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技術士建設部門施工計画、施工設備及び積算令和6年度Ⅱ-1問題をChatGPT o3-proに解かせてみた。

【令和6年度 技術士第二次試験(建設部門) Ⅱ―1】


■Ⅱ-1-1 問題文(再掲)

擁壁の種類の1つである補強土壁について、力学的な補強メカニズムを踏まえて概要を述べよ。
また、補強土壁を急峻地形及び集水地形に適用する場合の留意点をそれぞれ説明せよ。

【解答(約600字)】

補強土壁は土粒子間にジオグリッドやストリップを層状に敷設し、盛土と補強材の摩擦抵抗によってせん断抵抗を高める「複合体」構造である。補強材に張力が生じると土の側方変位が拘束され、壁面材が荷重を伝達しながら自立するため、自重式擁壁より軽量で高い変形追従性を有する。――急峻地形では背面地山が不連続面を持つため、基礎掘削時に斜面緩勾配化やベンチ切りを行い、補強材長さを壁高の0.7H以上とし全体安定を確保する。また施工重機の足場が限られるため、プレキャスト壁面材とロール式ジオグリッドを用い施工区間を短尺サイクルで積層する計画とする。――集水地形では表流水・浸透水が補強材腐食と間隙水圧上昇を招くため、頂部に遮水シート、背面に集排水管およびフィルタ材を設置し、排水勾配1/50以上を確保する。さらに補強材は耐酸性ポリエステル樹脂被覆品を採用し、設計引張強度を経年低減係数で補正することが国交省『補強土壁設計・施工マニュアル』に準じた要点である。


■Ⅱ-1-2 問題文(再掲)

「働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律(平成30年法律第71号)」による労働基準法の改正の概要について説明せよ。
また、改正内容を踏まえた施工計画・積算上の留意点を2つ述べよ。

【解答(約600字)】

改正労基法の柱は①時間外労働の上限規制(原則月45h・年360h、臨時特例月100h未満・複数月平均80h以内)、②年次有給休暇5日取得義務、③同一労働同一賃金である。建設業は2024年4月に適用猶予が終了し、特別条項付き36協定であっても年960hが絶対上限となった。――施工計画・積算の留意点は次の2点。①工程・労務量平準化:週休2日を前提に「R5公共工事設計労務単価」と共通費補正係数を適用し、ペイバー舗装やプレキャスト化によりピーク労務を分散する。工程表は4週先行型ローリングにし、月45h超見込み時は夜間・休日作業を事前協議する。②間接費増分の計上:上限規制遵守のための交代要員費や遠隔臨場システム費(ウェアラブルカメラ・クラウド)を現場管理費に算入し、積算要領「労働時間削減対策費」を適用する。更に有休取得計画表を提出し、労務歩掛の休日補正を行うことで契約後の変更協議リスクを低減する。


■Ⅱ-1-3 問題文(再掲)

令和5年3月の労働安全衛生規則改正で足場からの墜落防止措置が強化された概要について述べよ。
また、高さ2m以上ある場所での施工に当たり、墜落災害の発生を防止するために施工計画に盛り込むべき安全対策について、検討の優先順位を踏まえ具体的な内容を2つ説明せよ。

【解答(約600字)】

改正では①フルハーネス型墜落制止用器具の原則義務化(胴ベルト型は狭隘部限定)、②手すり先行工法の組立・解体義務、③墜落距離算定式とランヤード長さ基準の明確化が追加され、違反時の罰則強化が図られた。――施工計画における優先度①本質安全化(墜落源除去):昇降開口部を作業床と同一高さのステージ足場で覆い、親綱不要の固定手すりを初期段階で設置する。足場設計図には地組み・建入れ計算を盛込み、転倒モーメントに対し控え金物を2層ごとに配置する。優先度②個人防護・二重化:フルハーネス使用計画書を作成し、落下距離≦地表高‐1.0mとなるようダブルランヤード仕様とする。点検結果をCCUSアプリで登録し、AIカメラで未着用者をリアルタイム警告するシステムを導入する。これらを元請の安全衛生計画書に組込み、月例KYと合同パトロールでPDCAを回すことが改正規則適合の鍵となる。


■Ⅱ-1-4 問題文(再掲)

プレキャストコンクリート工法の採用に当たり期待される利点を述べよ。
また、プレキャストコンクリートを用いた構造物の施工計画において、設計・製作・設置に関する検討すべき内容を2つ具体的に説明せよ。

【解答(約600字)】

プレキャスト工法は工場製造により品質を均一化し、現場作業を組立中心に転換することで省力化・工期短縮・騒音低減を実現する。高強度・高耐久材料の適用が容易であり、温室効果ガス排出量をLCCO₂で15~25%削減できる点も利点である。――検討事項①継手設計と施工許容差:PCa柱梁接合ではスリーブモルタルやダボ鉄筋を用い、施工誤差を±5 mm以内に管理する。地震時に塑性化域が柱端に集中しないよう、靭性指標μ≥6となる配筋量を設定し、「プレキャスト部材接合設計指針(案)」に沿って載荷試験データで耐震性能を検証する。②搬入・架設計画:部材重量が50 kNを超える場合、100t級クレーンの作業半径・走行経路をシミュレーションし、夜間搬入の交通占用許可を取得する。架設位置精度確保のためGNSS+トータルステーションを併用し、段取り替えを最小化するユニット化を図る。製作時にはトレーサビリティ管理票を作成し、圧縮強度・寸法検査結果をBIM/CIMモデルに連携して品質保証書類を簡素化することが国交省「生産性向上モデル工事」の要求に合致する。

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