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10年ぶりのイタリア独り旅(6)クレモナ前編

6月14日から24日まで、10年ぶりに独りで海外旅行、それも10年前と同じイタリアへと旅してきました。

今回の目的は、10年前と同じ、イタリア国内でのクラシックカーのツーリングイベントである「1000Miglia(ミッレミリア)」を観戦するため。

それでは、旅の後半、まずはクレモナ前編です。


5時間弱かかったクレモナへの移動

6月19日(木)、アレッツォを午後3時43分のローカル列車(Regionale Veloce 4102)に乗り、まずは1時間かけてフィレンツェSMN駅まで。

そこからトレニタリアの特急(Frecciarossa 9320)に乗り換え、2時間45分かけてミラノ・ロゴレド駅(Milano Regoredo)へ。
ちなみにミラノ・ロゴレド駅はミラノ中央駅の手前、大都市ミラノの郊外駅となります。

そして、再度ローカル列車(Regionale TRENORD 2179)に乗り換えて1時間かけてクレモナ駅へ。

クレモナ到着したは午後8時半。

いろいろ別のルートもありましたが、乗り継ぎで遅延した場合、次に代わる鉄道に乗り換え易いルートを考えて決めましたが、乗り継ぎ待ち時間を加えて5時間弱の移動はほんと長かったですね。

乗車券の購入について

ちなみに乗車券乗車券の購入はTrip.comにて。

Trip.comは主にホテルや飛行機の予約で利用しますが、アプリを使えば鉄道の予約もとても便利です。

鉄道の予約は手数料もかからないし、乗車するときは何番のホームに行けばいいのか提示されるし、遅延の案内もあるし、鑑札時には「e-ticket」を提示するだけでOK。

また、乗車時間前だったら、次の電車に変更もアプリから簡単にできます。
それから、会員のランクによっては電車キャンセルによる払戻手数料も無料になります。

なお、Trip.comの設定画面で、通貨を日本円とした場合、Trip.comの換算レートで決済され、通貨をユーロとした場合には決済カード会社の換算レートとなります。

カード会社によっても違いがありますが、Trip.comよりもお得になると思いますね。

とは言え、為替レートは時として上下するので、特急列車ならまずは早割を利用して予定を組み、それに併せて行きたい場所などスケジュールを考えるのも良いかと思います。

ちょっと心配だった貸しアパート宿泊

Casa Vacanza da Franco

そしてクレモナでのお宿は、駅から至近にある民泊用アパート「Casa Vacanza da Franco」。

実は20日から3泊の予定で別のB&Bホテルを予約していたのですが、鉄道ストで、急遽、19日から3泊に変更しようとしたところ、満室だったため、「Casa Vacanza da Franco」に宿泊するよう変更しました。

クレモナへは午後8時過ぎの到着予定だったので、その旨宿のオーナーに伝えると、WhatsAppで直接連絡があり、時間外の立合いとなるので、別途料金が発生しますとのこと。

もしもBooking.comからの予約をキャンセルし、直接予約扱いにすれば別途料金は発生せず、その代わり支払いは、現金か口座振り込みになると連絡がありました。

オーナーからすればBooking.comで手数料を払うよりは、直接対応で宿泊代を全額受取る方が良いとの考えだと思いましたが・・・。

ま、現金の当日払いなら、それも良いかなと、直接予約扱いにしました(本当に泊まれるどうか、一抹の不安はありましたが・・・)。

そして当日、クレモナへ行く電車のなかで、WhatsAppで到着時刻を伝えたら、立ち会うはずのオーナーのお父さんが都合が悪くなり、立合いできなくなったとのことで、結局セルフチェックイン。

建物玄関横にあるキーボックスの暗証番号を教えてもらい、鍵を受取り、建物扉を解除。そして建物内に入り、入り口正面のエレベーター(荷物用のリフトと言うべき設備)に乗り、エレベーター用の鍵を使って4階まで上がり、アパートの鍵で入室。

WhatsAppでの英語メッセージでやり取りしましたが、結構面倒くさかったですね。

でもなんとか、無事お宿に入ることができたので、まずは良かった、良かった。

ほんと他人の家にお邪魔するって感じの空間

そして、久しぶりに翌朝まで熟睡できました~。

クレモナの朝

6月20日(金)。
この日も朝から良い天気。

音楽のまち、クレモナ駅前の弦楽器のオブジェ

昨日、出会えなかったオーナーのお父さんが午前9時に部屋まで来て、宿泊代180€と都市宿泊税のお支払い。

ちなみにオーナーのお父さん、たぶん私よりも少し上だと思いましたが、英語が全くしゃべれず。

私もろくにイタリア語が話せるわけではなかったのですが、なんとか会話ができ、支払い完了。

さて、この日は一日のんびりとクレモナ滞在。
午前中に、留守番の妻のため、「Tigotà」でコスメグッズの買い物。

写真を撮って妻にLINEで送信
アルガンオイルを用いたコスメを購入

そして、「Tigotà」近くの食料品のディスカウントストア「iN's Mercato」で食材とアルコール類を購入。

夜の外食は、特に酒飲みの私にとっては高くなってしまうので、アパートで、おつまみを食べながらビールやワインを飲むだけで十分。

また、持参したノート型パソコンで、カメラ撮影した写真データの整理もゆっくりできるしね。

昼食はトラットリアで

TRATTORIA El SORBIR

昼食はGoogleMapで近くを検索して見つけた「TRATTORIA El SORBIR」にて。

このトラットリアの詳細をネットで見たところ、平日はランチセットがあると分ったので、開店時間に合わせて入店。

明るい感じのトラットリア内

そして、今回のイタリア旅で、初めてパスタ(タリアテッレ)とカツレツを注文。

刻み肉とズッキーニのタリアテッレ
ミラノ風カツレツ

水とコーヒーも付いて15€(約2500円)は、普通のレストランに入るのと比べたら、ほんとお得。

メインディッシュが出る頃には、地元のお客さんでいっぱいに。

味はそこそこ美味しく、ボリュームたっぷりで、お腹もいっぱいになりましたね~。

クレモナ大聖堂(Duomo di Santa Maria Assunta)

十分にお腹を満たしたあとは、クレモナ市内をまち歩き。

まずは翌日、ミッレミリアのチェックポイントとなっているクレモナ大聖堂前の広場へ。

クレモナ大聖堂(Duomo di Santa Maria Assunta)

昼過ぎの広場は日差しが強いので、まずは大聖堂の内部でひと休み。

12世紀に建設が始まり、完成したのは16世紀に入ってから。
荘厳な雰囲気の大聖堂の内部。

私が入ったときには、他に拝観者は2人しかいなく、静けさと涼しげな空間で、椅子に座り、ゆったりと呼吸を整えながら、壁や天井に描かれた絵や文様をしばし鑑賞。

たたずんでいるだけで、良い気をもらった気がします。
気持ちだけですが、小銭で寄附し、大聖堂を後にしました。

ヴァイオリン博物館(Museo del Violino)

今回のイタリア独り旅はミッレミリアを撮影するのが目的ですが、ミッレミリア以外にも是非行きたいと思ったのが、クレモナにあるヴァイオリン博物館。

クレモナと言ったら弦楽器製作で有名な町。

そしてここ、ヴァイオリン博物館(Museo del Violino)では、アマティ、グァルネリ、そしてストラディヴァリの作成したヴァイオリンやビオラなどの名作を直に見ることができます。

ちなみに入場料は一般10€ですが、私は65歳以上ということで、8€の割引チケットで入場することができました。

ヴァイオリン工房の様子を展示
Antonio Stradivari (1644c.-1737) – violin “Clisbee”, 1669
ストラディヴァリの直筆
ストラディヴァリのヴァイオリン「Milano」のケース

この博物館には、丸みを帯びた形状で音響効果の高いコンサート会場(Auditorium Giovanni Arvedi)もありますが、こちらは演奏会などのイベントが開催されるときでないと入館できないとのこと。

クレモナにまた訪れることができれば、是非ともコンサート会場で弦楽器の演奏を妻と一緒に聴いてみたいですね。

バロック音楽の歌と演奏会

そして夕方。

やはり、折角クレモナに来たのなら、弦楽器の演奏を生で楽しみたいと思い、ネット検索したら、ポンキエッリ劇場(Teatro Ponchielli)で、弦楽器とソプラニストによるバロック音楽の歌と演奏会「MONTEVERDI FESTIVAL~Arie Sacre e Profane Fra Barocco e Classicismo」が開催されることを知り、日本で事前にチケット購入しました。

最初は大きな劇場ホールで開催されると思っていましたが、実際には劇場内の3階サロンスペースでこじんまりとした演奏会でした。

バロック音楽演奏用のピアノ
劇場3階のサロンスペース

たまには、こんな風にバロック音楽を楽しむ時間があっても良いかなと思いましたね。
http://www.teatroponchielli.it/

演奏会終了後、お手洗いを利用したいとスタッフにお願いしたところ、劇場内部通路にあるトイレを使わせてもらい、劇場1階のサロンスペースを写真に撮ることができました。

1階のサロンスペース
ポンキエッリ劇場 (Teatro Ponchielli)

クレモナのまち散策

ポンキエッリ劇場から出たのは午後7時半前。
まだまだ外は明るいので、まっすぐ宿泊先へ帰るにはもったいないと思い、まちを散策しながら戻ることとしました。

サンタ・ルチア教会の正面

まちのあちこちに歴史ある教会がありましたが、残念ながら拝礼時間外で、内部を見ることができませんでした。

静かなクレモナのまち。
まちなみを見ていると、ちょっと他の都市よりもゆったりとした雰囲気が感じられました。
たぶん、これは弦楽器の製作のまちとして、音楽や芸術など文化面での気高さが、まち全体に強く醸し出されているんでしょうね。

聖オモボノ・エジディオ教会(Chiesa dei Santi Omobono ed Egidio)
聖アガタ教会(Chiesa parrocchiale di Sant'Agata)
サン・ルカ教会(Chiesa di San Luca)

そして、アパートに戻り、前日買った生ハムなどをおつまみに、赤ワインで晩酌。

6月20日(金)は、ミッレミリア三昧の独り旅において、心と体を整える貴重な一日となりました。

さて、次はミッレミリア最終日、クレモナ&ブレシア編を書きたいと思います。

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