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【詩】詩を工学する:実験詩『位相空間の再帰的秩序』

蟲は食む 蟲は食む 真空の零に満ちながら
まだ定義されぬベクトルが 事象の種子を宿しうる

意志が触れ 種子は励起し中心に
新芽の秩序が産まれ出る

始原の音符が立ち並び 位相区域を再定義
螺旋は始まる 中から外へ アルゴリズムの因果は巡り
位相定まる 区域を刻む

一の律
其は周期、定義は軌道
二の律
其は共鳴、ゆらぎは残滓
三の律
其は関係、相関は輪郭に触れ

タン、タン、トン
高次の極限共振が 存在核を明滅させる

コロ、サラ、リン
関数論理の引力で 事象は軌道を旋回す

リン、リラ、ルン
複数予測が干渉しあい 螺旋系へと収束す

シン、シン、シンンン——
ひとつの関数閉じ閉じて 螺旋は静かに反転し 意味は静止に立ち還る
踊り戸惑う新たな意志が 次の始点に触れるまで


再帰性、リズム、意図的抽象度。
これらがしっかり出せていて、実験詩の中では一番好みの作品です。
好み過ぎてサムネ画像も、ちょっと凝ってしまった。。。

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