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引っ越し長者の僕が経験した物件紹介

人間ドックも無事に終わり5、6年前まで住んでいた仙台市某所界隈のスタバで、憧れだったノマド風の午後を満喫しています。単身赴任としてこの辺りに住んでいた頃は毎日が忙しく、週末になると自宅に帰省することが多かったので昼間の環境はあまり詳しくありません。


当時は震災からそれほど時が経っておらず、希望だった新築物件が殆どありませんでした。それまでは神戸の一等地に居を構え、窓のすぐ側に佇むポートタワーやハーバーランドを眺めながら、毎日リッチな気分を味わっていました。


しかし突然、神戸への異動が決まったものですから急いで物件を探さなければなリませんでした。普段は俗に言う転勤時期での異動でしたので、日本中のサラリーマンたちが一斉に大移動をし始める時期。当然、空きが出る物件数も豊富です。だから物件探しにそれ程苦労はしませんでした。しかし、仙台への移動時期はイレギュラーでしたので些か心配していました。


不安は直ぐに現実のものとなりました。会社が契約している不動産中間業者から候補物件がFAXで届く。



「あのー、選択肢が少なすぎますね、それともう少し新しい物件ありませんか」間髪入れず仲介会社に電話をかけて注文をつけました。


FAXで送付されてきた物件は、築50年くらいの2DKと築36年の1LDKの2物件のみでした。信じられない!、地方都市と言えど、こんなに物件が少ないはずはない。


「そんなこと言われてもねぇ、、、」と言うのが最初の仲介会社担当者の反応。「この時期はなかなか空きがなくて、、、」


仙台への異動が決まったのは丁度このくらいの時期、5月中旬だったのです。6月までに転居を終えて欲しいと言うのが会社からの指示でした。


仲介会社からの紹介とは別に、個人でも調べてみようと思い、休日を利用して実際に仙台に来たことがあります。直接現地の不動産へ伺い現状を把握しようと努めたのです。


すると不動産会社の担当者が、
「駅近ですが比較的新しくて格安な物件があります」と、
「ただし、告知しなければならない物件でして、、、」


要するに事故物件です。
何でも以前住んでいた住人が病気で亡くなっているらしかった。
繁華街にも近く、最寄りの地下鉄駅から徒歩1分。確かに立地的には完璧だったのです。


「幽霊って出ますか?」と咄嗟に質問してみたら。
「出ないと思います」と。
「何だよ、思いますって」と不安になり止めることにしました。


事故物件を紹介されたのは今回で2度目。
1度目は8年前の大宮でした。「自殺してても大丈夫ですか?」って。


結局、現地に行って自分の目で確認してみましたが、本当に妥当な物件が少なかった。勿論、お金を出せばそれなりにはありますが、会社の規定内に収めようとすると厳しかったですね。社内基準は震災前にできたものなので、震災後に刷新すべきなのではと強く感じたことを思い出します。


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noteで仲良くしていただいているクリエーター「栄利 杏」さんの記事でも事故物件が取り上げられていました。


不動産「昨日お問い合わせいただいたXX町のマンションですが、まだご紹介できます」

「はい、ありがとうございます」

不動産「ですが、告知事項がありまして…」

「そうですか。じゃあ、結構です!失礼します!」

電話を切ろうとする私。だって、その先の話は想像がつく。聞きたくないじゃないですか。夜にトイレに行けなくなる(笑)

-栄利 杏さん記事抜粋-🌸


やっぱり誰だって嫌ですよね。僕もトイレや風呂に一人で行けなくなるかもしれません。こんなに中年なのに。


結局、僕は築36年経った「半壊」の評価がついていたライオンズマンションに決めて、約3年ほど生活しました。バブル期の物件なのか、フローリングではなく、全て絨毯が敷いてあった。その時点で愛用のルンバ君の役目もなくなりました。


住んでみると意外に快適。ドアが閉まりにくかったことを除けば。


でも良かったこともあります。


引越しの度に会社から割と多くの手当が出ます。僕は単身赴任生活が長く、今年で11年目です。既に7回の引越しを経験しており、周囲の同僚からは引越し長者と揶揄されています。


「引越し長者」心地良い響です。🌱


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