想いを渡す
この言葉は
〝コーヒーが冷めないうちに〟
を観て感じた言葉。
この映画は過去に戻れる喫茶店のお話。
少しネタバレになるかもだけど
過去に戻ったからと言って
現実は変わらないというルールがある。
それでも過去に戻る人が居る。
あのとき───
こうしていれば良かったな
ああ言えば良かったな
という気持ちは誰にでもあると思う。
もちろん私もその一人。
この喫茶店のルールでは
過去に戻っても現実は変わらない。
とすると───
何が変わる??
を考えさせられた。
この映画は
過去の出来事を変えたいのではなく
〝自分の気持ちに区切りをつけたい〟
〝ちゃんと想いを渡したい〟
のではないかな…と。
あの時言えなかった言葉も
あの時伝えられなかった気持ちも
なかったことにはならない。
でも
あの時の自分の想いを
今の自分が受け取り直すことはできる。
その出来事をどう受け取るかは
今の自分が選べる。
過去はちゃんとそこにあって
ちゃんと今の自分に繋がっている。
私はたとえ過去に戻れたとしても
同じ選択をするかもしれない。
だからこそ無理に戻らなくてもいい。
今の自分のままで
あの時の自分ごと
抱きしめられたらいいと思う。
そうすることで
過去の〝癒し直し〟ができる。
そして
〝今 この瞬間〟
をどう生きるかが
重要だと考えさせられた作品だ。
過去に戻って
〝想いを渡す〟ことができる喫茶店。
仮にあなたの街に
こんな喫茶店があるとして
過去に戻って想いを渡したい人は
いますか?
是非一度、この映画を観てみて下さい。
何かが変わるかもしれない───
それはきっと、
〝今の自分の見え方〟
なのかもしれない。
