野球界の超人強度。「ショート+レフト=ショフト」という伝説のポジションを知っているか?
こんにちは!野球のポジションで
一番カッコいいのは「ショート(遊撃手)」
だと言い張って譲らない筆者です。
みなさんは、
野球のポジションに「ショフト」という
幻の10番目(?)のポジションが
存在することをご存知でしょうか。
「え? ショート(遊撃手)とレフト(左翼手)の間違いじゃないの?」
そう思ったあなた、
大正解です。
半分は。 実はこれ、
ネットの野球ファンの間で生まれた
「ショートでありながら、レフトの守備範囲まで狂ったようにカバーする超人」を指す究極の造語(スラング)なんです。
今日は、野球界の知られざる(?)
熱熱な概念「ショフト」について、
愛を込めて語らせてください。
■ そもそも「ショフト」ってどこにいるの?
百聞は一見にしかず。
まずは通常の野球の守備位置を思い出してください。
ショートは内野、レフトは外野。
本来、彼らの間には明確な「境界線」があるはずです。
しかし、ひとたび「ショフト」が発動すると、
その境界線は消滅します。
ご覧の通り、
内野の手前でバウンドを処理したかと思えば、
次の瞬間には外野の定位置付近まで爆走してフライを捕球する。
「いや、そこレフトのエリアじゃん!!」
テレビの前でファンがそうツッコミを入れた瞬間、
そこに立っているのはショートではなく、
まぎれもない「ショフト」なのです。
■ 誕生の背景:ある「鉄人」と「超人」の涙ぐましいドラマ
この言葉が広く知られるようになった背景には、
2000年代後半〜2010年代の阪神タイガースにおける、
あまりにもドラマチックな守備事情がありました。
当時、阪神のレフトを守っていたのは、
アニキこと金本知憲氏。
金本氏は連続試合フルイニング出場の
世界記録を持つ偉大な「鉄人」でしたが、
選手生命の終盤、
右肩(※実際には左肩ですが、送球に深刻な影響が出る怪我)
を激しく痛めてしまいます。
満足にボールを投げられない。
それでもアニキは試合に出続ける。
この大ピンチに
、内野から信じられないスピードでバックアップに現れたのが、
当時のショート、鳥谷敬氏でした。
レフト前にヒットが飛ぶ。
アニキが捕る。しかし内野へ返球するのが難しい。
気づけば、ショートの鳥谷がレフトの真後ろ(外野フェンスの手前付近)まで全力疾走して回り込んでいる。
アニキから至近距離でボールを受け取り、鳥谷が代わりにセカンドやサードへ矢のような送球を送る。
この、内野手としての常識を遥かに超えた守備範囲と、先輩を命がけでサポートする姿を見たファンから、敬意と驚愕を込めて「今日の鳥谷、ショートじゃなくて『ショフト』守ってるな……」と囁かれ始めたのが元ネタと言われています。
■ 「ショフト」が成立するための3つの絶対条件
誰もがショフトになれるわけではありません。この幻のポジションを成立させるには、以下の超人的なスペックが必要です。
狂気的な危機察知能力(アンテナ) 打球が上がった瞬間、外野手の体調やポジショニングを脳内で計算し、「あ、これ俺が行かなきゃダメなやつ」と瞬時に判断するバケモノ級の視野の広さ。
圧倒的な俊足とスタミナ 内野ゴロに備えつつ、時には外野の定位置までダッシュで往復するわけですから、普通のショートの1.5倍の距離を走る体力が求められます。
無言の男気(リスペクト) 「なんで俺がここまで走らなきゃいけないんだ」と思ってはダメです。画面には映らない「ここは俺が死守する」という職人魂があって初めて、ショフトは輝きます。
■ まとめ:あなたの組織にも「ショフト」はいませんか?
現代の野球では、データ分析が進んだ「極端な守備シフト」が流行っていますが、「ショフト」はデータを超えた「人と人とのカバーリングが生んだ奇跡のポジション」です。
これって、野球に限らず仕事や学校でも同じことが言えるかもしれません。
「自分の担当部署(ポジション)じゃないけれど、隣のチームがピンチだから限界突破して手伝いにいく」
そんな風に、組織の穴を爆走して埋めてくれる優秀なあの人は、もしかしたらあなたの職場の「ショフト」なのかもしれません。
もし身近にそんな人がいたら、ぜひ阪神ファンが鳥谷氏に送ったような、特大の拍手を送ってあげてくださいね!
それでは、また次のニッチな野球談義でお会いしましょう!
追記
ショフトってサードとセカンドも兼ねてるよね?
とか思ったあなたは友達になれそうです(笑)
