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スパイ手帳はロープレの道具だった

note 20日目
昔の駄菓子屋は、お菓子や遊び道具が売っているスーパーマーケットだったのだ。

駄菓子屋ではお菓子を買い、遊び道具も買っていた。スーパーボール、コマ、メンコ、かんしゃく玉、花火、水鉄砲など色々だ。スーパーカー消しゴムを集めるために、遠出をして駄菓子屋巡りをしたこともある。

中でも思い出深いのは「スパイ手帳」だ。他と比べると少し高めな商品だが、2回は買った記憶がある。内容を思い出してみよう。
代表的なのは「水に溶けるメモ」だ。水の中に入れると徐々に溶ける。スーッと溶ければカッコいいのだが、そこまでのものじゃなかった。
次は「変装シール」。子供のとってシールはなぜか楽しいものだった。当時、スパイといえば「変装」で、それに必要なヒゲやホクロ、眉毛などのシールが入っていた。その他にも細々としたシールがあったと思う。

指先から煙を出すべとべとした何かも入っていた。親指と人差し指で挟んでモミモミした後、指を離したりくっつけたりすると煙が出るのだ。あれは何だったのだろうか。
スパイのライセンスか身分証明書のようなカードがあり、個人情報を書けるようになっていた。

モールス信号や暗号解読書、拳銃の仕組みのような簡単な説明書もあったと思う。当時、何の役にも立たないものだったが、スパイという役を演じるための道具が入っていた手帳と言えるだろう。

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