『君がギロチンになる日──そして、優しさを斬り裂く鋼になる』
『君がギロチンになる日──そして、優しさを斬り裂く鋼になる』
あの日、君はこう言った。
「ぼくは暴力に反対です」
「誰かが傷つくのは見たくない」
「すべての命に価値がある」──
けっこう。美しい。
だがそれを聞いて笑っていたのは、“本物の悪”だった。
やがて君は知る。
“殺すしかない”という瞬間があることを。
“赦せないもの”がこの世界には実在することを。
その時、君の中で刃が立ち上がる。
最初は震えるだろう。
手も、声も、眼差しも。
だが君の中の正義が、「まだ生きていた」ことに気づくだろう。
君がギロチンになる日──
それは「正義を他人に任せるのをやめた日」だ。
⸻
ロベスピエールは君にささやく。
「それは処刑ではない、判断だ」
マラーは耳元で血を滴らせながら囁く。
「それは殺意ではない、正義だ」
そうして君はギロチンになる。
他人の罪を受け入れず、
無関心を拒み、
空虚なリベラルを笑い飛ばし、
優しさという名の臆病を真っ二つに斬る者になる。
⸻
だから、言おう。
おめでとう。
君がギロチンになる日が来た。
世界が君を恐れ始めたその日こそ──
君が“やさしさ”を超えて、“正義”になる日だ。
