Sonny Rollinsと「吹き続ける」ということ
今朝、Sonny Rollinsのレコードを何枚か買った。
昔から好きだったSonny Side Up” が収録された『Reel Life』。
そこから流れで、There will never be another you.(1965年録音、1978年リリース)
60年代以降の作品を改めて聴きたくなった。
20歳頃。
サックス奏者の佐藤帆さんと、よく路上演奏をしていた。
毎日のように一緒にいて、音楽を聴いて、吹いて、街を歩いていた。
その頃、帆さんが教えてくれたのが、80年代のSonny Rollinsだった。
増尾好秋との時代。
ベルグラーセンの巨大な音。
圧倒的に“歌う”ブロウ。
今思うと、テナーサックスへ本格的に向かっていく理由の一つはSonny Rollinsだった気がする。
もちろん、初期のRollinsの天才性も大好きだ。
でも、自分が本当に感動するのは、後期のRollinsかもしれない。
そこには、
技巧やジャズ史を超えた、
“人生そのもの”が鳴っているから。
苦悩。
迷い。
孤独。
葛藤。
それでも吹く。
Sonny Rollinsには、自分の中でずっと「悩み多い人」という印象があった。
橋へ行った話もそうだし、
何度も活動を止めたり、
自分自身を疑い続けていたように見える。
でも、
それでも最後までサックスを手放さなかった。
それが凄い。
自分も最近、改めて思う。
レーベル。
LP。
流通。
AI。
QRM。
世界観。
色々なことをやっているけれど、
結局、自分の原点は、
「吹くこと」
なんだと思う。
サックスを吹き続けること。
それを忘れない。
Sonny Rollinsは、その人生を全うした人だったと思う。
自分も、そうありたい。
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