勝ち続ける意志力 世界一プロ・ゲーマーの「仕事術」〜この仕事術は真似できないけど、読んでよかった〜
今回読んだのは、こちらの本!
この本を読もうと思ったきっかけ
ゲームが趣味。でも好きだからと言って、得意かどうかは別の話。
上手くなりたい気持ちはありますが、思うように上達しないのが実際のところ。ついつい卑屈になってしまうのが、悩みでした。せめて、前向きにゲームがしたい!
そんなとき、Youtubeでプロ格闘ゲーマーの梅原さんを知りました。
どうやら「努力の天才」と言われていること、ゲーム以外のことが全然できなかず苦労があったこと、そしてとても正直な方、という印象を受けました。
そんな方が本を出しているらしい。ということで、ゲームに取り組む上で「前向きになることが書かれていないかな」と思い、本書を読んでみることにしました。
本を読んだ感想
どんな本かはわからないまま「ゲームに取り組む上で参考になることがあればいいな」という気持ちで読んでいましたが、
結論から言えば「思ったのと違う方向で、読んでよかったな」というのが感想です。
「仕事術」というタイトルに意義あり
「仕事術」というタイトルがついているから、真似できる仕事術が書かれてると思ったら、仕事術というより、梅原さん個人のマインドが書かれている、という感じでした。
私個人の視点から言えば「イチローがイチローだからこそできたこと」と同じように「梅原さんが梅原さんだからこそできたこと」であって、とても真似できるような内容ではない・・・というのが正直な感想です。
梅原さんのマインド
「将来の夢はプロ野球選手!」と言っていたのに、みんながサッカーに興味を持ったという理由で、急に方向転換ができることが信じられなかった。「お前の人生それでいいのか!」と心のなかでそう叫んでいた
というマインドを持っていた梅原さん。
そんな梅原さんだからこ「才能すらも薙ぎ倒していく圧倒的なまでの努力」でトップに君臨できるのであって、それは誰もができることではないし、そのマインドは真似をしようとするものではなく、真似できる類のものではないでしょう。
圧倒的な努力をすればいい!と言われてできるものではなく、
圧倒的な努力をする人は、誰かに言われてそれをするのではなく、自らするからこそ、圧倒的な努力ができるわけですから。
真似できない
ゲームでも、勉強でも、ケンカでも、自分がどんなに痛かろうが苦しかろうが、音を上げなければ負けではない。
「(部活・勉強をしない代わりにゲームをしているなら)他の人間が部活や勉強に注いでいるくらいの、いいや、それ以上のやる気と情熱を持ってゲームに向き合わないと、あまりにも格好悪いじゃないか」
安易な道、裏技は使わない。楽な道はない。王道も必勝法もない
そんなマインド持って物事に取り組めと言われて、取り組める人は果たしてどれだけいるでしょう。
辛くて苦しいけど、それをやれば上手くいく(かもしれない)ことを続けられる人がどれだけいるでしょう。
必ず成果が出ると思われる筋トレでさせ続けることは難しいのに、「成果が出るかもわからないことに、自分を信じて取り組むことができる」その梅原さんマインドこそがとても価値のあるものに私の目には映りました。
その分の苦労
では、そんなマインドが手に入れるからと言って、梅原さんのような人生を自分が送りたいかと問われたら、Yesとは言い難いものでした。
梅原さん自身、他人とは違う自分の考え方に苦しんでいたからこそ「誰にも負けないくらいゲームに取り組む」ことができたのでしょう。
また、それだけ取り組んだにも関わらず、「以前のようにゲームと向き合えなくなった」という理由でゲームを離れるくらい、中途半端に感じることが耐えられないのだと思います。
寝る間を惜しんで3年間かけて麻雀のトップクラスに至っても、ゲームをやめたときと同じ理由で麻雀をやめてしまった経緯も書かれていました。
世界一の理由
そんな梅原さんのマインドは、真似できない理想論だと感じたのが正直な気持ちです。
理想論というと語弊があるかもしれませんが、
死ぬ気で努力しろ!死ぬ気でやるマインドを持て!
と言われて、それを実行できる人が果たしてどれくらいるでしょうか。
梅原さんにとっては、自分のそうあるべきに従ったに過ぎない、というような話かもしれませんが、
その道がどれだけ苦しく、辛いものであるかは誰よりも僕が知っている。決してお勧めできるものはない。「すべての可能性を試した果てにあるもの」
と言えることを実行できるからこそ、世界一の格ゲーマーなわけで、
誰でもそれができるマインドを持ち合わせているわけではありません。
もちろん、誰でもそれに挑戦することはできるし、挑戦しないことを決めているのは自身でしょう。でもできない人が大半だからこそ、トップと呼ばれる人がいることも事実でしょう。
私にも活かせること
始終そんな内容なので、読んでいて気持ちが上がるかと言えば、
「やっぱり私には無理だな、真似できない」という感想が大きかったです。
では読まなければよかったかと言えば、そんなわけではなく、
そんな中でも、私にもできるかもしれない考え方がいくつかありました。
変わり続けること
私なりに言い換えれば、
「挑戦すること。挑戦したことで、よくなるかどうかまでは考えない。もし、悪くなったら、また挑戦しなおせばいい。挑戦しないことが一番もったいないこと」
ということでした。
挑戦する前の方がよかったら、戻せばいいし、
ほんの少しの変化であっても、変化がないより、進展がある。
このような考えを初めて知るわけではありませんが、実行できているかと言えば、あまりできていません。わかってはいても、変化は億劫だし、めんどくさいし、怖いものなのかもしれません。
「変化した方がいい」だけでは気持ちは動きませんが、
「ほんの少しでも進展」「悪くなったら戻せばいい」という考えは、気が楽になります。
ゲームにおいても、もっと色々試してみればいい・・・とわかっていてなかなか試せないのですが、いってしまえば、たかがゲーム。気楽に適当にやる方が、良い結果につながったり、試してないよりは試した方がその分の発見が生まれるのは、考えてみれば当たり前のこと。
ちょっと気楽にゲームができそうな気持ちになりました。
人の目を気にするのは・・
努力を続けている人は誰かの目なんか気にしていない。
年齢とともに気にならなくなる。ということもありますが、
人の目を気にしているということは、人の評価を気にしている、人の評価を軸にしているとも言えるでしょう。
そんな正論を言わないでほしい、という気持ちもありますが、
梅原さん曰く、
努力を「続けること」で人の目が気にならなくなる日が来て、人の目が気にならない世界は楽しい
ということが書かれていました。
そう、私は、楽しく、生きたい。
それが今1番の願いかもしれません。
楽しくゲームがしたいし、何もない日々に悲観するのではなく、何もない日々を楽しめるようになりたい。
と、話がそれましたが、
まだまだ人の目を気にする節があるから、苦しく感じているのかもしれません。
人は思った以上に、他人を気にしないことはわかっているのに、気にしてしまうのが人の性。
それでも「気になるけど、気にしてもしょうがない。でも気になるけど、気にしてもしょうがない」と、最終的に「他人は自分を気にしていない」と思い直せたら、挑戦がしやすくなりそうです。
その努力を10年続けられるか
梅原さんは、がむしゃらに努力した時期があったようですが、その努力の仕方は良くなかったと自身を振り返っていました。
「自分を痛めつけるだけの努力はしていけない」と、努力をするなら自分にとっての「適量」を「継続すること」が大切だと気づいたそうです。
10年続けられるかの指標はわかりやすくていいですね。
梅原さん曰く、
適度な頑張りを続けて毎日を心地よく過ごすことが大事
だそうで、私は今、頑張れていない自分、何を頑張ればいいかわからない自分に、虚しさを感じるのかもしれません。
ゲームを頑張りたいと思っているわりに、思ったように真剣に取り組めず、時間だけ過ぎていくことを怖れている感じ・・・。
(だから何かをするために、本を読んだり、noteを書いたりしているのかもしれません)
月並みな話ですが、
・自分を認められるくらい、無理のない努力量を増やすか
・今の自分は、今の自分なりに精一杯やっていると認めてあげるか
自分をいかに認めるかが、私の課題なのかもしれません。
(そう思ったところで、見た目られないから苦しいんですけどね)
まとめ
そんなわけで、ふわっとした感想になってしまいましたが、
真似できない・・・という気持ちと、
本書を読むきっかけとなったゲームに関しては、もっと自由にやってみようと、多少前向きな気持ちになれた本でした。
最後に、今の私にぴったりな言葉があったので、この引用で締めくくりたいと思います。
自分にとって何がいいのか思い悩むだけではなく、まずは行動する。漫然と変化を待つのではなく、行動によって環境そのものを変えてしまうのだ
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