【中間管理職カルテ】なぜ「マーケティング」が必要なのか?
場所と商品に関して
「良い商品」なら売れるのか?
この問いに対してあなたはどのように回答しますか?
「売れる商品」は時と場所によって異なります。
例えば「ユニクロ」と「しまむら」を比較してみます。
今や業界最大手の「ユニクロ」の立地を確認すると、駅構内やデパートなどの比較的人通りの多い場所に出店されています。一方で「しまむら」はどうでしょう。地方の住宅地や郊外のロードサイドが多いです。🌼
つまり「ターゲット層(ペルソナ)」が違うのです。店舗の「場所」によって顧客の「性質」が代わり、求めるものも変わります。
もう一つ良い例があります。トレーニングジムの「カーブス」です。昨今のトレーニングジム業界では各社凌ぎを削る激しい会員争奪戦が展開されていますが「カーブス」は完全に異色です。立地は住宅街でスーパーマーケットに併設されていることが多く、明らかに「年配の女性」をターゲティングしている。「買い物ついでにどうぞ!!」的な軽い印象でマダムの心を鷲掴みなのでしょう。🌼
キャチフレーズも「女性だけの30分フィットネス」です。
本当に上手いです。私の母もまんまと乗せられ、喜んで通っています。ww
「安ければ売れる」のか?
これはいつの時代でも議論されますが、私の回答は「No」です。左右されるのは「価格」ではありません。
携帯電話を例にとれば理解しやすいです。
「あなたの携帯会社はどこですか?」
最近では格安SIMが台頭していますが、殆どの方は3大キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)ではないでしょうか?
つまり、価格よりもその「機能性」「デザイン」「テクノロジー」が重要視されています。
「安ければ売れるのか?」の問いに対する回答は「No」で、
価格ではなく顧客の「満足度」に左右されるのです。🌸
値段に見合った商品であれば、多少割高でも「満足」して購入いただけます。🌼
顧客の選択基準は?
「品質」と「価格」で勝負できるのか?
その回答をする前に2つの商品で見比べてみます。
掃除機の「ダイソン」と「レイコップ」です。

✅ 機能性を全面に打ち出した「ダイソン」
✅ 新ジャンルを打ち出した「レイコップ」
どちらも空前の大ヒット商品です。
ここのように顧客は「品質」と「価格」だけでは不十分であり「付加価値」が必要なのです。また、新たなジャンルを築いた「レイコップ」は、ターゲット層を布団が干せない「高層マンションの住人」や布団が重くて運べない「高齢者世帯」に絞ったところも素晴らしいです。
「特徴的な機能」や「アイデア」など、品質や価格以外の要素で人気が決定している。これが「マーケティング」の醍醐味です。

商売は「押す」「引く」が重要
プロモーション(宣伝)は押したり引いたりが重要です。
専門用語では「プシュ戦略」と「プル戦略」と言います。
1)プッシュ戦略
これは「人的販売」を中心とした戦略です。メーカーから卸売り御者、そして小売業へと支援し、最終的には消費者へプッシュする方法。
2)プル戦略
プッシュ戦略に対してプル戦略。これは「広告」を中心に展開し、消費者の「購買心理」を掴む戦略です。
プシュ戦略を得意とする「パナソニック」に対し、プル戦略を得意とする「ソニー」は有名です。このような視点で両社のプロモーションを観察すると勉強になります。
✅ 同じ商品でも販売方法は1つではありません。
合わせて下記の記事にも目を通して頂くことをお勧めします。
最後まで読み進めて頂きありがとうございました。
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