管理しやすい家庭
この場合、
設計思想と目的が一致します。
「生活費を守る」という軸が
数字で明確だからです。
■ 向いていない4タイプ
一方で、
① 貯蓄が500万円〜1,000万円以上ある家庭
② 将来の選択肢を広く持ちたい人
→ 進学・転居・事業変更など
③ 年2〜3%のインフレを強く意識している人
④ 一括2,000万円〜3,000万円を
心理的安心と感じる人
この場合は、
他の設計の方が合理的なこともあります。
収入保障は、万能ではありません。
■ 守るとは「いくら必要か」
守るとは、
「いくら残すか」ではありません。
「毎月いくら不足するか」を分解することです。
例:
生活費25万円
遺族年金10万円
不足15万円
期間15年なら、
15万円 × 15年 = 2,700万円
ここまで具体化して初めて、
保障は意味を持ちます。
■ 最終話の結論
収入保障は、
優れた商品でも、
劣った商品でもありません。
設計思想が明確な商品です。
生活費を守る設計。
それが目的と一致しているなら、
合理的な選択になります。
一致していないなら、
違和感が生まれます。
問題は商品ではなく、
設計と理解です。
ここまでで、
死亡保障の代表的な設計を
数字で整理しました。
次に考えるべきは、
「いくら必要か」。
感覚ではなく、数字で。
守るとは何かを、
もう一段具体化していきます。
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