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【HSS型HSP】「嫁」を一生懸命頑張り過ぎた私が、自分のために生きる、を考えはじめた日


はじめに。
この記事は、無料公開していたものを
姑の1周忌を機に、哀悼の意を込め追加修正しました。

多くの方の目に触れるのも、少し違う気がして、有料という、かたちにしました。

今、もし私と同じような場所に立っていて
しんどい方がいたら、読んで欲しいと思います。

「私だけじゃなかったんだ」
と思えると、少し楽になった私がいたので、共有したいと思います。

あなたは、こんな風に思ったことありますか?

「姑に会うのが、ちょっと、面倒くさいな」
でも、たまには、親孝行しなきゃ

「姑は嫌いじゃないけど、なんかしっくりこないな」
まあ、生まれ育った環境が違うから、こんなもんか、など...


それぞれ
色々な距離感があると思います


姑は、4人兄弟の末っ子
自由奔放で、自己肯定感マックスでした
私は、HSS型HSPの気質も持っているため
コミュニケーションには、苦労しました

性格の違いからか
誤解が生じることもありました
言葉の伝え方、受け取り方も、全く違っていましたから


夫は一人っ子
なので、結婚を決めた時から
姑の老後は、私が面倒を見るんだ
大切にしなきゃ
と、なぜか勝手に決心していました

そんな関係性の中
夫は先立ち
嫁と姑が残されました

夫の突然死からやっと
2年が経った頃の出来事です


姑のおなかの中には、動脈瘤がありました

70代のころ、別の場所を手術したときに分かったのです
そのときは小さくて、大きくならなければ、このままで大丈夫
と医師から言われていた


それから定期的に通院しました


何年かして医師から
「少し大きくなってきてるね」と言われた

姑は「手術はしない」と言った


数年が経ったころ、いつものように病院に行くと医師はこう言った

「うーん、大きくなっていて、いつ破裂してもおかしくないね。とりましょう」

「明日入院できる?」

明らかにいつもとは違う先生の様子だった
今までは
姑の思いを尊重してくれていたのに

その日は手術一択だった

私と姑は顔を見合わせて慌てた


介護士として働く私は、頭の中がグルグルしていた

80代半ばの姑が入院・手術をすれば
今までと同じ生活ができる可能性は低い

でも、その場では伝えなかった
なぜなら
姑が自分で手術を選んだからだ


どんな未来が待っていようと
姑を支えよう、と私は決めた
そして、順調に回復することを祈った

手術は無事に終わった

問題はやはり、その後でした

何日も意識がはっきりしない日が続き
私は、仕事の合間に病院に通った

姑はほとんど眠っていた
たまに目を開けているので声をかけると
支離滅裂なことを言っていた
術後のせん妄状態だった
拘束もされていた
見ていられなかった

このまま、逝ってしまうのではと
マイナスな事も考えてしまった
早く自由にしてあげたかった


2週間ほど経った頃
やっと、一般病室に移れるまでに回復し
歩くリハビリも始まった


ホッとしたのか、私は体調を崩した
家で寝込んで、仕事も休んだ


今思えば、あの頃の私は
心身共にボロボロだった
夫の死後
まだ心の整理ができていなかった

でも、義母のことは
私がやらなきゃ
と、頑張り過ぎていた

仕事には復帰したが
疲れがとれなかった
見舞いに行く体力は
残っていなかった


10日ほど過ぎ、病室に行った


声をかけると、無視された
耳の遠い姑に、小声すぎたかな、と思い
もう一度声をかけた


すると振り向き、私の顔を見て
「誰?」
という顔をした


ドキドキした
認知症になった?と思った

もう一度、今度は私の名前を伝えた
姑が反応した


「生きてたの?全然来ないから、死んだかと思った」

真顔でそう言われた
えっ?
どういう意味?
と思いながらも

笑顔で「体調崩しちゃって」と伝えると
姑はそっぽを向いたまま
もう1度、素っ気なく言った
「そっか。全然来ないから、死んだかと思ったよ」と...

認知症ではなかった

姑が、意識のなかった頃のことを
覚えていないのはわかっている

10日も、見舞いに行けなかったことも
申し訳けなく思っていた

だけど…
なに?この反応は…。

悪意があるのか、無いのかは分からない
でも、姑は明らかに、私を拒否していた


頭の中が、高速で回転したが処理できず

次の瞬間
「あーもういやだ!」と心が叫んだ


病室を出た瞬間、涙があふれてきた
抑えられなかった
バスの中でも涙は止まらなかった
マスクは涙と鼻水でぐちゃぐちゃになった
鼻をすする音がバスの中に響いていた

その後も、お見舞いには行ったが
毎回、姑の素っ気ない態度は
変わらなかった

『あなたの言葉は聞こえませ』
と、姑に言われているかのような空気が
病室での2人の間には流れていた

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