「老害」という言葉もまた古い
岡田斗司夫さんのYouTubeを
観ていた時に
さすがだなと思うことがありました。
↓
昨今「日本はオワコン」的な
論調で語られることが多い中
人口が減ってきているので
それは真実だろうとする一方で
若者に対して
世代間の分断を煽るような
ビジネスに踊らされて
協調されているだけだと
この動画内で岡田斗司夫先生は
語っています。
世代間は分断するものではなく
多くの世代を経験していく中で
地層となって積み重なるものなので
問題なのは
そこを混ぜないことだと言うのです。
この例えは素晴らしいと思いました。
合わせてこうも仰っていました。
「老害」という言葉を使わない方がいいと。
残念ながら「老害」と聞いて
真っ先に思い浮かべたのが
私の尊敬する成田悠輔先生でした。笑
彼が人気になったのもまた
若者に「上の世代に騙されるな」
という論調で語る意見が流行った背景に
あります。
「老害」という言葉も
「女は」とか「黒人は」みたいな
差別用語と一緒だと
言われて気づいた私は
すっかりそのビジネスに
乗せられていました。笑
たしかに
LGBTQなど多様性を認めようとか
男女平等とか訴えている中で
なぜ今どき差別用語である
「老害」というワードがバズっていて
かつ明らかな差別用語であることを
気づかなかったのだろうと。
それはこれまで
虐げられてきた側が
高齢者ではなく
若者だったからです。
例えは不適切かもしれませんが
ナチスドイツのユダヤ人迫害に関しても
分断を生み、煽られたのは
今までユダヤ人によって
金銭的に不利益を被っていた層でした。
例えそう思っているのが
多数ではなくとも
今まで誰もが言語化できなかった不満などを
はっきりと口にしてくれる人がいるならば
その人を盲信し
ついていこうと思う人は多くいるのです。
そして今まで言語化していなかった不満を
言語化してくれたことに対して
新しさを感じ
そこに潜在的に潜んでいる
差別的な古い表現に
気づかなかったりするのです。
これは大多数の価値観が変わる
大きな時代の変革期に起こりうる
落とし穴といえます。
もちろん神様ではないので
10代が60代のことを考えろとか
60代が10代の気持ちになってみろとか
難しいとは思います。
ただ地層を混ぜるように
インターネットを利用して
さまざまな世代間の交流があることで
「ああこんな時代に生きた人は
こう考えているんだな」
と体験できる機会は
どんどんあっていいかと思います。
