【火災保険編|第3話】 原状回復50万円は誰の負担?借家人賠償の盲点
「原状回復で50万円」それ、あなたの責任ですか。
水漏れの話をすると、
「うちは賃貸だから大丈夫」
と言われることがあります。
ですが。
賃貸でも、
借主が50万円〜100万円負担するケースはあります。
■ 借家人賠償責任とは何か
例えば。
・洗濯機ホースが外れ床浸水
・コンロ消し忘れでボヤ
・蛇口閉め忘れで下階被害
この場合、
建物所有者は大家さん。
しかし、
故意・過失があれば修繕費は借主負担。
ここで出てくるのが
▶ 借家人賠償責任補償
■ 実際に動く金額感
・壁紙全面張替え → 30万円
・床材交換 → 40万円
・下階天井修理 → 60万円
合計 50万〜150万円規模になることも珍しくありません。
そして。
借家人賠償が付いていなければ、
そのまま自己負担。
■ 個人賠償との違い
ここも混同されやすい。
✔ 個人賠償責任 → 他人への損害
✔ 借家人賠償責任 → 大家への損害
似ているようで、守る相手が違う。
両方付いているかどうかで、
数十万円の差が出ます。
■ 退去時に起きる現実
「原状回復費用50万円です」
この一言。
契約書の1行確認不足で起きます。
免責が5万円か10万円か。
補償上限が1,000万円か300万円か。
細かい違いが、
退去時の財布に直結します。
火災保険は、火事の保険ではありません。
賃貸生活を守る保険でもあります。
事故は、起きてからでは遅い。
契約書の1行で、
50万円が変わることがあります。
一度だけ、静かに確認してみてください。
▶契約サイン前チェック
