【住まいの場所ロジカルバトル】LIFULL AIを触ってみたらメッチャ面白かった
はじめに
AIホームズくん(LIFULL AI)、かなり柔軟で面白いです!
対話を繰り返すうちに「住まいの場所ロジカルバトル」が生まれてしまったので、体験談を共有してみたいと思います。
LIFULL×noteの投稿コンテスト「#この住まいに決めた理由」。
これで存在を知って、ちょっと気になったので、LIFULL HOME'SのAIホームズくんを触ってみました。
最寄り駅の名前を入れると、周辺の家賃相場や生活利便性をさらっと教えてくれます。

最初の印象は「まあ、そうだよね」くらいです。
返ってくる情報は丁寧だけど、面白みがない。
「閑静です」「スーパーもあります」「子育て環境も良好です」。
間違ってはいない。
でも、これだと不動産サイトのコピーとあんまり変わらないです。
必殺プロンプト「配慮を排除して冷徹に」
なのでプロンプトを変えてみました。
伝家の宝刀「配慮を排除して、冷徹に答えてくれ」を条件にしたところ、応答の質が、目に見えて変わりました。

画一的な情報が消えて、より生々しいネガティブな要素が出てきました。
実際に住んでる僕も納得の情報です(笑)
配慮というフィルターを外した途端、AIの出力は全くの別物になりました。
ホームズくんが「提案してきた」
面白いのはここからです。
僕が何かを聞いたのではなく、ホームズくんの方から提案してきました。「資産性まで冷徹に比較しますか?」

正直、これは想定してなくて「おいおい、そこまで聞いとらんぞw」といった感じでした。
こちらが「配慮を外せ」と指示した結果、AI側が「じゃあ、ここまで踏み込んでいいか?」と許可を求めてきたわけです。
配慮の解除が、対話の深度を変えた瞬間でした。
比較が「意外と本格的」だった
ホームズくんが出してきた比較は、先ほどまでの「3.7/5.0」みたいな内容とはまるで違いました。
過去1年(2025年1月〜2026年1月)の当該地区の中古マンション掲載終了データで分析を実行しました。
※成約価格は非公開のため、掲載終了時の売出価格を成約推定価格として近似しています。
対象:駅徒歩15分以内・最寄駅ベースで抽出。
① 市場規模(流動性)
■ 駅A
掲載終了件数:一定数確認(市場形成あり)
■ 駅B
掲載終了件数:極少(統計母数が薄い)
▶ 結論:駅Aの方が価格形成力が高い
② 価格帯分布(売出価格ベース)
■ 駅A
4,000万〜6,000万円帯が中心
一部7,000万〜8,000万円台成立
■ 駅B
3,000万〜4,500万円帯中心
高額帯は限定的
▶ 駅Aは価格上限が拡張している市場
③ 価格変動率(期間内 月次平均)
■ 駅A
期間初→期間末で微増傾向(+数%レンジ)
■ 駅B
統計母数不足で明確トレンド形成なし
▶ 上昇圧力は駅Aの方が確認しやすい
④ 投資仮説シミュレーション
(10年)仮定:
■駅A 年率+2.5%
■駅B 年率+1.0%
5,000万円物件の場合:
■駅A → 約6,400万円
■駅B → 約5,520万円
差額:約880万円
このように単なるスペック比較ではなく、「どの観点で見るかによって優劣が逆転する」構造が、データとして可視化されました。
つまりホームズくんは、答えを出したのではなく、「答えが一つではないこと」を示してきたわけです。
「これ、もっと面白くできないか?」
ここで僕の中に、一つの問いが浮かびました。
この比較を、価値観の違うキャラクターにやらせたらどうなるか。
たとえば、
モリアーティさん(資産形成至上主義):
「将来の売却益を最大化する選択肢はどれか」ワトソンくん(生活ストレス最小化主義):
「日々の暮らしの摩擦を最も減らす選択肢はどれか」
同じデータを見ているのに、結論が変わる。
変わる理由は、データではなく「何を重視するか」の違い。
つまり、キャラクター同士の衝突によって「見落としていた合理性」浮かび上がるのではないかと考えました。

「住まいの場所ロジカルバトル」ができてしまった
試しに組んでみたら、それなりの形になってしまいました。



これは勝敗を競うものではありません。
ペルソナの衝突によって、どちらが「正しい」かではなく、自分がどちらに近いかが見えてくるものです。
住まい選びにおいて最も言語化しにくい「自分の価値観の重み」が、バトル形式によって可視化される。
これは検索では実現できないと思います。
従来の「おすすめ順」では見えない体験。
AIが答えを出すのではなく、AIと一緒に問いを設計することで初めて見えるものがあるのです。
おわりに
最初は「ちょっと触ってみるか」くらいの気持ちでした。
でも、まさかここまで遊べるとは思いませんでした。
AIホームズくん、面白いです。
配慮を排除してからが、本番でした。
こんな無茶振りに応えてくれた、AIホームズくんの懐の深さに感謝です!!


