目の奥の疲れや肩こり、便秘にも使うツボ「百会(ひゃくえ)」とは?(セルフケアあり)
こんにちは、今回は百会というツボについて紹介していきます。
このツボはさまざまな効果もあるのでぜひ最後まで見ていただけたらと思います。
少しでもツボや東洋医学に興味を持ってもらえたら嬉しいです。
場所・効果・東洋医学的な考え方について書いてあります。
百会は、東洋医学でも特に重要度が高い“万能ツボ”と呼ばれる存在です。頭のてっぺんに位置し、気・血の巡り、自律神経、メンタル、内臓の働き、姿勢のバランスなど、さまざまな領域に関わるため、「ここを整えると体全体が変わる」と言われています。鍼灸院でもよく使われ、セルフケアにも取り入れやすいツボのひとつです。
僕も患者様にこのツボを使う事が多々あります。
初めての方はなんか不思議な感じとおしゃる方もいます。
百会の場所
百会は、頭のてっぺん(頭頂部)にあるツボです。
場所の見つけ方はシンプルで、どなたでも簡単に触れることができます。

両耳の先端と先端を結んだ線をイメージ
その線の真ん中の位置が百会
頭のてっぺんを指で触れると、少し窪んだような、凹みを感じる部分が目印
また、百会は“正中線(頭の真ん中を通る線)”と耳のラインが交わる場所にあるため、「頭の中心」そのものと言える位置です。
東洋医学では、体の正中線には“督脈(とくみゃく)”という経絡が流れていると考えられています。督脈は全身の気をコントロールする重要なルート。その上に位置する百会は、体全体のエネルギーを整える“司令塔”のような役割を担っています。
百会の意味 – 「百の経絡が会う場所」
百会の名前の由来は「百(多くの)経絡が会うところ」。
つまり、体中のエネルギーが集まり、交わる場所という意味を持ちます。
(諸説あり)
人体は、気・血・水が流れることで健康が維持されますが、そのバランスが乱れると不調につながります。百会は、そのバランスの中心にあり、全身状態に大きな影響を与える“総合調整点”です。そのため、頭痛、ストレス、不眠、めまい、胃腸の不調、気持ちの落ち込み、血圧の変動、自律神経の乱れ、ホルモンバランスの乱れなど、多くの症状に用いられるのです。
百会の効果
百会は、体と心の両面に作用するのが特徴です。
①自律神経を整える
百会は脳のすぐ近くにあり、ストレスや緊張で乱れやすい自律神経に直接働きかけます。
イライラ、焦り、不安、落ち込みなど、感情が不安定になっているときにも有効です。現代の“心の疲れ”に最も必要なツボともいえます。
過緊張を緩めて、副交感神経を高める
呼吸が深くなり、落ち着きやすくなる
気持ちのザワザワが静まりやすい
デスクワーク、育児疲れ、情報過多で脳が疲れている人に特におすすめです。
②頭痛・肩こり・目の疲れに
頭頂部にあるため、頭全体の血流を整える作用があります。
緊張型頭痛やストレス性の頭痛に使われることが多いツボです。
頭の重さやぼんやり感が軽くなる
目の奥の疲れやすさに◎
肩こりによる頭痛にも効果的
スマホ疲れやパソコン作業が続いた日にも効果を実感しやすいツボです。
③気分の落ち込み・ストレス・メンタルケアに
百会は“気を上にあげる”力を持つと言われています。
気が下がって元気が出ない、気分が沈みやすい、やる気が出ない…そんな状態に働きかけます。
東洋医学では、気が滞ると胸がつかえたり呼吸が浅くなったり、抑うつ感が出やすくなると考えます。百会を刺激すると気の巡りがスムーズになり、心が軽くなりやすくなります。
④胃腸の不調・便秘・内臓機能の調整
百会は、内臓をコントロールする役割も持つため、胃腸の動きや食欲にも影響を与えます。
ストレス性の胃痛
食欲のムラ
便秘ぎみ
下痢と便秘を繰り返す
などの“自律神経由来の胃腸トラブル”にも使われます。
また、百会は骨盤内の気の流れにも作用するとされ、産後ケアや更年期の不調にも重宝されます。
⑤姿勢・体のバランスを整える
百会は頭の中心にあるため、体の軸を正す効果も期待できます。
姿勢が悪い人は百会がズレたり、むくんだり、硬くなっていることが多いです。
体の重心が整いやすい
首の位置が整い、肩こりが軽減
呼吸が深くなり、酸素が取り込みやすくなる
鍼灸院でも、全身調整の際には必ず触れることが多いツボです。
百会の押し方(セルフケア)
中指や人差し指を使い、垂直に優しく押す
痛気持ちいいくらいの圧で10〜15秒
深呼吸しながら3回ほど繰り返す
ストレスが強いときは、円を描くようにゆっくりマッサージしてもOK
※強く押しすぎると頭痛を誘発することがあります。あくまで優しく。
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