【創作メモ】 『PINKY AFFAIR』あとがき
東京駅が好きです。
レトロ感のある独特な外観も良いですが、やはり魅力的なのは、駅構内に満ちる旅の匂い。
お弁当売り場とか、お土産屋さんとか、新幹線の改札とか。ここから、たくさんの人が、それぞれの「旅」を始めるのだと思うと、ちょっとワクワクします。
「noteでBL」企画に参加させて頂くのは、これで三度目。この企画は、主催者であるなみさんに提示して頂くお題に沿って、BL小説を書こうというものです。
今回のお題は、「桃色片想い」、「旅」、そして「今、そこにある危機」。初見で見たときには優しいお題かな、と思ったのですが、いざアイデアを練っていくと、全く優しくないことに気がつきました…。あれ、なんかムズい。
悶絶しながら色々と考えた挙句、閃いたのが、登場人物に旅をさせなくても、旅の雰囲気を味わえる場所を舞台に設定すれば良いのではないか、ということ。そこで、真っ先に思い浮かんだのが、東京駅でした。
そこから先は、カフェで待ち合わせをする若者の姿が思い浮かび、一つ一つ、パズルのピースを埋めるように、お題に沿ったモチーフを組み込んで、どうにか物語を完成させました。
ふー、今回も何とかできた。
いつも、お題企画に参加して感じるのは、制約があることで、自分の中にあった思いがけない着想や引き出しが、外に出てくる面白さ。
あと、ほかの参加者さんたちが、それぞれお題をどのように料理するのかを見るのも、とても勉強になります。
今回私が作った料理は…ちょっと変わった風味がするかも…。でも、私は今まで書いたBL小説の中で、この小説に登場する主人公が一番、「BL的」だなと(勝手に)思っています。
ちなみに、作中に登場する、書店に併設されたカフェは、実際に存在します。最近東京駅を利用していないのですが、多分、閉店していなければまだあるはず。もしよければ、探してみてください。
本編と合わせてこちらも読んでくださった方、どうも有難うございます。
また、素敵な企画を主催してくださっているなみさんにも、お礼申し上げます。…次回もまた、捻ったお題で悶絶させてください笑。
企画の趣旨などについて、なみさんが書かれた記事はこちらです↓
